ネコ脱出主宰高倉の~✨ヒゲはアンテナ!! -2ページ目

teamキーチェーンさん『ゆらりゆられ』観劇

うちの若手、前田有華がオーディションに参加して、出演させて頂く事になったteamキーチェーンさん!


以前からお名前は伺っていたので前田から『合格しました』と連絡が来た時は僕も飛び上がるほど喜びました!


そのteamキーチェーンさんの公演『ゆらりゆられ』

が本日より開幕しました



ALSという難病と向き合う主人公とその家族の物語


ネタバレになるので詳細は控えますが


まずうちの前田は与えられたシーンを必死に生きておりました!

出番は決して多くないし、下手したらどこに出てたの?と言われるレベルのシーン数ですが、それでも『そこにいる』という等身大で役をしっかり演じております、ギターのスタンバイとチューニングをするシーンの前田はまさに『その役のリアル』をしっかり演じておりますので必見ですよ笑


作品全体を通して

ALSという難病は僕もかつて題材にしようか悩んだテーマでしたが、当時の僕はこの難病をコメディ風味を入れて描くという事が出来ず断念しました


だからこそ今回は非常に楽しみで劇場に向かいました


作品だけの話をしますが


コンビニシーンにそのコメディ要素という物が集約されていたように思います


緻密に作り込まれた演技プランの上で難病の笑える部分を表現されていたのは『さすが!』と思いました!


一番は難病に罹患した当事者ではなくその家族の気持ちや葛藤が一番の見所だったな~と


特に長女役の方、現実を背負い頑なに介護する姿に胸を打たれました


一番嘘がなく、リアルな現実を背負っていたように思いました


人間、家族や近親者がそうなった時に、強く居続けるなんて無理ですもんね


今回の作品テーマはALSという病気が主題ではなく

周りの家族が主題なんだな~と感じながら観劇してました


観なきゃ損な舞台なんてこの世にはありません


今だからこそ観るべき舞台もありません


舞台なんて観たい時に観るのが一番良いです


その上で


今回の舞台『ゆらりゆられ』は


観れたからこそ少し気持ちが変わる


そういう舞台だと思います


東京公演は12日までやってます


少し気持ちが変わるなら行ってみるか♪


そんな気持ちで是非とも吉祥寺シアターに足をお運びくださいませ








やってる事は同じなのに、モヤった事

モヤった事


ちょっと売れてる俳優


某団体に所属している


けど自身のSNSアカウントでは一切団体の表記はせず、過去の映画出演やドラマ出演ばかりを表記している


まるで団体に所属していることが恥ずかしい事の様に隠す


けど所属団体に出演する時にはしっかり告知してる


けど所属している感じではなくあくまで客演です、みたいな風情でいる


自身が出演しない時は所属団体の告知すら一切しない我関せず


劇団に所属しているのがそんなに不利益なのかな?


やめちゃえよ


と思ってしまう


最近は劇団という名前にせず


ユニット、とか、カンパニー、とか名前を付けたがる


責任から逃げたいのかな?


やってる事はおなじなのに


劇団が減ってきて、プロデュース公演が増えてきた


やってる事は


同じなのに

卒業公演『ザ!アンケート』終演、ここから怒涛やからね!一緒に走って行こう

無事に卒業公演『ザ!アンケート』終演しました
ご声援頂いた皆様、力を貸してくれた皆様、観に来てくれた仲間達、本当に本当にありがとうございました~!!

沢山のプレゼントを頂きました、生徒達からの愛、本当に嬉しかった
現場では絶対に泣かないようにしてたのに
生徒から貰ったシャツ
デザインも僕の好みにバッチリだし、サイズもバッチリで
ちゃんと『見てて』くれたんだなぁと
『見る』のは本来僕の仕事なのに
生徒達が『見て』くれていたことが嬉しくて
一人鏡の前で試着しながら泣いてしまいました

本当にありがとう
僕は毎日素敵な世界を見せてもらいましたよ

もちろんここまで来るのは並大抵の事ではありませんでした
学校のイベントやオーディションや授業の課題をこなしながらの卒業公演稽古はかなり過酷だったと思います、なんなら一番忙しい時期に顔合わせからの稽古スタートでした

