雪の坂道冷たい灰色の空。ふわふわゆっくり舞い散る雪に歩調を合わせて、一歩一歩のぼる坂道。頭のてっぺんに、鼻先に、マフラーの結び目に、静かに雪は降り積もり、ねぇ、わたしはきっといつかまた今日のことを愛しく思い出すんだろうね。吸い込まれそうな空を見上げるせつなささえも。