皆さん、忘れないで下さいね。
さて今回は、現在の東京都町田市にあった城、小野路城です。
「おのじじょう」を変換すると、斧事情となって焦ります。どんな事情なのかと・・・。
多摩センター駅南口１０番乗り場、あるいは鶴川駅北口５番乗り場から神奈川中央交通バスに乗り、小野神社前バス停で下車すると、徒歩１５分ほどで小野路城跡へ行くことができます。
多摩センター駅南口。
京王電鉄の相模原線、小田急電鉄の多摩線、多摩都市モノレールの多摩都市モノレール線が乗り入れています。
京王の駅は京王多摩センター駅、小田急の駅は小田急多摩センター駅と名乗りますが、１つの駅といっていいほど近接しています。
鶴川駅北口。
小田急電鉄の小田原線が乗り入れています。
普通列車と準急のみが停車し、急行などの列車は通過します。
小野神社。
天禄年間（９７０～９７３年）頃に武蔵国司・小野孝泰が、祖先の小野篁（おののたかむら）を祀ったのが始まりとされています。
社殿。
装飾が綺麗な社殿ですね。
この神社にあった鐘は文明年間（１４６９～１４８６年）に山内上杉氏と扇谷上杉氏が争った際に、山内上杉氏に陣鐘として持ち去られてしまったという逸話があります。
その鐘は現在は神奈川県逗子市の海宝院にあるのだそうです。
使い終わったのなら戻せよと・・・。
六地蔵。
１、２、３、４、５、６・・・あれ？おかしいな・・・。
１、２、３、４、５、６・・・う～ん、やっぱりおかしいな・・・。
道祖神。
さすが鎌倉街道沿いだけあって、昔ながらの雰囲気が残されているな～と思います。
ここを目印に散策路が舗装された道から土の道に変わります。
空堀跡っぽい地形。
小野路城は、承安年間（１１７１～１１７４年）に小山田有重が小山田城の支城として築き、子の重義に守らせたとされています。
本丸跡へつながる通路。
まあまあ急な坂道なのですが、硬い粘土質の地面で雨に濡れたら滑って登れないだろうなと思いました。
籠城してる時に水を撒いたらかなり時間が稼げるかなと・・・。ここまで攻められてる時点でヤバいですが・・・。
本丸虎口っぽいところ。
本丸に入ってすぐのところにある小さな神社が見えますが、左右の地形の感じから虎口のような雰囲気を感じます。
本丸跡。
意外と広かったです。
１４７６年（文明８年）に長尾景春の乱が起こると、小野路城は小山田城とともに扇谷・山内上杉氏の拠点となります。
土塁っぽい地形。
本丸跡周囲には低いながらも土塁跡と思われる盛り土が見られます。
翌１４７７年（文明９年）に小山田城が長尾景春に攻め落とされると、小野路城も落城したようです。
小町井戸。
本丸跡からすぐのところにあるこちらの井戸、平安時代の歌人で世界三大美女の１人とされる小野小町がこの水で目を洗ったら病が治ったといわれる井戸です。
こんな汚い水でよく目を洗おうと思ったな～と・・・昔はキレイな水だったんですよね、きっと・・・。
虎口っぽい地形。
散策路を歩いて六地蔵のところに戻ってきました。
本当に虎口だったのか分かりませんが、こんな地形を見ると虎口だと思ってしまいますね。
小野路宿里山交流館。
町田市北部に位置する小野路は江戸時代には宿場町（小野路宿）として栄え、多くの旅人で賑わいました。
小野路里山交流館は旅籠・角屋を改修・再整備した施設です。
軽食が食べられたり地元の野菜や果物が売っていたりと、道の駅のような感じの施設ですね。駐車場はありませんが・・・。
詳しくは↓↓
http://www.city.machida.tokyo.jp/kanko/miru_aso/satoyamakoryukan/
麺匠 えい蔵 多摩センター店。
多摩センター駅の北口を出てすぐのところにあるラーメン屋さんです。
こちらでお昼を頂きました。
えい蔵ラーメン（７９０円）。
濃厚な豚骨醤油のスープに茶色い太麺が特徴のラーメンです。
美味しく頂きました。
町田市立陸上競技場。
サッカーＪリーグの町田ゼルビアのホームスタジアムです。
非常にコンパクトな陸上競技場で、２００９～２０１４年（平成２１～２６年）の改修を経て、Ｊ２リーグ戦が開催できる規模の競技場となっています。
スタンド内はこんな感じ。陸上トラックはありますが、程よい距離感でストレスなく観戦できます。
ただ、現状ではＪ１に昇格したとしてもこの競技場が使用できないという難点も抱えています。
詳しくは↓↓
http://www.nozuta-park.com/athletics.html
遺構なのか、そうでないのか判別が難しい個所も多く、解説版をもっと設置してほしいなと思いました。
七夕のお願いごとは何？
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最後に明日の七夕への願いですが、車欲しいですね、通勤用の。
電車通勤も悪くないんですが、駅から遠いんですよね・・・。
色々と不完全燃焼感を抱えながらも、今回のブログを終わりたいと思います。
では。
御城学。