色々なトラブルが発生しました

まずはコロナ感染
これはキツかった、想定内ではありましたが何度も稽古が中止になり続け全体のモチベーション維持に必死でした

インフル感染、これもヤバかった!予防注射の大切さを伝えて今後に繋げたいと改めて思いました

怪我人、元々持病や古傷がある子達が稽古で奮闘し過ぎてバタバタと倒れていく時期もありました、動かない!稽古に参加しない!という指示を出して復活を待つ時間もありました

声が出ない、一番ヤバかったかも、テンション高い作品だけに一番の生命線でした!稽古のラスト一週間はずっと彼らの声を聞いて不調を見つける作業に翻弄されました

演出総合指揮は僕一人で、全ての稽古を仕切り彼らと対峙するのも僕一人だったので必死で彼らの芝居だけではなく体調や身体を見続ける事が必須項目でした

なので

だいぶ疲れました😊💦

でも

やっぱり卒業公演ってのはその苦労が最後には全て良い思い出になるから不思議です

皆の笑顔はやっぱりキレイでした

僕が教え現在は芸能界でバリバリ活躍している教え子たちも

皆同じキレイな笑顔でした

それを今年も観れた事が僕の財産ですね
これにて2ヶ月以上に及ぶ『ザ!アンケート』の世界は終わりを迎えます
もう全員が同じ舞台で同じ役をやることはないでしょう
だからこそ
この円陣を忘れないで欲しいと思います


高倉は明日から怒涛の客演祭りが始まります

今まで散々偉そうに言ってきた演出家が今度は役者として君らと同じ舞台に立ちます

是非とも観に来て笑ってください、テンション低いな~とダメ出しください、お疲れ様っす実は俺最近こんな事始めて~と近況教えてください、こんなおっさんが頑張ってるなら俺らはもっと頑張れるな!と思ってください

これからは同業者です!

舞台で会いましょう

『これからも一緒に、走って行こう!』

ありがとう最高でした

高倉次回出演作品

五反田のレストランバーにて公演、ゆっくり終演後喋れます、お弁当も付いてます
おもいでゴハン予約フォーム↓
https://www.quartet-online.net/ticket/gohan2?m=0xebcab


バリバリ関西弁の人情コメディ作品!高倉はガッッツリ出演します、関西弁炸裂で爆笑コメディに挑みます、東横線学芸大学駅から徒歩一分の劇場で会いましょう
吉岡大輔生誕祭高倉応援チケット↓
https://ticket.corich.jp/apply/263539/003/

そして

最強の人情ドタバタコメディを描きます!

こちらは9/15チケット発売開始やで!!

年末のネコ脱出が高倉の本当の十八番です
こちらは外せないよ~😊

最強の迷子チケットフォーム↓
https://ticket.corich.jp/apply/278122/ryo/

アンダーグラウンドだから面白いんだよ!


ようやく、無理やり一日だけ休みを作って一人で都内の温泉施設に行ってきた

最寄り駅から数駅の近場だけど
満喫してきました

露天風呂に入りゼロの迷子の事や今後の仕事の事を夢想する

反省は出来た

だから次に向かえる!

最近
小劇場をもっと認知されて盛り上げたい!

という意見を貰ったが

僕は小劇場はアンダーグラウンドな自由で好きな表現が出来る知る人ぞ知る贅沢な場所であれば良いと答えた

皆小劇場をメジャーに押し上げようとするが

だったらあなたがメジャーな人になって小劇場に出れば良い

だったら商業にしてスポンサー誘致すれば良い

だったら芸能人オファーしたら良い

だったら原作使用許可貰って2.5やれば良い

小劇場を闇雲にメジャーにしようとするのが好きじゃない
メジャーになりたいなら
あなたがメジャーになりなさい

スポンサーつけなさい

って思う

僕は地域の片隅で自分のやりたい表現を仲間達とし続ける

やりたい仕事なら企業案件も映画も演出仕事もする

だけど

一番は地域の娯楽というアンダーグラウンドでやり続けたい

高倉良文客演!吉岡大輔生誕祭『半省』に向けて思う事

僕は元々関西小劇場の役者です

劇団新感線、惑星ピスタチオ、そとばこまち、遊気舎、リリパットアーミー、ファントマ、カッパのドリームブラザーズ、立身出世劇場、ランニングシアターダッシュ、等々、動員5000越えの劇団が公演しまくっていた頃にMOTHERという劇団で末席を汚していた役者です

