そんな気分で練習に行ったのでだいぶつらつらと思いのたけをしゃべってしまいました。
わたしとかんぶんはもう何年も一緒にバンドをしてて、こういう風に何度もいろんなことで話しては何度も意見が合わなくて言い争ったりしたものです。
一方がネガティブな発言をすれば、それにひとかけらの優しさも返せなかったことも何度もありました。
それでも今日彼の口からでた言葉はいままでのどんなものとも違う、とても強く、とても深く、結論なんてでなくてもいいかな、と思わせてくれるものでした。
否定の反対は肯定なだけじゃない。肯定の反対は否定なだけじゃない。
なにかにしがみついても、いいじゃないか。
ロックを盾にして、ロックを矛にしてわたしたちはバカみたいに必死に生きてきました。
その日々に残した結果なんて何もないのかもしれないです。
それでもこの人と話しているとまたバカみたいな理想論という夢を恥ずかしげもなくつぶやきたくなるんです。
わたしがいつか死んで星のかけらになっても、わたしの音楽が、わたしたちCastingAroundの音楽がこの世界を美しく照らしてくれたらいいな。
それがきっとわたしの生きた証。
さっきの問いかけはこれからもずっと自分の中に存在していくでしょう。
それでもやっぱりロックが好きだなぁ、なんて実感してしまいました。
練習の最後に演奏したまだ名もない新曲は、泣けるほどに美しく楽しく幸せに、わたしのこのちいさなちいさな世界を照らしてくれました。
