我々は何を作ろうとしているのか。 | TOMTOM日誌

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シンガーソングライター♪本庄冬武のオープン日誌( ゚∀゚)

 
当時、私には、二次元と呼ばれるもの。そしてアニメに対して免疫がなかった。だからこそ、
 
 
 
 
この乙女に心惹かれた刹那、その気持ちは留まることを知らず、とうとう楽曲へと結実していったのだ。そして楽曲発表初日、絶対にウケる曲を書いた、という自負はありつつも、演奏の瞬間まで緊張し、恐れてさえいたものである。だが、演奏後の止まない賛辞には、演ってよかったと、安堵とともに、力も抜け落ちて、膝からガクンと落ちていった様はようつべ漁れば、どっかで見れると思うよ。
 
尚、この乙女が出演の作品のような、特に男女間のやりとり、心理描写と交錯の類の演出は、アニメではよくある手法なのだということは、最近になってようやく気づいたことである。そのくらい、私には、「免疫」がなかった。
 
 

 
 
さて。そして、それは、とある日のライブ終演後の、音楽仲間でもある対バンしたバンドメンバーのひとりの、
「あの歌、めっちゃすきです!あれ、レコーディングしましょうよ!うちらのバンドと!」
という、一言から全てははじまったのである。
 
去年か、一昨年、それこそ、夏、だったように思う。自分としても、この楽曲は、もし録音することがあるとするなら、弾き語り、という形は考えづらかった。その申し出に二つ返事で返したということは言うまでもない。
 
 
 
 
 
 
 
さて。そして、そのプロジェクトは水面下で着実に進行している。
かの作品の作者が自らのそれを「繰り返しの物語」というように、否、音楽というジャンルにおいては、言わば「完結」という二文字はない、永遠の繰り返し、なのかもしれないし、これは、あくまで、その「過程」を切り取った一片に過ぎないのかもしれないが、今、此処に、我々は、作り出そうとしているものがあり、今や、それは、まるで巨大な子宮のなかで脈打ち、世界に生み出されるのを待っている巨人の姿をしているかのようだ……
 
 
 
 
 
 
 
そして、この作品の完成をもって、私のココロの中に、いよいよ大きな一区切りができる予感がする。実際、既に、その予感が、ある。
言わば、この作品は、かつての自分の、言わばのめり込みすぎた魂への、鎮魂の役割を果たすのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
……要するに、「僕が今、此処にいる理由は君となら世界救えるかもしれないから(音源ver)」、いい感じにレコーディング進行してますw Coming Soon……