関西というホームから急遽東京に進出する事が決まり世田谷代田という駅の近くのアパートに引っ越したのが25歳の頃でした

最初は東京という町が嫌いで馴染めなかったのを覚えてます笑

あと下北沢がめちゃくちゃゴチャゴチャした町だったのも懐かしい記憶です
劇団も解散して東京で一人ぼっちで活動するわけだから関西の思い出は全部忘れて東京の人になろう!と決意しました

※パズルという作品からセリフ抜粋

今田 『僕も早く垢抜けてバリバリ東京の人っぽくなりたいな~』 

吉本『東京にいる人は皆そう思ってるよ』

というくだりはまさに当時の僕の心情だったように思います

関西の記憶を捨て、東京の人間になろうと必死で生きて、劇団旗揚げして仕事にも奮闘して本当に必死で生きていた頃、とあるプロデュース公演で震災をテーマにした作品に出演しました、ちなみにその作品のヒロインは知江崎ハルカでした笑笑

出演者も多く、人見知りな自分はあまり飲み会に参加しなかったのですが(当時から大人数の飲み会嫌いだった)

たまたま行った飲み会で僕と同じ様に人見知り全開な目つきの悪い関西弁の男が挙動不審な感じで喋りかけてきました

『た、高倉さんって此花学院っすよね?お、俺も此花なんす…』


なんと高校の後輩でした

関西の記憶を捨て、東京の人間になろうと必死で生きてきた僕にとって、その告白はめちゃ新鮮で、関西で生きてきた自分を思い出す瞬間でもありました

それが吉岡大輔と初めての会話でした

高校の後輩が役者をしてるだと?
あの関西でも底辺の偏差値を誇る学校の卒業生が役者になり今同じ現場にいるだと?

半年に一回は悪い事で新聞に載っていた学校の後輩が同じ役者をやっているだと?

めちゃくちゃ嬉しかった

そして役者としては非常にセンスと実力があり、何よりも人一倍『色気』のある役者で、嬉しくてネコ脱出の公演には率先してオファーすることになりました

ここから宣伝です
そんな後輩が40周年生誕祭という興行をプロデュースする事になりました

必死で有名な芸人さんに脚本や演出を依頼して盛り上げようとしてくれてます

毎日日替わりゲストさんを用意してくれてオモロイ事を企画してくれてます

初のプロデュースだからしんどい事や悩む事や心配事が沢山あるだろうに

僕ら出演者には何も言わず抱え込んでくれてます
僕は今回
吉岡大輔のサポートに徹しようとも思いました

後輩が頑張ってるのを助けない先輩はいないでしょ?
ただ悩みや心配や相談は性格上してこないと思います
言い出しっぺだからと全部自分で解消しようとしてます

それをさせず、興行に参加した以上は全力で吉岡大輔を助けたいと思いますし最後一番笑っているのは吉岡大輔であって欲しいです

ご予約は開始してます
脚本はまだベールに包まれてますが、全員が吉岡大輔の40年を祝い成功に導く事だけを考えて全力で挑みます! 

どうかご予約宜しくお願い致します

吉岡大輔生誕祭チケット↓
https://ticket.corich.jp/apply/263539/003/

言った以上は僕も吉岡カンパニーの劇団員であり若手だと思って芝居だけではなく興行の為になるならなんでもやろうと思ってます!

