魔天道ソナタ/天城小百合
「魔天道ソナタ」文庫版全10巻・コミックス版全20巻・秋田書店
高校生の頃、これと「ぴーひょろ一家」が読みたくて
プリンセスを買っていたのも遠い昔に感じてしまった・・。
というのが、これが古本屋さんでセットで激安だったので
懐かしさ一杯で買ってみたのでした。
感想は
すごいぞ・・・・。
なんとなく途中から読まなくなってしまって、最終回は
知らなかったのですが、まさかの展開でした。
その「まさか」も想像を遥かに絶した・・なんというか
とにかく「すごっっ」とでも表現しておきたいと思います。
まず絵柄については、そもそもデビュー作がコレに出てくる
ミカエルという天使(といっても大天使ミカエルとは別物)の
話だったそうでそれも納得。だってキャラクターに対する
愛が暴走しているなという印象。
正直上手くはない・・・んだけど、情熱をひしひしと感じるし
作者自身が「魔天道が好きなんだ~~~!!!」という
のがとてもとても良く分かりました。・・・そんな感じ。
余白のフリートークにも右向きの顔が苦手等と書いてあり
10代の頃、親近感を覚えたものでした。
話が進んで行く内にそういう絵柄もどんどん洗練されていく
んですが、好みかどうかと聞かれると・・ノーコメントって事で。
そしてストーリーもどんどん規模が大きくなっていきます。
もう作者・・ヤケ起こしてるんじゃないのか?と思う位
どんどんどんどんどんどん
と。
もう完結からかなり時間が経っているのでネタばらしすると
(以下念のため白字。反転すれば読めます)
フィラは死んじゃった。で、ミカエルが天使から悪魔に
なっちゃった。実は何かすごい悪魔だったらしい。
そらもうトップに立てるほどの。神レベルの。
んでもって地球滅亡の危機を救えるのは彼だけとか。
ど・・・どうなる!?地球!?というSFテイストにっ。
なんていう感じで。
そして完結はするけど、これでは終わらない。
同人誌という形でサイドストーリーを刊行。
どんな内容かというと、そのフィラ(金髪の悪魔)と
ミカエルがそらもう激しい(以下要想像)・・・だそうです。
オークションでたまに出てるみたいなんで、御興味の
ある方はどうぞ。
んなわけで私にとっては「ぼく地球」に続き
"昔は好きだったはずなのに・・・でも途中で読まなく
なって最近読んでみてある意味泣けた作品"
第二弾となってしまったのでアリマス。
ついでに今は大阪の専門学校の先生をしておられる
との事で、あとはウエブコミック専門として新作を
発表されているとの事。
内容は・・・交尾交尾・・・だそうですよ。奥様・・・。
(何故奥様!?)
