居酒屋で酔った男性客にからかわれて困った場合の対処法。
こんにちは。
接客の悩みを力に変えるカウンセラー奥 武志です。
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以前、大学生の女性Aさんからいただいたご相談をご紹介しますね。
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居酒屋でアルバイトをしています。男性客からからかわれて困っています。
「かわいいねー。いくつ?」「メルアド教えてくれない?」・・・など。
お客様はお酒が入ってるし、悪意は無いから軽く流せばいいとわかっていますが、いまいちどう返せばいいのかわからないので、「いえ・・・教えられないので(^^;」と、顔がこわばってしまいます。
笑顔だけは意識していますが、困った表情はどうしても出てしまいます。
どうすれば良いでしょうか?
<回答>
困ったお客様ですね。お酒を扱うお店では、どうしてもお客様は気分良くなってしまい、こういうことがおきてしまいます。
でもAさんはそんなときでも笑顔を意識されているというのは、とても素晴らしいことです^^
まず、結論として、アドレスは伝えないほうがいいかもしれません。
店員とお客様という関係を超えるには、それなりの責任と信頼と歴史が必要と僕は考えています。
かと言って、「教えられません」という言い方だとなんだかぶっきらぼうで、印象が悪くなってしまう恐れもありますね。
お話を伺っている限りでは、こわばってしまうのは「からかわれることに嫌悪感」というより、「どう返せば良いかわからないから困る」が原因のようにも感じます。
ではどうするか?
困るなーと思うことでも、考え方を変えれば、それはコミュニケーションのチャンスになりますから、ここは思いきって活かしてしまいましょうか^^
例えば、
1.「アドレスですか?店長ので良いですか?(笑)わたし、伝書鳩になります(笑)」と冗談を交えて、「あっ、ズルイな~」と返ってくるのを引き出す。
2.「あっ、お皿お下げしますね~(^皿^)」とさりげなく続きの業務をサラっと続けて、
3.笑顔で下がる。
例えにセンスがないですが(笑)、ポイントはお酒の席では、お客様の気分を害さずにお断りするために、断り文句自体を演出してしまうことです。
真面目な顔で「申し訳ありませんが...」と断ると、お酒のノリで話されていたお客様が、「なんか自分がバカみたいだな...」と恥ずかしいキモチになります。
ぜひ、シンプルに考えて、力を抜いてみてくださいね^^
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