(31) 直視できなかった映画 | 神戸エサレン Healing space La Ola 靑い草原 

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化学物質過敏症 心の情景 

これからご覧になる方のために、ストーリーはお話ししません。

 

ご覧になった方には、何が直視できなかったか、共通の理由があると

お分かり頂けると思います。

 

 

「ブリキの太鼓」 Die Blechtrommel

ブリキの太鼓 [ディレクターズ・カット版] (字幕版)

 

 

監督:フォルカー・シュレンドルフ

オスカル役:ダーフィト・ベンネント

日本での公開は1981年。

 

昔、カットされたものを観たのですが

何がなんだかわからないままになっていました。

今回はよくわかりました。

やっぱり映画もカットしてはいけないと思います。

 

オスカル役のフォルカーさんは、私より2つだけ年上ですが

当時12歳だった彼が、このような役を演じたことに驚きます。

 

 

 

 

 

「サタンタンゴ」Sátántangó

 

 

サタンタンゴ(字幕版)

監督:タル・ベーラ

イリミアーシュ役:ウィーグ・ミハーリ(音楽も担当)

この俳優は別のどこかで観たのですが、思い出せません。

 

公開1994年。ハンガリー語。

上映時間7時間19分。

 

こんな長時間も観られるかな、と思いましたが

風景や人の表情をじっくりと観察したり

間を感じることが好きなので、あっという間でした。

 

けれども途中、直視できないシーンになり、思わず悲鳴をあげ

これ以上観られないと一旦停止してしまいました。

その声を聴いたパートナーが「どうしたんだ!」と隣の部屋から飛んできて

「もう観るのやめようね」となだめてもらったのですが

続きが気になり最後まで観ました。

観てよかったと思えた映画でした。