面白そうなので参加してみた
Books Ranking
2家庭教師ヒットマンreborn! 隠し弾(シークレット・ブレット)
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4【予約】 BLEACH-ブリーチ-(27)
5【予約】 NARUTO-ナルト-(37)
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7【予約】 名探偵コナン(57)
8One piece(巻45)
9【予約】 ごくせん(15)(完)
10生徒諸君!(教師編 11)
Last Update:March 15, 2007
それと関係ないけど、今日はこれまたへんてこなTBが
怒涛のように来るようになりました。
暫く落ち着いてたんですけどね~汗
ちなみにこの記事をアップして10分で18個程。
本当は承認制なんてしたくないんだけどなあ・・・。
ふり向いてねゴードン/松苗あけみ
僕は天使に嘘をつかない に収録
「僕は天使に嘘をつかない」という本に収録されている
中編なんですが、面白かったです。
1982年発行の本で、文庫化もされていないので
探すのは難度を極めるかも・・・汗
楽天ダウンロードという物で読めるみたいですが
やっぱりコミックは紙で作った本でのほほんと読むもの
じゃ~~と思う方は探してみて下さい♪
(私もコミックは紙の本派です。WEBはなんか疲れるぞ)
舞台はアメリカ。
考えたら松苗作品で初期のものを除くと、松苗作品で
日本以外が舞台となっている作品ってないような気も。
(ロマンスの王国の架空の国を除けば)
御本人曰く海外ものは受けが良くないそうですが、人気も
定着している今なら描いてもヒットしそうなんだけどなあ・・・。
主人公は叔母(母親の妹で独身の小説家)の元でハウス
キーパーとして働く事にしたルルという少女。
彼女は叔母さんであるケイの元に向かう電車の中で
出会ったのがゴードンという美少年。
実はこの彼、ケイの隠し子だったりするわけです。
不倫の恋をしていたケイが身篭ったものの、彼と別れ
1人で育てようにもまだ彼女は若かった・・・。
育児ノイローゼになってしまい、ゴードンは養子に出されます。
だけどちゃんと交流はある。
優しい関係ではないんだけど・・・ね。
そしてルルとゴードン、ケイとゴードンのある意味殺伐とした
関係が始まり、名ストーリーテラーでもある松苗氏が
綺麗にまとめ上げていくのは見事!だと思う。
絵柄も最近のを見慣れていると、昔の絵だなあと思うのに
読み進めているといつのまにかこの当時の絵柄が
とても好きになっているという不思議な作品でもあったりする。
トーンが少なく描き込みの多い絵柄だけど綺麗!なんです。
つーか、松苗氏の絵柄って外国物にも向いていると思う
んだけどなあ・・・。外国物も描いて欲しいなあ。
それとこのゴードン、メガネ美少年なんですが
山田君といい、もしかして松苗氏はメガネ・フェチなのでしょうか。
なーんか愛を感じたりするのです♪
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10生徒諸君!(教師編 11)
Last Update:March 15, 2007
新・花のあすか組/高口里純
「新・花のあすか組」高口里純 1~5巻 祥伝社
全27巻プラス外伝と長編だった「花のあすか組!」の
完結から10年ちょっと程度でしょうか。
時代も随分と変わりました。
今じゃ女子中学生・高校生共に足首までの長いスカートを
履かなくなってしまった時代(今の時代の足が太め・・
おいらもだ・・の女の子はマジで気の毒に思う。)
あすかが帰って来ました。
今の時代の短いスカートを履いたあすかなんて想像するのも
キツイけど、あすかはしっかりと長いスカートを履いてました(ほっ)
携帯電話もかなり登場し、今の時代なんだなと思わされると共に
一昔前になってしまったあすかのスタイルは多少違和感を感じて
しまうものの、これはこれで面白い話になっています。
ひばり様もHIBARIと今の時代ぽく?英文字表記になり、なんと
あのひばりの影という桜紋も登場し、ケータイ・バトルという
携帯を使っての喧嘩なんかも出てくるわけだけど
相変わらずミコは眉毛を剃っているし、蘭塾も健在だし
紅は相変わらずあすかに敵対心バリバリだし・・・と
前作のファンを懐かしい気持ちにさせてくれます。
難点は・・・本が分厚い為に一冊あたりの価格が約1000円と
