この日はアグラから列車で
ジャイプールに向かう移動日
朝6時頃だったでしょうか
娘がトイレに行った気配は感じてて
お腹も緩くなっていたので
少し長くても気にしていませんでした
が!!
ガタンっと大きな音と同時に
いつもと違う泣き声
トイレに駆けつけると
ムスメが倒れてる!!!
抱っこでベッドに連れて戻って横にさせて
パニックになっているので
まずは落ち着かせます(娘も自分も)
しゃべれる状態になるまで
10分もかからなかったかもしれませんが
こんな事初めてだったので
私もかなり動揺してたと思います
トイレを終えて
立ち上ろうとした時クラクラ眩暈がして
どっちが出口か分からなくなって
そのまま倒れてしまったらしいです
体温を測ると38.5度
ジャイプール行きの列車の時間は午後
まだ時間はありますが
今日の移動は無理かもしれない
とりあえず今は寝させて
宿オーナーが来たら相談することにします
文化・食事の違いに
慣れない環境
楽しいことと同じかそれ以上に
ハプニングが続くインド
それまで含めて
楽しんでいるつもりではありましたが
家族の中ではあまり変化を好まないタイプ
積もった我慢や疲れが
どっと出たのかもしれません
宿オーナーがやってきたので事情を説明すると
ノープロブレム
ゆっくり休んで、と落ち着いた声で
ありがとう
ただ私たちが使っていた部屋は
次のゲストのための清掃が入るらしく
わざわざ隣の新しい部屋に通してくれました
チェックアウト時間は気にしないで、と
部屋の移動の時
試しに歩かそうとしましたが無理でした
頭痛もあって、
寧ろ悪化しているような…
このタイミングで
ランドリーをお願いしていた洗濯物が
返ってきました
全て半乾きで
アグラの濃霧じゃ自然に乾かないから
お願いしていたのに
宿の委託先も
手洗い→自然乾燥だったようで
乾燥機ないのか尋ねましたが
ブレーカー落ちるから持ってないよーって
困ってるんだったら
知り合いに電気ヒーターを持ってきてもらって
それで乾かすとのことでしたが
最後までヒーター持参の知り合いは
現れませんでした
私も急遽部屋を借りてる身なので
強く言えません
宿オーナーが食事の心配をしてくれました
お昼を過ぎるころでしたが
娘を連れて出るにも
置いて出るにもいかず…
オーナー友人のレストランでもあり、
私たちもおススメしてもらってから連日
通っているレストランでもある
Good Vibes Cafe なら
電話でデリバリーをできるよ!と
感謝ー!!
体調悪い時にはトマトスープらしく
オーナーが娘にそれを勧めてくれる
あとは息子の好きそうな
サンドイッチとクリームソース系のペンネを
部屋をノックする音で
出来立ての料理が届く
ウェイターのお兄さんも
事情を知っているようで気遣ってくれる
合計で₨400少しだったかな
細かいお金が足りないので
チップを含めて
多めに₨500札を渡そうとすると
指を横に振って
₨400でいいよと
どちらかというと
多めに請求された経験しかないインドで
これでいいから早く良くなって、と
足早に帰って行った
お兄さんできすぎでしょ
レストランが人気ある理由がわかります
娘もスープを何口か食べれました
弱っているときにこそ
人の優しさが染みます
今日の移動はもう諦めて
宿を探そうかと話をしていたら
突然娘が起きて
大丈夫、行ける!!
今日行かなかったら
電車の切符取り直しでしょ、って
インドでチケット買うことの
大変さを知っている娘
デリーでもニセモノに出会い
バラナシではプロに頼み
まだ旅が序盤だけど色々あったなぁ
朝より良くなったし
ぎりぎりまで寝てたら行けと思うと言う
ダメ元だけど
そのつもりで動いて移動できなかったら
その時はアグラで宿探そう
覚悟がきまったので
半乾きの洗濯物をバックパックにしまう
私が娘のカバンと娘を抱いてでも行こう