多分まだまだ信用されてないし遠慮されてるので、内訳はあまり知らないですが、しっかり中に入って興行の成功の為にも下支えを出来る限りしていく姿を全力で見せたいと思います

10月はそんな月です

何卒千本桜ホールでお会いしましょうね

吉岡大輔を祝う為に、全力で作品に挑む役者が沢山いるでしょう

小さな飲み屋で『俺も此花学院なんす』

と言ってくれた最強の後輩が掲げた夢

実現して成功させなきゃ先輩と言えないからね

どうか
お力添え宜しくお願い致します






高倉良文客演舞台『おもいでゴハン』の台本覚えながら感じた事

高倉が客演する舞台の台本を読み込んでいます
早速ご予約頂いた皆様本当にありがとうございます

この作品は三話からなるオムニバスストーリーになりまして、私は三話目の『ナポリタン』という作品に出演しております、台本を読みながら感じた事として、いつか誰の身にも起こりうる事であり、愛する人がそうなった時に自分はどうあるべきなのか?
みたいな事がテーマとなってます

愛情とか恋愛とかがベースになっており、自分自身の恋愛観に改めて向き合ってみました
既婚者なので今の嫁との話しは割愛してそれ以前の話しになりますが

基本的に僕は昔から『重い』人間でありどちらかと言うと『めんどくさい』部類にガッツリ入るのと、更に『潔癖症』な部分もあり、まあ…恋愛的な事ではかなり人の好き嫌いがハッキリしてるからあまり幅広く順調な恋愛経験というのは無かったように思えます

逆に元来の性格からか開けっ広げな部分もあって好きなら好きとハッキリ言わないと気が済まない部分もあるので

まあ

恋愛に関してはぐちゃぐちゃハチャメチャな所も多々ありました、思い込みが激しく思いが強いので相手が疲弊してしまうケースが多く、それが原因で分かれたり自然消滅が多かった様に思います

そんな僕が『恋愛』をテーマにした作品に挑むわけなので、こりゃあ必見なわけですよ😊

僕は日替わりゲストなので9/30と10/1しか出演しませんが、良かったら僕の恋愛作品を観に来て頂けたらなと思います

そして応援花を頂けたら尚喜びます!!

相手役は光栄ながら先輩の本倉さつきさん!
演出は絶大な信頼の知江崎ハルカちゃん!

まあとにかく素敵なヒューマンストーリーです

是非とも観にきてくださいね

少しは成長した恋愛出きるかな~



おもいでゴハン高倉良文予約フォーム↓
https://www.quartet-online.net/ticket/gohan2?m=0xebcab



翠座第23回公演
「おもいでゴハン vol.2」
脚本・演出 知江崎ハルカ
2023.9.28(木)〜10.2(月)

【キャスト】
*キッシュ*
小山内詩音
桜井ゆるの
みき(未来猫/演劇ユニットZANNEN座)

*ハンバーグ*
猿山智也
名嶋あゆみ(株式会社アーティストクルー)
花城沙耶

*ナポリタン*
本倉さつき(劇団PIS★TOL)
肥田強志
阿部晃大(翠座)
《日替わりゲスト》
9/28、29、10/2 本多一生

✨9/30、10/1 高倉良文(ネコ脱出)✨

知江崎ハルカ(翠座)

【会場】
FUMO DUE(フーモデュエ) 
東京都品川区東五反田1-11-5 バルミー五反田2F
JR五反田駅東口徒歩5分
都営浅草線A6徒歩3分
※FUMO DUEはイタリアンダイニングバーです

【スタッフ】
脚本・演出 知江崎ハルカ(翠座)
宣伝美術 ジョーイ・レモン
料理監修 小室俊之(FUMO DUE)
当日制作 別府理彩(翠座)
製作 翠座





https://www.quartet-online.net/ticket/gohan2?m=0xebcab

ゼロの迷子ありがとうございました!思う事が沢山ある作品でした



何故か朝から身体中筋肉痛で必死でチャリ乗って現場に向かいました。

改めて
ネコ脱出番外公演『ゼロの迷子~ハナニラ男と雨女~』
ご来場&ご声援誠にありがとうございました

沢山の画像や動画も本当にありがとうございます、現場の合間に眺めてニヤニヤしてます

さて、折角なので制作秘話的な、なぜこの作品を描いたのか?みたいな話をします、長くなるのでご興味ない方は読み飛ばしてください



まずこの作品を描いた一番の理由は、ネコ脱出メンバーが久しぶりに集結する作品だと言う事でした

4月の20周年公演以降外部案件が非常に増えて皆があちこち飛び回る事になりました、劇団ミーティングも出来ない環境の中でなんとか全員の意志疎通と情報共有を考え応援に必死になっていた時期に作品を考えました