高価なのと、ページ数が多い=次巻が出るまで時間が掛かる
(魔夜峰央氏のギャグみたいだなあ)事でしょうか。
まあ、この値段もかつてあすかと同世代だった漫画少女たち
対象の読み物だと思うと妙に納得です。
そしてあすかのこういうスタイルについて、現役漫画少女は
どう思っているのか興味があります。
(ああいう長い長いスカートは格好良かったんですよ~)
この連載はまだまだ続きそうな感じ。
作者のサイトを見ると張り切っているのが良く分かるし
またまた長編になるかもな予感です。
で、個人的には「ロンタイ」も再開させて欲しいと思ったり♪
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つるばらつるばら/大島弓子
つるばらつるばら
全1巻 あすかコミックス
大島弓子さんの描くテーマは、あのほんわりとした絵柄で
ついつい誤魔化されてしまうけど、テーマを注目してみると
山岸凉子さん以上に深刻で辛辣な物を選んでいるような
気さえしてしまう。
山岸氏の絵柄は、発狂した人や偏愛、その他の話でも
絵柄がイカニモという感じなので、違和感もないんだけど、
大島氏はというと何度も書いてしまうけど、あの絵本の
ようなほんわりとした可愛い・そっけない絵柄なのに
扱っているテーマは結構重い。
例えば「毎日が夏休み 」は登校拒否。
「バナナブレッドのプディング 」は現実逃避。
「ダイエット 」は拒食症。
代表作の「綿の国星」さえも、捨て猫、子殺し、
発情期と喧嘩、病気の猫、野良猫と実は結構深刻。
・・・などなど。
この「つるばらつるばら 」は性同一障害。ううっ!重い。
主人公の少年は子供の頃から女の子みたいだった。
幼稚園はスカートで通った。
初恋の相手は男の子。勿論玉砕。
成人したらニューハーフカフェの店員さんに。
(注:東カリマンタンではござらぬw)
そんな彼は探し続ける。
自分の前世の愛しい男性を。
彼の家は田舎にあり、世間体が悪いと実家に帰る事を許されず。
だけど彼は決してめげない。
そして探し続ける。
タイトルだけ見ると可愛いお話っぽいんだけど、中身はこんな感じ。
絵柄は可愛いけど、中身は自分を女だと思う男。周りの偏見・・。
このギャップがたまらんな~と思う。
余談だが、チラカシ氏こと息子もカマっぽい(汗)
喧嘩などは嫌いで、玩具奪われても取り返さないし
おままごとや着せ替えごっこもする。
ま、様子を見てこと思うのであった。(呑気な親だ)
面白そうなので参加してみた
タマラ/惣領冬実
タマラ言うとあれだ。
VAN HALENの初期のヒット作。
1984って名作アルバム(ジャンプも入ってる)に入ってたっけ?
・・・
それはパナマ・・・と。失礼しやした。
ああ、インドの山奥で発見された狼に育てられた少女!
それはジェーン!・・・(スチュアー・・!・・いいぞ!北島!)
違った。アマラにカマラだったか?
外国のデラ高い車。
それはカマロだってば。
つまんないのでここらへんにしとこう。んじゃ!
なんてこれだと感想にもならんので改めてw
この「タマラ」は2004年発行のコミックスという事で
絵柄も今の「チェーザレ」とそんなに変わらない。
厳密に言うと青年誌での初長期連載作の「ES」を描いていた
時期に描かれたものらしい。よって絵柄はとてもクールでシャープ。
ストーリーも昔の惣領作品はもうもぞもぞとかゆくなる甘い甘い
恋愛モノがメインだったみたいだけど、これは殺人事件に
巻き込まれるという、結構血なまぐさい話だったりする。
恋愛ものも楽しく読めたけど、個人的にはこっち系のが好きかな。
主人公は有名デザイナーの元で修行中のお針子さん。
タイトルの「タマラ」とはここに所属するファッションモデルの名前。
(おそらく芸名だと思う)
そ。
ファッションモデルと殺人事件。
有閑倶楽部や樹なつみ氏の初期作品を思い出した設定ですが
これも絵がなにより綺麗で上手いのでとても楽しめました。
もう以前書いた通り、血なまぐさいストーリーは美しい絵が最強!
といってもホラーがメインではなく、あくまで犯人探しがメイン
という、謎解き物です。
で、この表紙にもなってるタマラのキャラがこれまた最高!
こんなに綺麗だけど、趣味はオッサン。ガラも悪いと、
昔の惣領作品には登場しないタイプの美人です。
これは表紙買いしてもアタリではないでしょーか♪
タマラ
惣領冬実 2004年6月発行 講談社 390円(税別)
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