前回の藻原城の続きのような感じになります。
鷲巣山城跡は現在、茂原公園となっていて、茂原駅南口から徒歩20分程、または小湊鉄道バスに乗って藻原寺バス停で下車すると徒歩5分程で行くことができます。
アクセスは前回の藻原城とほぼ同じです。
というか、藻原寺の裏山が鷲巣山城にあたりますので、当然ですね。
茂原駅南口。
JR東日本の外房線(総武快速線、京葉線直通含む)が乗り入れています。
前回と同じ説明になってしまうので、これ以上は省略します。
茂原公園に入って間もなくのところにある階段。
ここから登って行きます。
左側に土塁跡と思われる盛り土を見ながら進んでいきます。
階段登ってきただけで、滝のような汗が出てきます(汗)
こちらも土塁跡でしょうか?
若干櫓台っぽい雰囲気が見られますが、よく分かりません。
櫓台のような雰囲気の場所もちらほら見られますが、実際のところはどうなんでしょう?
コンクリートで舗装してあって、歩きやすいです。
鷲巣山城の歴史は不詳ですが、鎌倉時代に斎藤兼綱が居館としていた藻原城の詰城として築かれたとも考えられています。
竪堀跡。
草が生い茂ってして分かりにくいですが、なかなかの迫力でした。
竪堀の頂上部分には展望台風の階段が設置されています。
この階段で竪堀を渡る形になるのですが、もう少しシンプルな、木橋のような雰囲気にしてほしかったなという感じです。
主郭跡に建つ展望台。
主郭跡は思った以上に狭く、展望台がそのほとんどを占めています。
展望台からの景色。
すごく鬱蒼としていますね(汗)
何も見えません。
先程の竪堀に沿って下へ降りていきます。
また、戦国時代末期に後北条氏の配下となっていた土気酒井氏が里見氏の侵攻を防ぐために用いたとも考えられています。
竪堀の途中にみられる横堀。
結構細かく堀が掘られていて、防御性の高さを伺わせます。
細長い曲輪跡。
細い尾根を分断するように、こまめに横堀が設けてあります。
横堀跡。
先程の写真の曲輪を進んでいくと、この横堀に行き当たります。
櫓台(?)。
草木がすごくてあまりハッキリと分かりませんが、何となく雰囲気は掴めました。
茂原市立美術館・郷土資料館。
鷲巣山城の麓にある、美術館と郷土資料館を兼ねた施設です。
詳しくは↓↓
https://www.city.mobara.chiba.jp/soshiki/13-10-0-0-0_1.html
遺構はまあまあ残っているのですが、整備があまり追いついていないのと城の歴史がハッキリしていないので、少々残念な部分はあるものの、それなりに楽しめました。
では、この辺で。
おしろまなぶ。