teamキーチェーンさん『ゆらりゆられ』観劇
うちの若手、前田有華がオーディションに参加して、出演させて頂く事になったteamキーチェーンさん!
以前からお名前は伺っていたので前田から『合格しました』と連絡が来た時は僕も飛び上がるほど喜びました!
そのteamキーチェーンさんの公演『ゆらりゆられ』
が本日より開幕しました
ALSという難病と向き合う主人公とその家族の物語
ネタバレになるので詳細は控えますが
まずうちの前田は与えられたシーンを必死に生きておりました!
出番は決して多くないし、下手したらどこに出てたの?と言われるレベルのシーン数ですが、それでも『そこにいる』という等身大で役をしっかり演じております、ギターのスタンバイとチューニングをするシーンの前田はまさに『その役のリアル』をしっかり演じておりますので必見ですよ笑
作品全体を通して
ALSという難病は僕もかつて題材にしようか悩んだテーマでしたが、当時の僕はこの難病をコメディ風味を入れて描くという事が出来ず断念しました
だからこそ今回は非常に楽しみで劇場に向かいました
作品だけの話をしますが
コンビニシーンにそのコメディ要素という物が集約されていたように思います
緻密に作り込まれた演技プランの上で難病の笑える部分を表現されていたのは『さすが!』と思いました!
一番は難病に罹患した当事者ではなくその家族の気持ちや葛藤が一番の見所だったな~と
特に長女役の方、現実を背負い頑なに介護する姿に胸を打たれました
一番嘘がなく、リアルな現実を背負っていたように思いました
人間、家族や近親者がそうなった時に、強く居続けるなんて無理ですもんね
今回の作品テーマはALSという病気が主題ではなく
周りの家族が主題なんだな~と感じながら観劇してました
観なきゃ損な舞台なんてこの世にはありません
今だからこそ観るべき舞台もありません
舞台なんて観たい時に観るのが一番良いです
その上で
今回の舞台『ゆらりゆられ』は
観れたからこそ少し気持ちが変わる
そういう舞台だと思います
東京公演は12日までやってます
少し気持ちが変わるなら行ってみるか♪
そんな気持ちで是非とも吉祥寺シアターに足をお運びくださいませ
やってる事は同じなのに、モヤった事
モヤった事
ちょっと売れてる俳優
某団体に所属している
けど自身のSNSアカウントでは一切団体の表記はせず、過去の映画出演やドラマ出演ばかりを表記している
まるで団体に所属していることが恥ずかしい事の様に隠す
けど所属団体に出演する時にはしっかり告知してる
けど所属している感じではなくあくまで客演です、みたいな風情でいる
自身が出演しない時は所属団体の告知すら一切しない我関せず
劇団に所属しているのがそんなに不利益なのかな?
やめちゃえよ
と思ってしまう
最近は劇団という名前にせず
ユニット、とか、カンパニー、とか名前を付けたがる
責任から逃げたいのかな?
やってる事はおなじなのに
劇団が減ってきて、プロデュース公演が増えてきた
やってる事は
同じなのに
卒業公演『ザ!アンケート』終演、ここから怒涛やからね!一緒に走って行こう





アンダーグラウンドだから面白いんだよ!

高倉良文客演!吉岡大輔生誕祭『半省』に向けて思う事


高倉良文客演舞台『おもいでゴハン』の台本覚えながら感じた事

ゼロの迷子ありがとうございました!思う事が沢山ある作品でした

新たな挑戦をします

主宰者だからね、理想を語るなら行動しないとダメなわけです

自尊心という言葉、これがとても大事なんです
最近よく考える事がある
お芝居とは少し別の様な、でも密接に関わる事だと思うのでよく考えたり調べたりする
お芝居の稽古があって本番もあって、それが生活になって、ずっと自分は人にジャッジされ点数を付けられ評価される仕事を続けてきたわけで
僕自身はかなり人間として感覚は鈍い、つまり鈍感な方だと思うからここまで続けて来れた気もしているが
やはり第三者に評価されジャッジされる場所に身を置くと次第に削られ始める
何が
演技の講師をしている時に、ごく稀に『普段人と話す事が怖いんです、うまく話せない』という教え子からアドバイスを求められる、ただセリフを話すときはビックリするほど快活に話し、流暢に演じたり出来る子だったりする
演技としては要求したことをなんとかこなしているように見えるが
『普段人と話す事が怖い』
これは後々絶対にお芝居の現場で壁に当たるからなんとか解決策を見出だそうと一緒に考えてみる
個々によって原因や対処の違いはある
その子のヒストリーによっても変わる
ただ共通している事がある
タイトルの通りです
『自尊心が低い』事である、自尊心とはプライドとかではなく、単純に自らを尊ぶ心を言います
そこで僕も自分自身を見つめてみた、自分はちゃんと自尊心があるだろうか?
考えた、考えた、凄く考えた結果
自らをあまり尊んでいないと分かった
人から否定されたり認めて貰えなかったり忘れられたり軽く流されたり興味を持ってもらえなかったり、そんな時にすぐ自分を卑下してしまい萎縮してあまり人と話せなくなったりする
時代錯誤だけどそんな自分を『根性がない』と自分で自分を切り捨てていた自分に気が付く
良くない
本当に良くないと思いました、役者として表現者としてだけではなく、人として自分を尊ぶ事が出来ないというのは大問題だと
そして近年そういう教え子が増えて来ている気がしてます、僕らのようなベビーブームに生まれた世代はとにかく子供が多かった、スマホも無かったから会話や走り回る事が娯楽でありコミュニケーションだった
今は違う
一人でも生きれる時代だからこそ、自尊心というものが芽生えにくくなっているように思う
何が言いたいか
自分で自分を褒めよう、無条件で自分にエールを贈ろう、無償の愛をくれるのは親しかいない、けどいつか親はいなくなる、そうなった時、自分に無償の愛をくれるのは自分しかいないのだから、自分で自分を褒めてあげてください
あなたはよくやってる
あなたがいるから僕は寂しくない
あなたが読んでくれたからこのblogは意味があった
あなたは凄い
朝起きて仕事場に向かうだけで凄い
雨なのに出かけるの凄い
人に笑顔を作れるあなたは凄い
それを『当たり前だろ』とか『皆やってる』とか『弱肉強食だろ』とか『人気商売だろ』と言う人には近寄らないようにしましょ、だってそれを『当たり前だ』と決めるのはあなたなんだから
大人になって周りに神経使って自分を卑下して自尊心が無くなれば『人と話せなく』なります
自分を褒めてあげてください
僕も自分を褒めようと思います
人を褒めようと思います
演出は間違った部分や足りない部分を指摘するのが仕事だけど
良い部分を沢山知ってるからそれを言えるわけで
だからもっと見つけなきゃ
沢山その人の良い部分を見つけていく方が絶対楽しいからね
『話し方』『あがり症』から『滑舌』『発声』といった演技の根本的な部分であり人として大切な事を広く伝えていけるような、そんな事を最近よく考えてます
まずは自分を褒めよう