外部に出てるメンバーの芝居を冷静に見る事で客観的に良い所も苦手な所も分かるもので

まあそんな事を経て
今のメンバーならこの作品に挑める!
そんな思いで描きました

本来はコントオムニバスや前回作品のスピンオフをしながらトークコーナーとかがあるライトなイベントにしようか?
当初そんな事も考えていましたが

外部に出てたメンバー達がネコ脱出を知らない新たなお客様やファンや関係者を連れてくるだろう、これから客演先でお世話になる方々が来られるだろう、その時にコントオムニバスやスピンオフよりは、『ネコ脱出の本質』みたいな作品を観て貰えた方が良いのではないか?

結果生まれたのが『ゼロの迷子~ハナニラ男と雨女~』という作品でした
脱稿した時にSNSでも呟きましたが
『本公演の物量になっちゃった…』
というのが観てくださった皆様はご理解頂けるかと思います笑

台本のページ数は驚くほど少ないですが、演出は本当に時間がかかりました、特に行間の気持ちや切なさの演出は正直とても苦労しました

怒鳴るセリフ、泣くセリフ、笑うセリフ、そこに至るまでにその役はどんな人生を歩んだか?
ただ単に怒る、泣く、笑う、は見せたくなかったので、お客様が想像する要素を沢山入れたかったという思いが強かった演出期間でした


交通事故というワードが出てきますが、実はそれ自体はこだわっていなくて、それよりも

『自分の家族がそうなったら』
『自分の家族がそれを起こしたら』
『なぜ暴力という行動を起こしてしまったか』
『なぜ家を出ていったのか』
『人を憎む気持ちと許す気持ち』
『雨女の幻を見た脳障害の男』
『ハナニラを見続けた男が何故前を向き扉を開けたのか』

こだわり続けた部分でしたが人間の感情という物に正解はないし答えもないから、誘う道しるべをちゃんと自分は提示出来ているのか?それを最後まで悩み続けました

ゲネプロを諦めて場当たりに時間をかけ、最後まで稽古を続けました

完成した作品のご感想は観てくださったお客様に全て委ねます

SNSでは嬉しいご感想を頂いておりますが、勿論それ以外のご感想もきっとある!!と、作り手側は常に思っておりますし、それを想像して反省、変更、調整を今後していく!というのが我々の仕事でもあるし使命だと思ってます

ただ、この20周年yearのタイミングでこの作品に挑めた事は本当に幸せでしたし、ネコメンバーの成長や作品に挑む気持ちも見れて得た物はとても大きかったです

元気モリモリ教室にもお付き合いくださり誠にありがとうございます、大暴れ、脱線、めちゃくちゃ、好き勝手、アドリブ、というお褒めのお言葉を沢山頂きましたが、元来ネコ脱出の公演は旗揚げ当初はあれを作品の7割やってましたので、正直僕らも大人になったな~とか思ってたりもします笑笑

始まりはコント劇団なので笑

作演出家として元気モリモリ教室に関しては一切プレッシャーも心配もありませんでした、出番前の迫真由美に『小さくまとめるな、もっと暴れろ』とアベンジャーズのキャプテンアメリカみたいな指令を出しました

その後の本質的なシーンを見せる為にも必要な演出でした

この作品のサブタイトル
ハナニラ男と雨女
は僕がどうしても描きたかったタイトルでした、色々考えました(タンポポ男とかひまわり男とか)

でもやっぱりハナニラ男が一番しっくりきました、もう作品で自分の実体験を書かないと4月以降決めていたのにいきなり約束を破ってしまいました💦

そして季節感が2月とか3月になってしまい真夏なのに全員長袖を着なきゃ行けなくなってブーイングが起こりました笑

ラスト
ハナニラ男がスナック(実はスナックの名前はスナックはるかでした笑)の扉を開けた時

雨女が最後『ただいま』
と微笑んだ時

皆様がどんな感情になったのか?どんな感想を抱いたのか?

