飼い主を失う犬や猫たち | 特定非営利活動法人C.O.N

特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

年末に入って、

福祉関係からの相談が

立て続けに入ってきます。



で、

対応が追いつきません。




高齢者さんが

入院して一カ月近く。

もう自宅には

戻れないとのこと。




高齢者さんには

猫さん1匹

家族がいますが、



これ以上飼い続けることは

できません。



ペットのことは、

福祉の方の仕事の範囲では

ありませんが、



なんとかしてあげないと、

と考える福祉の方も多く、

相談が入ってきます。







猫だけが残った部屋に、

2日に1回、

ケアマネさんが

エサをあげに通っています。



ボランティアで。



今日、猫の様子を

確認に行ってきました。



近々、この部屋は

引き払われるそうです。



押入れに隠れ
怯えている黒猫さんは、

当然、

飼い主も居場所も失います。



年齢も、
性別も、
オペ済みかどうかも
不明です。


この子を保護できる場所を

見つけなければなりませんが、

ボランティアのところは、

どこもいっぱいです。






そんなの断るしかないやん、

キリがない、

とよく言われますが、



断ったら、

その猫はどうなるのか?







部屋の中で餓死していた犬猫や

外に放り出され衰弱して

死んでしまった高齢の猫や。。。



残された猫が、

外に捨てられるって

すごく多いんですよ

と話すと、



ケアマネさんは、

「そんなことしたら、

猫はどうなるんですか?

そんな選択肢はなかったです」

と言いました。



飼い主を失う犬猫たちにとって、

こういう福祉の現場の方々が、

最後の砦になってくれています。




年明けすぐには、

猫の預け先がなく、

入院できなくなっている方の

猫たちの一時保護も

あります。




緊急対応できる

保護施設があれば、、、

と思います。




残り1週間。

何とか

年内に答えを出さないと。