今日はおもちゃ病院のドクターです | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 毎月第3水曜日は、私が参加しているおもちゃ病院の開催日です。先月に預かった(入院した)おもちゃ(患者)を持って会場まで出かけます。先月預かっていたのは3件、正月休みの宿題と言うところだったのですが、実は、先月預かることになって、あとの空き時間に調べていて、その時点で故障個所もわかって、ほとんど治ってしまっていました。

 

 いつもの月だと、手が付かないままに早く治さなければというプレッシャーを感じたり、治せないとあきらめたけど、何とかできないかと悩んだりと言ったことがあるのですが、今回に限っていえば、それが無くて気が楽でした。

 

 きょう最初に受けたのが

 こんなおもちゃで、クレーンゲームなのですが、回転はぜんまいで、あとのクレーンのアクションは手でレバーを動かしたそれがリンク機構でクレーンのバケットを動かすだけ、という電池も使わない素朴な構造なのです。それがそのクレーンの動きがまともに動かないということで

持って来れれた、親御さんの前でバラバラに解体したのですが、不具合の原因がよくわかりません。これは時間をかけてじっくり見るしかないと思って、預かる(入院)をお願いしました。

 今でも、どこに不具合があるのかわかっていません。

 

 それで2件目

 よくあるタイプの小さな子供対象のおもちゃで、あちらこちらについているレバーを動かしたりボタンを押したりすると、音が鳴ったり、ランプが点いたりするものです。

 これの不具合はよくあるもので、電池を入れっぱなしにしていたら、電池から液が漏れて、電池ボックスの接点が錆びてしまったというものです。

 現象的にはよくあるのですが、この個体については接点の腐食がひどく、バネ構造の接点の一つは朽ち落ちています。軽微な錆なら、接点をやすりで磨いて修理完了なのですが、ここまで腐食が進んでいると、新しい接点を持ってきて付け替えるしかありません。さすがにその材料までは用意していないし、作業時間もかかるので、これも預かり(入院)となりました。

 

 次の件は、即日修理完了で写真を撮っていません。手で動かしてバネとリンク機構で動くもので、伸びきってしまったバネと、途中で折れているバネの二つのバネが故障個所でした。その場で残っているばねを引き延ばして機能を回復させました。バネは、それぞれそれ専用のものが使われるので、新たに付け替えるにしても、純正部品が手に入らなければ元通りにならないことは仕方がないのです。

 まあ手持ちのものや汎用品から適切なものを選んでそれで治した方がいいのですが、それでも完全には治らないので、今回は、とりあえず動いたので、耐久性が落ちていると説明してそれで修理終了としました。

 

 という訳で預かりの2件、かなりかさばっていますが持って帰りました。

 

 帰りのスクーターには何とか積むことができました。

 

 毎回いろいろなおもちゃに出会い、故障も、それぞれ様々なものがあり、新しい発見もあって、それをちゃんと修理できるとそれはうれしいものです。

 

 さあこれで来月の開催日、2月21日までに満足のいく修理ができているように頑張ります。


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