僕には分かりません、直接聞くような野暮で失礼な事も僕には出来ません

ただ、少しでも『観にきて良かった』と思ってくださったのなら

出演者にプレッシャーや苦労をかけてワガママを貫いた自分の罪悪感が減ります

楽しんで笑いあって作品を作りたいと思いながらも、なかなかそれが出来ない自分自身が悔しくていつも罪悪感に苛まれますが、お客様が何かを得て帰ってくださるなら、変えがたい喜びに変わります

たった2日間の公演でしたが、とてつもなく多くの事を感じて得れた時間でした

自分の娘の彼氏に結婚の挨拶をされて、娘を宜しくお願い致しますと頭を下げるなんて

自分の人生では経験出来ない事をやれて幸せでした
素敵な娘と素敵な娘婿に支えられる

そんな体験が出来るからお芝居って素敵だなと思いました

長くなりましたが、ゼロの迷子はこれから最強の迷子に生まれ変わっていきますが、決して消えません!ゼロの物語から始まった最強の物語が年末お披露目されます、元気モリモリ教室があるのか?野田家はどうなるのか?遠藤家は?二階堂家は?

それは僕もまだ分かりません

ゼロの物語をしっかり反芻しながら

最強に向かおうと思います

読んで頂いて本当にありがとうございました、長々と書いてしまってすみません、正直色々ちょっと疲れてはいます、任せる事や頼む事、甘える事も大切に、頑張って行こうと思います。

これからもネコ脱出を宜しくお願い致します。

おしまい







新たな挑戦をします

20周年記念公演が終わって

考えてたのは去年の今頃ぐらいからで

まあ自分の将来的な事も含め、『何をしたいか?』
をずっと考えてました、もちろん最重要はネコ脱出!これはずっと一番ではある、けれど自分自身が充実してないとこの一番は崩れていくわけで、一番をずっと一番にする為にも色々考えました

客演や映画出演も有難いことにご依頼を沢山頂き、僕だけではなくネコ脱出メンバーにも現在多数のオファーを頂いてます

まるで人気劇団になったんじゃなかろうか?

と思い上がった気持ちになりかけます💦

いや、本当に有難いです😢

まあそんな劇団の主宰がふわふわと現状に甘んじてたらいかんかなと…

ずっと思ってました

そして思いきって応募、

Zoomの面接からスタート

Zoom面接は合格頂き、次は現場にて直接お会いしての面接!

そちらも合格を頂き

次は実技試験!!

30分間の実技試験も合格!!

そして
最終選考会!

こちらも合格!!!

ラストは最終面談と契約書説明と契約

契約完了!!!

この年齢でこんなに『審査』という物を受ける立場になったのは貴重な経験でした、そして全て合格出来たのは今までの現場で培った専門スキルがしっかり発揮出来たからだろうなと、緊張がようやく和らぎました!

新たな現場は
渋谷です

一般の方々に
話し方、スピーチ、発声、滑舌、あがり症対策、MCトークスキル、表現
をマンツーマンでご指導させて頂きます。

芸能人や芸能志望の生徒への指導はもちろん今まで通り継続していきながら
一般の方に生活や会社や日常で起こる悩みから自身に必要なスキルを個々にお悩みを伺いながらのレクチャーに挑戦していきたいと思います

高倉良文新たな挑戦、是非ご声援宜しくお願い致します🙇


主宰者だからね、理想を語るなら行動しないとダメなわけです

20周年記念も終わりを迎え、余韻にたっぷり浸ってたのは僕だけで、うちのメンバーはそれぞれの現場に飛び立って行きました、次にネコメンバーが一同に介するのは8月までありません、昨年のゼロの魔法使いからずっと一緒にいた感じがするのでまあ期間が空くのは良いことかな、とかのんびりした事を主宰の僕は言えないわけで、目下劇団メンバーの応援団長を務めさせて頂いております

なので今日は自分の宣伝は無しで

といいつつ

プライベートというか、現実社会に生きる高倉は少し変化があります、ずっと思っていた事を実現したくて行動に移しました、肩書きが増えそうです

まあ、足りない頭で未来を見据えての行動です

この10日間は劇団メンバーの宣伝とかしながら水面下で自身の人生も考えて活発に行動してました

近々詳細は発表します、やはり劇団主宰として、メンバーに今後の未来がキラキラしていると認識してもらうのも僕の仕事なのでね

なので今日は下記、劇団メンバーの活動を

前田有華がイベント参戦です




長谷実ヅキは初の外部主演です



有田は自分でオーディション勝ち取りました

前田有華が初の朗読劇に挑戦します(かなり素敵な役を頂きました)



