センター入試 | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 昨日と、今日が「大学入学共通テスト」通称センター入試だそうです。もはや縁が無いというか、私は共通テスト以前の時代の人で、国公立大学は1期校 2期校 となっていた時代でした。私は2期校は横浜国立大学に願書を出していました。当時この大学に過激派学生が多いのは2期校コンプレックスがあるからとされ、それが共通一次試験につながったそうです。

 

 まあそんなことは大昔の話です。今センター一次試験と言うと、私の子供たちが受けたことを思い出します。特に下の子供、双子の女の子二人が大学入試の年、私は失業していて、連続飲酒の真っ盛りでした。

 12月の中頃、私は自宅で、意識を失いそのまま救急車で病院に入れられて2週間ICUに入院しました。退院したのは年も押し詰まった30日ごろでした。

 

 当時の私は全く認識が無かったのですが、その年明けが双子のセンター入試だったのです。受験生にとって、緊張して神経もピリピリしている時期で、それも双子で受験生が二人もいたのです。当時の私は全くそんなことも考えず、入院の世話を妻に頼んで、病院でのんびりと言うか、ぼーっとしていました。退院してからもあなたの病気は酒に問題があるから、それを治療してくれる病院を紹介すると言われたのですが、それに対して「必要を感じたらその時はお願いします」と言って、その時は紹介も受けないままに退院しました。

 

 後々、センター入試を控えた大変な時にいきなり入院して、と非難されましたけど、「そうだったの?」という程度のリアクションでしかありませんでした。

 本当に申し訳ないことそしていたものです。

 たまたま今日の例会の体験談でセンター入試に言及された人がいたので、思い出しました。

 

 当時試験を受けた双子は、それぞれ志望校に無事合格しました。そして大学に入ると間もなく妻とともに我が家を出て行ってしまいました。大学をそれぞれ卒業して就職もし、一人は3年前に結婚し、昨年子供を産みました。そしてもう一人は昨年ようやく結婚しました。

 

 大学入試頃からまるで、父親として何もできなかったわけですが、ようやく親から完全に離れた人生を歩むようになったわけで、何もできないまでも安心できたというのも事実です。


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