地域活性化 西粟倉村の事例
先週末は大阪国際交流センターで、自治体やNPOを中心とした国際協力の合宿式ワークショップにゲスト講師として参加した。
過疎地、郊外都市、大都市、途上国国際協力の4事例について、マルチステークホルダー型の取り組みを発表するもので、僕は大都市の事例として、今、神戸市と手がけているプロジェクトを発表した。
自分のことはさておき、過疎地の取り組みが、西粟倉村の事例で、かねてから興味をもっていたので楽しみにしていたが、牧大介さんという事業プロデューサーの話を聞いて非常に感動した。
西粟倉村というのは、岡山県の山間部、兵庫県、鳥取県にも面した人口1600人、村の95%が森林の山村である。
町村合併政策にも背を向け、自主的に地域活性化する道を選んだ。
地域には捨ててはいけないものがあります
約50年前に子や孫のために木を植えた人々の想い
その想いを大切にして、立派な百年の森林に育て上げる
そのためにあと50年
あきらめずに村ぐるみで挑戦を続ける決意をしました
西粟倉村長 道上正寿
(百年の森林構想ウエブサイトより)
しかし、林業には課題が多い。
間伐をするための林道を作るために細かく分かれた地権者の調整、合意形成が必要。
木を間伐材としてリサイクルするよりも廃棄処分するほうが補助金が出る。
現在ごく一部でしか行なわれていない間伐を実行するためには間伐設備の増設が必要。
そんな課題を見事に解決していく。
地元の森林組合を地権者との調整役にし、地域おこしの事業プロデュース会社を設立する。
付加価値の低い原木ではなく、最終製品まで村で生産する。
そのためにIターンのデザイナーなどを誘致し、ショールームを村につくる。
設備を増設するために志に賛同する個人から1口5万円の小口ファンドを設けて出資を募る。
西粟倉村の詳細は以下のサイトで見ることができる。
すごくいいモデルだし、すっかり共鳴したぼくは今日1口5万円を出資したのである。
たぶん、原資は取り戻せるように思ったし、仮に取り戻せなくても、西粟倉村で体験できる出資者特典も貴重な経験価値があると思った。