そして長谷実ヅキがまたファミリーに参戦します



若手メンバーだけで盛り沢山です

何卒ご声援宜しくお願い致します🙇


自尊心という言葉、これがとても大事なんです

最近よく考える事がある

お芝居とは少し別の様な、でも密接に関わる事だと思うのでよく考えたり調べたりする


お芝居の稽古があって本番もあって、それが生活になって、ずっと自分は人にジャッジされ点数を付けられ評価される仕事を続けてきたわけで


僕自身はかなり人間として感覚は鈍い、つまり鈍感な方だと思うからここまで続けて来れた気もしているが


やはり第三者に評価されジャッジされる場所に身を置くと次第に削られ始める


何が


演技の講師をしている時に、ごく稀に『普段人と話す事が怖いんです、うまく話せない』という教え子からアドバイスを求められる、ただセリフを話すときはビックリするほど快活に話し、流暢に演じたり出来る子だったりする


演技としては要求したことをなんとかこなしているように見えるが


『普段人と話す事が怖い』


これは後々絶対にお芝居の現場で壁に当たるからなんとか解決策を見出だそうと一緒に考えてみる


個々によって原因や対処の違いはある


その子のヒストリーによっても変わる


ただ共通している事がある


タイトルの通りです


『自尊心が低い』事である、自尊心とはプライドとかではなく、単純に自らを尊ぶ心を言います


そこで僕も自分自身を見つめてみた、自分はちゃんと自尊心があるだろうか?


考えた、考えた、凄く考えた結果


自らをあまり尊んでいないと分かった


人から否定されたり認めて貰えなかったり忘れられたり軽く流されたり興味を持ってもらえなかったり、そんな時にすぐ自分を卑下してしまい萎縮してあまり人と話せなくなったりする


時代錯誤だけどそんな自分を『根性がない』と自分で自分を切り捨てていた自分に気が付く


良くない


本当に良くないと思いました、役者として表現者としてだけではなく、人として自分を尊ぶ事が出来ないというのは大問題だと


そして近年そういう教え子が増えて来ている気がしてます、僕らのようなベビーブームに生まれた世代はとにかく子供が多かった、スマホも無かったから会話や走り回る事が娯楽でありコミュニケーションだった


今は違う


一人でも生きれる時代だからこそ、自尊心というものが芽生えにくくなっているように思う


何が言いたいか


自分で自分を褒めよう、無条件で自分にエールを贈ろう、無償の愛をくれるのは親しかいない、けどいつか親はいなくなる、そうなった時、自分に無償の愛をくれるのは自分しかいないのだから、自分で自分を褒めてあげてください


あなたはよくやってる

あなたがいるから僕は寂しくない

あなたが読んでくれたからこのblogは意味があった

あなたは凄い

朝起きて仕事場に向かうだけで凄い

雨なのに出かけるの凄い

人に笑顔を作れるあなたは凄い




それを『当たり前だろ』とか『皆やってる』とか『弱肉強食だろ』とか『人気商売だろ』と言う人には近寄らないようにしましょ、だってそれを『当たり前だ』と決めるのはあなたなんだから


大人になって周りに神経使って自分を卑下して自尊心が無くなれば『人と話せなく』なります


自分を褒めてあげてください


僕も自分を褒めようと思います


人を褒めようと思います


演出は間違った部分や足りない部分を指摘するのが仕事だけど


良い部分を沢山知ってるからそれを言えるわけで


だからもっと見つけなきゃ


沢山その人の良い部分を見つけていく方が絶対楽しいからね


『話し方』『あがり症』から『滑舌』『発声』といった演技の根本的な部分であり人として大切な事を広く伝えていけるような、そんな事を最近よく考えてます



まずは自分を褒めよう


自分はよくやってる

もっともっと人に優しくなれる
自分にも優しくなれる
素敵な仲間がいる自分は凄い
大切に出来る者がいること
凄いよ
ありがとう自分