ツンデレ論?其の弐 | TOMTOM日誌

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シンガーソングライター♪本庄冬武のオープン日誌( ゚∀゚)

「心のそばに」〜「竜とそばかすの姫」挿入歌〜




「竜とそばかすの姫」の鑑賞時、この曲を聴いて、(……まるで、いままでおれと交際してくれた女性が異口同音で放ったフレーズの総意みたいな歌だな)なんて思いました。

なんつーかな。で、この楽曲の雰囲気のように、大体、おれと交際してくれた女性たちのタイプってのは、雰囲気は大人しめって言うんですかね。てか、少なくともリアルに付き合ってきた女で「ツンデレ」は一人もいなかったや。なんて事にハタと気づいたんすよね!





我が著作物にして最初のオリジナル小説、「二つの月」のヒロインは、光野リーン、なんて、その、これまで歩んできた我が女性遍歴の総合の象徴であったと思っております。まぁ、こっからはネタバレになるから多くは語らず、是非、小説、読んでほしいなぁなんて思っているわけですがー。ちな、こちら、光野リーンの可視化モデルとなった、FF14のキャラクター、その名もリーンさん(´^ω^`)ブフォwww






じゃあ、おれの、あくまで、フィクションの世界で、つい、琴線に触れる「ツンデレ」って言うのは、とりわけ、ちょっと病気なんじゃねーかって思うほどの、アスカへの入れ込み様はなんだろう、なんだったんだろうなんて思った時、ふとよぎったのは、亡母の影だったんですよね。


死んじゃったから、話せるんですけど、生前の亡母は、小中もぶっちぎりのオール5で、地元でもトップクラスの高校に入って、「東大間違いなし」とまで騒がれた天才少女だったそうです。実際の上京の理由も東大受験するためだったそうな。そこで日芸に通ってた亡父と交際をはじめ、挙句、亡父の変わりに日芸の一般教養なんかは亡母が受講してたらしいんすが、例えば、専門課程でもない科目の、しかも第二外国語って、講義自体もクオリティ低い事の方が多いと思うんだけど、それで受講したフランス語を、たったそれだけでマスターしてしまうとか、ちょっとおかしくありませんw?実際、おれの知ってるかーちゃんは、物心ついた時には、英語もフランス語も、ネイティブと普通に流暢にやりとりしてました。

ちな、おれも、一応、英語とロシア語をやりますが、これはかなり泥臭い努力の結晶ですw

で、何が言いたいかっていうと!思えば、我がかーちゃんは、少なくとも、ツンツン女であった事は間違いなかったな、と。仲良かった頃の両親のやりとりで言うなら、それはツンデレであったかもしれない、と思う光景すら目に浮かぶんですよねー。





ほんとは、子供なんてこさえないで、家族なんて作らないで、仕事バキバキやってるウーマンになればよかったんじゃねーか、ってのは遺った家族の間で、たまにでる話題っすね。


で、そのツンデレ具合は、仲良かった頃の亡父や他の兄弟には向けられたかもしれないけど、おれには一切、向けられた事はなく、最早、ツンツンどころか、そのハリネズミの針、なんでおれだけ鋼鉄サーベル(苦笑)と言わんがばかりの、時に命の危機すら感じるほどの凶器、狂気でしかなかったと記憶してます。この辺の事も「二つの月」なんかに表現されてるので読んでくれれば、と。








そりゃ、リーンちゃんみたいな、雰囲気優しげな女性に魅かれるってなもんですわw

ただ、やっぱ、母と息子、親子、なのかな、と。
例えば、「トム版エヴァ」で迷わずメインヒロインをアスカにしたのも、(おれも当時の親父や他の兄弟みたいに、ツンデレしてもらいたかった……)って渇望すらあるのかもしれないな、なんて、ふと思ってみたのです。なんかそのへんの「渇望」みたいのが、尚、未だにあるのかもしれませんねー。実際、リアルでツンデレと遭遇しても、多分、ツンの方しかキャッチできなくて(なんだ、この女……)ってパチキレそうなんだけど(´^ω^`)ブフォwww





今回の話題は、迂闊に言葉を羅列すると、自分のコンテンツのネタバレにもなりかねないんで、もどかしいんですが、言わば、僕が書いた二次創作小説「トム版エヴァ」とは、「少年が愛を探し求める旅の軌跡」であったと思うんです。その中でのアスカと碇トマスくんのやりとりは、そりゃ、まぁ、ファンとしてありがちな願望であるとともに、実は、もっと根深い「渇望」があるな、と思ったお話でした。

特に、76話、そのタイトルも「母の想い」なるエピソードの、特に、アスカのある台詞、行動などには、その辺りの願望、渇望が共に如実に現れているかと思います。

本日はシンエヴァ終映日。自分としてもひとつの総括の段階かもと、そんなことを此処に記しておきます。



んなわけで、ライブ、いっちきます。