東日本大震災から13年 | 2025 中学受験に向けて

2025 中学受験に向けて

2024年1月現在・小学5年生の娘の中学受験までの学習、活動などを綴っていきたいと思います。SAPIX には新2年生から通塾中。

東日本大震災から13年。

当時を生きていた人にはいろんな思いがあると思います。

当時、存在しなかった子供達には、津波や大地震が本当のところどんなものかよくわからないと思います。
「高潮」と「津波」の違いがわからない、違いを説明できないのはまさにそれですね。

百聞は一見にしかず
私は子供に当時の映像を積極的に見せています。
あれを見れば、波が見えないくらい遠くで土煙が起こっていても、津波は数分後にやってくる可能性があることがわかります。
車で逃げても、道が塞がったり、逃げる方向が悪ければ津波に捕まってしまうことがわかります。
波の高さが浅いと思っていても、膝をとられたら立つことは難しく、逃げることはできません。

スマトラ島沖巨大地震の時はまだ iPhoneもなく、録画機能を搭載した携帯電話を東南アジアのほとんどの人はほとんど持っていなかったと思います。
(スマトラ地震の1年前、プーケットでSony製の最新のドコモの携帯をパトンビーチのレストランのおじさんに見せたら、液晶の凄さに目玉が飛び出そうになっていました。)
だから、マスコミ以外の庶民の手でたくさんの動画映像が残ったのは非常に貴重なことだと思っています。


もちろん、トラウマのような経験をしていたり、親しい人を亡くしていたら、目を背けたくなるのもわかります。
だけど、人間の想像を超える災害は目を背けてもなくなりはしません。
経験者である大人は知っていますが、どんな災害なのか、想像もできない子供たちこそ、映像を通じて知る必要があると思います。













こちらは阪神大震災、トリアージの瞬間