人見知りで口下手な人のためのシンプル会話術。
こんにちは。
接客の悩みを力に変えるカウンセラー奥 武志です。
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以前、20代男性のBさんからこんなご相談をいただきましたので、ご紹介しますね。
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個人店舗のバーで働いています。オーダーテイクや調理補助などがメインです。
お客様とお話するとき、人見知りのためにうまく会話を広げられません。
オーナーからは時々、『会話を広げないとー』と言われてしまいます。
トークの秘訣、会話を広げる方法はありますか?
ただ単にニコニコしているだけで、会話を盛り上げられなく、何から話していいのかわからないので焦るばかりで・・・。
<回答>
小さなバーのようなお店は、お客様との距離が近い分、どうしても会話重視になりますよね。
「人見知り」にも関わらず、そういう場所で働かれているのは、とても素敵なことだと思いますよ^^
オーナーから指摘をされるたびに、
「何か話さなきゃ」⇒焦ってしまう⇒頭が真っ白になる⇒何も思いつかなくなる⇒「何か話さなきゃ」とまた焦る。
焦る気持ちばかりが増幅して、悪循環になってしまっていませんか?
そんなときは、その循環を止めてみましょう。
「話さなきゃ」という考えをちょっと変えて、「何を話そうかな」程度にとどめてみませんか。
会話は重要ですが、サービスマンのすべてが“攻め”のコミュニケーションを取らなくてはならないとは限りません。
深い相槌、絶やさぬ笑顔、「お客様のために」ということが伝わってくる仕事っぷり、きれいな立ち居振る舞い・・・
そんなものでお客様を虜にするサービスマンも世の中ごまんといます。
それから、「人見知り」というのはとても強力な武器ですよ。
人見知りは、相手の考え、動き、視線などが気になってしまうので、短所のように思えますが、よーーく考えてみてください。
これって、接客する上で、大切なことではないですか?
そうなんです。人見知りは、実はサービスマンとして必要な要素をたくさん持っているのです。
まずは焦らず、お客様の口から出た話題に対して、こう返してみましょう。
「それはいつからなんですか?」(人間、自分の歴史を語るのは楽しいものです)
「なぜなさったのですか?」(よくぞ聞いてくれた!と思ってもらえます)
「なるほど、勉強になります。」(でしょ?と気持ちよく感じていただけます)
「ほかにもありますか?」(興味持ってくれたかな?とますます気持ちよく)
必ずしもBさんが見つけた話題でなくても良いのです。質問だけでこんなに広がります。
試してみてくださいね^^
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