2015年卒業生だより☆その8『Choux(シュウ)(仮名犬志朗)』☆ | 浦安市の猫を売らない猫の店・保護猫カフェ『猫の館ME』

浦安市の猫を売らない猫の店・保護猫カフェ『猫の館ME』

「猫を売らない猫のお店」としてリニューアルした浦安市の保護猫カフェです。ぜひ遊びにいらしてくださいね。(喫茶営業はしておりません)


5月に入居した『犬志朗』くん、

地元浦安の公園でご飯をもらって過ごしていましたが、

最初は警戒して決して人に近づかなかったそうです。


青空ご飯タイムにも、みんにゃが食べているときは、離れた生垣から顔を出して

じーーーーっと様子をうかがい、誰もいなくなると食べにくる、そんな毎日だったようです。


しかし段々と慣れてきて、他の猫がいないときにスリンスリンとするようになり、

人は大好き♡ということが分かったので、里親さんが見つかるのでは!と保護をしたそうです。


愛称『ケンケン』と、みにゃさんに可愛がっていただきましたドキドキ


お膝乗りも、大好きラブラブ


ちょうど春になった頃、

一組のご夫妻がおしっぽ家族との暮らしを希望されて、訪ねていらっしゃいました。

初めてのことなので“仔猫”さんのほうが、早く慣れるのではないか?とのお考えから、

幼猫さんをご希望でした。


しかしまだまだ発育途上、キャラクターも未知数な仔猫さんや幼猫さんよりも、

落ち着いた時期の大人猫さんのメリットもご紹介していくうちに、

ご自分達の暮らしには、大人猫が良いかもしれないと、

目線を変えてくださいました。


そして入居間もない『犬志朗』くんに、お申込みをいただきましたクラッカー




ところが・・・お話しを進めるために、パパママが来館されたその日の夕ご飯、

クタッと寝ている『ケンケン』、ご飯を食べに来ませんでした。

お熱もなさそうですが、でも『ケンケン』がご飯を食べないなんてあせる

クローズの時間まで、心配そうなお顔でパパママがついていてくれました。


そして翌朝の健康観察、一番に『ケンケン』のところへ行きますと、

元気もなく、黄疸が出ていました。

動物病院で診察を受けたところ、黄疸の他、貧血もあり、直ぐに治療に入りました。

『ケンケン』は、キャリーもケージも大の苦手なので、入院は負担になると思い、

先生と相談のうえ、夜はラウンジで過ごし、通院治療をすることになりました点滴。


毎日の投薬治療は、時間をかけて検査数値が下がっていることを祈るという

『ケンケン』にとっても、回復を祈る私たちにとっても、

ひたすら“待つ”という時間が過ぎていきました。

幸い大きく食欲が落ちることがなく、それが救いであり望みでした☆


パパママは、

決してお近くではないお住まいより時間がある限り会いに来て、

『ケンケン』を励ましてくれましたアップ


そして皆さんの応援のお陰で、約一カ月後には獣医師の先生より、

お引越しのOKをいただきました音譜

良かったね!!『ケンケン』ニコニコ 

パパママはその間、お家の準備をして待っていてくださったのです。


さてお引越しの日、大の苦手なキャリーに入った『ケンケン』は、

道中“世も末かショック!”とばかりに、

大絶叫と脱出を試みて、Daisukiのふた部分を突き上げる突き上げるドンッドンッ

焦ってはならぬっ汗と思うものの、

ハンドル握りながら気が気ではありませんでした。


そして、

パパママが浦安まで通ってくださった道中を運転してみて、

この距離を『ケンケン』に会うためにいつも走って来てくださっていたかと思うと、

胸がいっぱいになりましたハート



さてお家に着いた『犬志朗』くん、

我慢していたキャリーの蓋を開けると“ピョーン”と出て来てお家の探検虫眼鏡目

 


お部屋の真ん中でご飯も食べてにひひ




パパママにナデナデもしてもらいラブラブ


パパさんのお膝にも乗って到着早々、お家を満喫ニコニコチョキ


卒業祝いのプレゼントと記念撮影



そしてベットでひと休みぐぅぐぅ



パパママさんが用意してくれたお名前は、シュークリームをイメージして『Choux(シュウ)』くんシュークリーム

オシャレで恰好良いお名前ですねビックリマーク


それではパパママさんから送られてきた『Choux』くんのお写真をお楽しみください音譜




“ねこのきもち”付録のテントがお気に入り。

遊んでいるなと思っていると、場所が移動しているそうで『Choux』くん趣味は“模様替え”だそうですにひひ





もう一つの趣味は“解体工事”安全第一

“ガリガリラウンジ”やじるし“ガリガリフラット”

