![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/44/f0/j/o2048273114297682819.jpg?caw=800)
鷺山城跡へは、公津の杜駅から成田市コミュニティバスに乗って下方根古屋バス停で下車すると、徒歩数分で行くことができます。
バスの本数はかなり少ないですので、公津の杜駅または宗吾参道駅から40分くらい歩くのもありかと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/f7/91/j/o2048153614297682883.jpg?caw=800)
公津の杜駅。
京成電鉄本線が乗り入れています。とてもオシャレな駅舎ですね。
駅前には2016年(平成28年)に開校し、翌2017年(平成29年)には医学部が新設された国際医療福祉大学成田キャンパスがあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/45/c1/j/o2048153614297683054.jpg?caw=800)
鷺山城跡150Mの案内表示。
民家の小屋のようなところに突如として現れるこちらの表示、裏庭をお邪魔するような形で進んでいくと、150メートルほどで鷺山城跡の登城路へ行くことができます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/63/28/j/o2048153614297683100.jpg?caw=800)
虎口っぽい登城路。
逆光によりかなり見にくくなっていますね・・・(汗)
右に急カーブしていて、攻め手にはかなり視界が悪い状況です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/5f/34/j/o2048153614297683341.jpg?caw=800)
主郭と2郭を隔てる空堀。
とても広くて深い空堀です。
この城跡で最も見ごたえのある遺構といえるでしょう。
では、まずは2郭方面へと歩みを進めていきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/94/8e/j/o2048153614297683363.jpg?caw=800)
鷺山城址(公津城址)の標柱。
2郭の入口(?)にあります。
公津城というのは鷺山城の別名なのでしょうか??
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/70/a7/j/o2048153614297683383.jpg?caw=800)
妙見神社。
2郭にあるこちらの妙見神社、千葉氏の城には必ずといっていいほどよく見られますね。
鷺山城は築城年代は不詳ですが、千葉宗胤の子・馬場胤重が築いたといわれています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/9f/d4/j/o2048153614297683421.jpg?caw=800)
3郭(?)。
割と広大な平地が広がっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/f9/20/j/o2048153614297683457.jpg?caw=800)
3郭とみられる場所を離れ、さらに歩いていくと小さな祠も見られます。
ここから先へは進めそうになかったので先程の空堀まで引き返し、今度は主郭方面へと進みます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/51/ab/j/o2048153614297683606.jpg?caw=800)
主郭跡。
竹林となっていて、何を撮影したのかよく分かりません(汗)
その後、後期千葉氏宗家である本佐倉城主・千葉輔胤、孝胤、昌胤、良胤の隠居城として用いられたといわれています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/4a/d1/j/o2048153614297683633.jpg?caw=800)
土塁。
竹林に遮られて深入りできませんが、土塁も見られます。
なかなかの大きさの土塁で、防御性の高さが伺えます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/3d/1b/j/o2048153614297683693.jpg?caw=800)
主郭の一角には、天照皇大神宮と書かれている祠があります。
ごくごく小さな祠ですが、大神宮とは大きく出たなという感じです。
さて、せっかく近くまで来ましたので、駅から城跡へ向かう道中にある宗吾霊堂(東勝寺)にも立ち寄ることにします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181106/02/castle-manabu/34/5c/j/o2048153614297982520.jpg?caw=800)
バス専用レーン。
本数は少ないですが、宗吾霊堂にもコミュニティバスが走っています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/d6/d9/j/o1536204814297684328.jpg?caw=800)
会社創立百周年記念碑。
成田市に本社を置くバス会社の千葉交通が創立百周年を記念して2008年(平成20年)に設置した記念碑です。
千葉交通は1908年(明治41年)に成田山新勝寺と宗吾霊堂を結ぶ成宗電気軌道として設立され、1911年(明治43年)には不動尊駅ー宗吾駅間が全通、1927年(昭和2年)には千葉県営鉄道の多古線・八街線を譲り受けますが、1944年(昭和19年)に不要不急線として廃止され、以後はバス事業を中心としています。
千葉交通のHPは↓↓
http://www.chibakotsu.co.jp/index.html
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/0a/6c/j/o2048153614297684188.jpg?caw=800)
宗吾父子の墓。
下総国佐倉藩領の名主・佐倉惣五郎と4人の子の墓です。
1653年(承応2年)、佐倉惣五郎は領主である堀田氏の重税に苦しむ農民のために、4代将軍・徳川家綱に直訴して領民を救いますが、これによって4人の子とともに処刑されたとされています。
東勝寺の住僧である澄祐が刑場跡に埋葬したのがこの墓だといわれています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/70/6a/j/o2048153614297684201.jpg?caw=800)
大山門(仁王門)。
宗吾霊325年祭記念事業として1978年(昭和53年)に完成した門です。
仁王像のところにガラスが使われていたりして、何となく昭和に建てられたんだなぁという雰囲気を持った門です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/59/22/j/o2048153614297684236.jpg?caw=800)
大本堂。
1921年(大正10年)に再建されたもので、本尊に佐倉惣五郎の霊を祀っています。
宗吾霊堂のHPは↓↓
http://sougoreidou.com/
1910年(明治43年)に焼失した大本堂は、開業前の成宗電気軌道の作業場から出火した火が燃え移って焼失したようです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/cd/e5/j/o2048153614297684252.jpg?caw=800)
宗吾霊宝殿。
1935年(昭和10年)に開館した博物館相当施設で、入館料700円(御一代記館と共通)で内部を見学することができます。
月曜日に訪問したので休館日でしたが・・・(汗)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/a1/52/j/o2048153614297684403.jpg?caw=800)
キッチン&カフェ ライトハウス。
公津の杜駅から徒歩6~7分くらいのところにあるお店です。
店内には水槽があって、熱帯魚などを鑑賞することもできます。
ライトハウスのHPは↓↓
https://cafe-lighthouse.amebaownd.com
こちらでお昼をいただきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/17/castle-manabu/69/c5/j/o2048153614297684416.jpg?caw=800)
えび入りチャーハン(760円)。
前身がラーメン屋さんだからか、中華料理屋さんみたいなメニューも多いです。
洋風なお店で中華料理が味わえるという不思議な感覚でしたが、とても美味しかったです。
鷺山城の紹介がやや少な目になってしまいましたが、この辺で終わります。
では。
御城学。