一人暮らしの闇 | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 昨日の例会でのことですが、ある会員さんが「ひどい目にあった」そう言ってやってきました。その人は肺気腫とかその手の持病を持っていて、日常でも、酸素タンクを携帯して、酸素の吸入をしているという人です。先日は、脳梗塞になりかかったということで、しばらく入院していました。

 

 夜寝ていて、トイレに行きたくなってベッドから出ようとして体が動かず、そのままベッドから転げ落ちた。立ち上がれないので這いずるようにして部屋の鍵を開けて、救急車を呼ぼうとしたけど、指先が動かず、電話がかけれない。何時間かしてようやく救急につながって病院に運んでもらえた。とのことです。

 その後は検査しても特段の異常が見つからない、どうやら、以前別の病気で入院していた時にから血液をサラサラにする薬を飲むのが途絶えてしまっていたのが原因らしい。今度何か少しでも超硬を見つけたらすぐに救急車を呼びなさいと言われて戻ってきた。とのことでした。

 

 脳梗塞の予防とか、血圧の管理とか、薬の管理とか色々なことも、アルコール依存症になってから高齢化すると、注意しなければいけない事があります。

 

 しかし、何か緊急の異常が起きたときに、救急車を呼んでもらえる家族がいないということは、、その以上の内容にもよるでしょうが、生死を分けることになりかねない、ということがつくづく感じられます。

 今回のようになんとか自分で救急車を呼ぶことができれば、助かるものの、そこで当人が昏倒していたりすると、誰も知らないままに孤独死という可能性が高いのです。

 わたしも、一人暮らしの身、そして70歳越えとなって最近体調も怪しいところが多いことをか思えば、何時同様の事態になってもおかしくありません。アルコール依存症になって、家族に見放された身としては、家族がいない一人暮らしにならざるを得ない現状なのですが、それが悲惨な最期につながることを切実に感じてしまいました。

 

 家族がいず、一人暮らしをしているのは酒に囚われた自分の自業自得でなのですが、寂しいことです。


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