『飼い主責任』では解決できないこと | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

一人暮らしの高齢者さん。

たくさんの猫を

飼っています。



年をとり生活状況も変わり、

ますます猫たちの飼育が

困難になっています。



今日はそちらのお宅に

フードを届けてきました。

(これで一ヶ月もつかなぁ)




なぜか今ごろ

ノミが大繁殖してしまい、

多分それが原因で

何匹かの猫が

ハゲハゲになっています。



何とか今日は

ブロードラインもできました。

11匹。



猫たちには、

せめて

してあげられることだけ

ですが。







福祉の方からの相談は、

高齢者さんが

ペットを飼えなくなったという

場合だけでなく、




ペットを飼っている

高齢者さんの生活環境が

大変な状態になっていて、、

というのがあります。



まずは、

『飼い主責任』。



それは、その通りなのですが、

助けが必要なケースが

たくさんあります。



放置すれば、人もペットも

もっと悲惨なことになることが

ハッキリわかるケースです。





きっかけは、、



高齢者さんのこと、

猫のことを、

とても心配している

福祉の方からの相談

でした。



福祉の現場で

できること、できないこと。


私たちボランティアに

できること、できそうなこと。



何度もやり取りをしながら、

飼育支援と見守りの活動が

始まりました。



まだ2年そこらの取り組みで、

他の団体さんとも協力しながら

対応していますが、



マンパワーも

かかる費用も

保護場所も、

何もかもが足りていません。




ケアマネさんからきている

残された黒猫さんの相談。




今回は、

断るという選択が、

頭をよぎります。