☆マイケル☆ 卒業してゆきました | 浦安市の猫を売らない猫の店・保護猫カフェ『猫の館ME』

浦安市の猫を売らない猫の店・保護猫カフェ『猫の館ME』

「猫を売らない猫のお店」としてリニューアルした浦安市の保護猫カフェです。ぜひ遊びにいらしてくださいね。(喫茶営業はしておりません)


9月22日(日)から都内のご家族のもとで、トライアルをスタートしたマイケル坊やネコ

このたび、先住猫のぴいちゃん(9歳)から家族認定をいただき、無事に正式譲渡になりましたクラッカー




マイケルは、今年の2月に福島県警戒区域で保護された被災猫2世。

保護時の推定年齢は一歳前後なので、震災後に生まれた生粋のノラさんです。






浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

                        館のキャットポールにて




ずっとのおうちを探すため、福島のシェルターからやってきたのは8月が終わろうとしている頃でした。




そして9月16日にはお見合いをして、トライアルが決まり翌週の22日には仮卒業ビックリマーク

館には一ヶ月も滞在しなかったのですねぇ~。もっとマイケルと遊びたかった~にひひ





浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』


                    入居翌日には窓辺の棚でお昼寝ぐぅぐぅ





「マイケルちゃんを我が家に迎えたいと考えています」とご連絡くださったのは自ら創作した作品を発表しているアーティストさん音譜



実は、今回、お名前を出してその素敵な作品をご紹介するか、お店のFacebookページ
(アカウントがない方もアクセスOK!)「チラ見せ」した猫仕様のご自宅を公開するか悩んだのですが....


「猫との素敵な暮らしを提案していきたい」という館のコンセプトとシンクロしていることから、ご自宅のお写真を掲載することにいたしましたラブラブ

もちろんご家族の了解は得ておりますチョキ(両方はね、個人情報保護の観点からNGなのですニャ)




猫の探索心を満たすために設計された猫と暮らすための家ベル


子猫の時に保護し家族として迎え入れた白猫のぴいちゃん(9歳)と茶トラのゆうすけ君。

この二頭のきょうだいニャンズのために計算しつくされた楽しい仕掛けがいっぱいの心踊る空間です虹

ところが、今年の初めにゆうすけ君は重篤な病気にかかっていることが判明し、虹の橋を渡りお空へ還っていったのです。



浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

                 キャットステップからキャットウォークへ続く








浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

             2Fスペースにはキャットウォークが張り巡らされています








浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

                 2F床面にあけた猫穴からキャットステップを使って1Fへ


ゆうすけくんのお写真を拝見して、驚きました。

マイケルととてもよく似たクリックリのお目目、ぽってりとまあるいボディー。


ママさんは、ラウンジで初めてマイケルを見たときに涙があふれそうになった、とおっしゃいました。「けれども、私たちはマイケル君をゆうすけの代わりにしようとは思っていません。マイケル君はマイケル君として、その生涯を守ることをお約束します」

誠実なお人柄がにじみ出るような、とても丁重で心のこもったメールを頂戴しました。





浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

              2Fから降りてくるとまずは「猫ダイニング」
         



お見合い終了後、「ゆっくり猫たちと遊んでいってくださいね」とお伝えして、私はラウンジ内でPC作業をしていました。

ふと顔をあげると、ママさんがキャットタワーのBOXにこもっているテトラに声をかけながらやさしくナデナデしている様子が目に入りました。


「この方なら、大丈夫。ぴいちゃんとのトライアルもしっかり見守ってくださるだろう」






浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

             猫ダイニングの下にはおトイレスペース





トライアル期間中は、ぴいちゃんに怒られながらもにひひ少しずつ行動範囲を広げていることや、ご家族と徐々に触れ合ってコミュニケーションが取れていることなど、細かくご報告いただいていました。




          

仔猫の頃から一緒に暮らしてきたゆうすけくんという大事なきょうだいを突然亡くし、さみしそうにしていたぴいお姉ニャン。年の差があったので、まだ若いマイケルがぴいちゃんに受け入れてもらえるか?でも、マイケルなら大丈夫。そしてこのご家族ならきっと。

そう思いながらいよいよトライアル終了の日が近づいてきました。





浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

                   玄関に設置されたガラス製の脱走防止扉




そして、めでたく正式譲渡が決まり、手続きのために再度お伺いしてマイケルの写真を撮ろうとしたら....


                逃げる叫び 隠れる目




「館の人たちが来た!きっとボクを連れ戻しにきたんだ。ボクはもうどこにも行かないニャ~プンプン





浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

                必死にキャットステップを登るルウくん




マイケルの目は明らかにそう訴えていましたショック!




浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

          「早く帰れニャ~」と上からわたしたちを見下ろしています




違うよ、マイケル。

君は今日から「ルウ」くんという新しい名前を授かりぴいちゃんと一緒にずっとこのおうちで暮らすんだよ。私たちは、ルウくんに「おめでとう祝日」を言いたくて、元気に暮らしている君に会いたくてやってきたんだよ車



しかし、そんなことはルウくんにわかるはずもありませんべーっだ!




浦安市の保護ねこカフェ(風)『キャットラウンジ猫の館ME』

            私の座るソファーの真下で(一応香箱組んでますね)


ナデナデすることはできなかったけれど、ルウくんがご家族に愛されていることは十二分に伝わってきました。

猫ステップも、キャットウォークも慣れた様子で、華麗に走り抜けますOK

ごはんもよく食べて、おトイレも順調、そして夜はママのベッドの上で眠るのだそうですラブラブ



ママさんは気を遣われて、正式譲渡が決まるまでのメールのやりとりで「マイケル君」と書いてくださっていました。けれども、この日の会話の中で何気なく「ルウ」とおっしゃった言葉に



「もうすっかり家族の一員として迎えられているのだなぁ」とじーんと感動ドキドキ



福島県から始まった命のリレー。

猫の館MEを経て、今、しっかりと最終走者に託しました。

ママさんはじめご家族全員は、ルウくんという命のバトンを大切に抱きしめてその生涯を伴走することを誓ってくださいました。



マイケル改め、ルウくん、心からおめでとう。

がんばって生き抜いてきた甲斐があったねグー


そして、マイケルを保護して下さった勇敢なボランティアさん、マイケルに関わったすべての方に

改めてお礼申し上げます。



           ブーケ2どうもありがとうございましたブーケ2




PS.1

ルウくん。また会いに行くから、そのときはお願いだからナデナデさせてね晴れ



PS.2

「ねこのためのおうち」は設計士さんのサイトでご紹介されています(リンクフリーとのことです)
このなかに登場する白猫さんがぴいちゃん、茶トラくんがゆうすけくんです。

ゆうすけくん、お空からぴいちゃんとルウくんを見守っていてねクローバー



http://www.fauna.jp/works_detail_37.html






ボクの最終走者はだれかニャ~? by キュー太郎(キウイ)
 ↓          ↓


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妹さんが大学時代に保護した白猫ぴいちゃん(9歳)ときょうだい猫の茶トラ・ゆうすけくんとともにお引越ししてきました。しかし、今年の初めに、ゆうすけくんは重い病が判明。あっという間にお空に還ってしまったのです。ゆうすけくんがこのおうちで暮らしたのは、数ヶ月間でした。