どこまで引っ張るか!? まだまだイケるかにゃはてなマーク

でもお利口にゃんです、ここしか“ガジガジ”しにゃいそうですニコニコ




最近少しテレビが見づらくなったそうです目あせる

おしっぽ家族の“あるある”ですねにひひ



長靴をはいた猫ナガグツ...ならぬ“スリッパをはいた猫”スリッパ




少しブログが長くなってしまいますが、

『けめこ』ちゃんが『夢』ちゃんの生まれ変わりのように、

実は『Choux』くんも『ミーコ』ちゃんという猫さんに助けてもらったと、

私は信じています。


ME’sストアのレンタルボックスに出店している“ラミの店”は、

作家であるIさんの愛猫さん“ライムとミーコ”からつけたショップ名なのですが、

その『ミーコ』ちゃん、風邪をこじらして肝臓が悪くなってしまい、

懸命な治療と看病の甲斐なく、5/30に虹の橋を渡ってしまいました。


その知らせを聞いて、保護団体のシェルターで3.11の震災後以来

 一緒にボランティアをしていた仲間でもあるIさんのお宅へ、

ミーコちゃんにお別れを言いにお邪魔しました。

Iさんのお宅は、東京都ですがO梅市。


私の仕事が終わるのを待って、

やはり同じボランティア仲間が車を出してくれて深夜にお邪魔したのでした。

強行スケジュールの訪問でしたが、

どうしても“ミーコ”ちゃんに会いに行かなくては!という思いがありました。


静かに横たわっている“ミーコ”ちゃんは、

肝臓の数値が悪かった影響で、全身に黄疸が出ていました。

「ミーコ、辛かったね。黄疸が強くて耳も肉球もこんなに黄色くなっちゃったんですよ」

と、Iさんが静かに話してくれました。


そして翌朝、前日より気になっていた『Choux』くんの様子を見たときに、

茶トラさんだから黄色なんだけれどさらに黄色く感じ、

“ミーコ”ちゃんのことを思い出して、耳の内側と肉球をみたところ、

驚くほど黄色くなって黄疸症状が出ていました。

気づかせてくれたのは〝ミーコ〟ちゃんだ!と、私は信じています。


『Choux』くんの保護主さんにこの話をしましたところ、

長い保護活動の中で同じような経験が何度もあったそうで、

「自分が猫を助けているようで実は“猫に助けられる”“猫が助けてくれる”ことが

たくさんありましたよ」とおっしゃっていました。
Iさんご夫婦も、『Choux』くんの闘病に心を寄せてくださり、

病み上がりに美味しいご飯を差し入れて卒業を心から喜び、

「ミーコ偉いぞ!よくやった!」と、父ちゃんからメッセージいただきました。



最後に、幸せタイムラブラブのお昼ねちゅうぐぅぐぅ『Choux』くん


『Choux』くん、とっても優しいパパさん、ママさんと、元気に楽しく過ごしてねビックリマーク

ここが『Choux』くんの、ずっとのお家だからね音譜




『Choux』くんおめでと☆のお祝クリック
押して帰ってニャーン★ by いぶ
   ↓       ↓
にほんブログ村 猫ブログ 猫カフェへ
にほんブログ村

☆スタッフ大募集中☆
譲渡担当スタッフの募集要項はこちら
ラウンジタッフ・ボランティアの募集要項はこちら
ストア物販担当スタッフの募集要項はこちら
事務スタッフの募集要項はこちら  
キャットシッターの募集要項はこちら

皆さんのご応募をお待ちしています。



肉球11月の営業時間
(基本的な営業時間と定休日)
平日 
13時より20時まで(最終受付19時)
土日祝 13時より19時まで(最終受付18時)
(火・水 休み)

肉球2015年11月のお休み肉球
3(火)4(水)8(日)10(火)11(水)
17(火)18(水)24(火)25(水)

※3日(火)は、祝日ではありますが定休日にあたる火曜日のためお休み致します。
※8日(日)は臨時休業します。
※場合によってはさらに臨時休館日が増えるかもしれません。
決まり次第、アナウンス致します。


お店のFacebookページ では、
毎日たくさんの速報をUPしています。
Facebookのアカウントを持ってない人でもアクセスできます。
ぜひチェックしてくださいね!

ME's ストアのご案内
お買物いただくとラウンジの入場料ともども、
施設の維持費につながります。
ぜひ、あニャたのニャンズのためのお買物も楽しんでくださいね。


(同時にお読みいただきたいコラム:)
【3年目の活動】◆私たちの目標と切なる思い◆
私たちが猫用品や猫雑貨を販売する理由
猫スタッフへのギフトをME'sストアでお買い求めください