ポストたずねて三千里 -32ページ目

箱根駅伝②

ポストたずねて三千里                         

    群衆のなかのワンちゃん






走る人  応援の群衆の中に

ワンちゃんがいました。






 駅伝のランナーが近付くと、

応援の歓声がどっと沸き起こり

ます。ワンちゃんも興奮して

駆け出そうとします。飼い主の

おじさんが必死で止めます。

 青い服の警備のおじさんもワン                            ちゃんがいつ飛び出すか心配                         なんでしょう、ワンちゃんの前から                                一歩も離れず、必死に見張ってい                         ます。






 はっきり言ってこれは迷惑です。







 ワンちゃんもわけがわからない

ので、なぜ止められるのか不満

げです。かれも迷惑なんでしょう。






 警備のおじさんも口には出さない

けど、内心「なんでこんなところへ犬を                             つれてくるんだろう」と迷惑げです。

飼い主はひたすらワンちゃんの

機嫌をとるため、自分の手袋を

なめさせたり、応援の旗を噛ませたり、

苦労してましたが、最前列にいる

こと自体がまちがいであることには

気づいていません。気づいていても

あえて最前列で応援することにこだわ                            っていたのかも知れません。







でもはたしてあの飼い主は応援

していたのかどうか?

私の眼には犬を必死に押さえて

る姿しか見えませんでしたけどね。








 最後のランナーまでワンちゃん

に噛まれる事故もなく通り過ぎる

ことができて、まずまずでした。

 ワンちゃんもごくろうさまでした。

 ずっと眺めていた私もくたびれ

ました。


箱根駅伝

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    8区藤沢・遊行寺坂を登る






走る人 正月はなんといっても

箱根駅伝です。





 復路の8区を走る選手たちを

応援しました。




 


 選手たちは、平塚中継所から                                   すでに相当の距離を走って

スタミナを消耗しています。





 そこへもってきて藤沢市の遊行寺の                          

坂道です。

 なんという過酷なコースでしょう。

 往路では戸塚の権太坂が、

復路ではこの遊行寺坂が心臓破り                          の苦しい上り坂です。





 

 いま走りすぎようとしている

選手は法政大学の選手です。






 選手の息づかいは激しく、汗は                              まぶたに滴り、目は血走っています。

 ひた、ひた、と地面をたたく足音が                             響きます。





 沿道の人たちは声をからして

「がんばれ!がんばれ!」と旗を

振っています。

 この光景を何にたとえたらいい

のでしょうか。





 ひとりの選手にたいする

人びとの必死の応援の姿は、

まぎれもなく日本人の姿です。                               美しい風景です。

 しかし、なにかせつないものを                                 感じる風景でもあります。                                   






                      

 





 







謹賀新年!

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走る人 2010年が明けました。

  





  さて、







  いったいどんな年に

 なるのやら・・・?







  心配で心配で、

   






  たまりません。







  


年末の一日④

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     おだやかな師走の海







走る人  2009年もあとわずか。

  

  




  来年は寅年。はたして

 景気は猛虎の勢いを回復

 できるか?






  あるいは国民が猫のように

 従順にオザワさんのいいなり

 になって、中国にペコペコする

 ばかりの

 卑屈な日本に変わり果てる

 のか。






  大みそかの今日は、

 強い北風が吹き荒れている。

 来るべき年を予感させて、 

 なんだかコワイ年末である。







  

年末の一日③

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     富士山がよく見えた







走る人  その日は富士山がよく

見えましたよ。



 富士山が見えると、すこし

得したみたいな気がして

気分がいいですね。



 

年末の一日②

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走る人 今日は午前中曇っていたけど

途中からパッと太陽が照り始め

ましたね。





 気温も上昇して14度まで

上がり・・・





 そこでちょっと遠出して、

小田原まで行ってきました。





 籠清はきょうからおせちの

売り出し態勢に突入したみたい

で・・。ショーウインドー・ケースの中

が蒲鉾だらけになっていました。





 蒲鉾はもうちょっとあとにしたいな

と思って、さつま揚げを探しましたが

いつもの場所には見当たりません。





 だめかなとあきらめかけたところ、

一番奥のケースの中にさつま揚げ

を発見。





 やれやれ。薩摩揚げ買えて

よかったです。よろこんで帰って

家で包装を解いてみたら、6個買った                                     のに5個しかない!

 なんたることか!「籠清」ともあろう

ものが・・・

年末の一日

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    今年も あとわずかじゃな・・・






走る人  今日はいいお天気

でしたね。





暮れのお墓参りに行ってきました。






青い空にコッペパンのような雲が

いくつも並んでいました。






公園墓地には墓参りの人は

いませんでしたが、犬と散歩

する人の影はいくつか見かけ                                 ました。







お墓に水をかけて、カラスの

糞などを洗い流し、

たわしと歯ブラシで

墓石をこすって汚れを

落としました。





しきみと千両を飾り、

お線香をたきました。

お墓に手を合わせ

なにごとかを祈りました。





線香の青い煙がかたまりに

なって立ちのぼると、                                      ケヤキの梢のカラスが                                  ひと声啼きました。





バスに乗るのをやめ、                               

歩くことにしました。

そうとう長い道になります。

大丈夫でしょうか。





夕日が西に傾き、

コッペパンがくずれて

綿菓子みたいになった雲の

下の方が金唐皮色に

染まってきました。




一陣の北風が吹いて

寒さが身にしみました。








逗子ぶらり散歩⑥~倒木のある山道~

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     倒木が行く手をさえぎる







走る人 名越の切通しから鎌倉大町へ

下って行くと、行く手をさえぎる

倒木に出会います。






 いつ倒れたのかわかりませんが、

おそらく今年の台風による被害だと

考えます。






 人通りは少ないとはいえ、名越の

切通しは鎌倉観光の名所でもあり、

年間を通してハイキングに訪れる

人は多いはずです。






 倒木をいつまでも放置しておくわけ

にはいきますまい。






 そう思ったのですが、いや待てよ。

倒木と言っても、道を完全に封鎖

しているわけではないのと、景観と

して山道の険しさを表現するのに

うってつけの材料であることを勘案

すれば、むしろこのまま観光資源と

して倒木を活かしたほうがいいかも

しれない、という点に気がつきました。






 あるいは、この倒木はわざと放置

されたものかも知れません。

それをたしかめる方法はありますが

あえてたしかめないことにしました。

倒木はあった方がいいからです。






 大きな石で山道をふさぐことで

敵の侵入を防いだ鎌倉の七つの                              入り口のひとつ「名越の切通し」。

 これを写真で紹介するとき、                            倒木のある道はきっと役に立つ                                はずだからです。

 


逗子ぶらり散歩⑤~切通しの岩~

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        道の真ん中の岩






走る人  名越の切通しを鎌倉方面へ

下りようと歩きだすと、

目の前に大きな岩が見えました。







 道をふさぐように道のまんなかに

どかっと鎮座しています。






 地震のときに上から落ちてきた

のだろうか、とそのときは思いました。






 ところが、どうやらその岩は人間が

置いたらしいのです。

 名越の切通しは、鎌倉を攻める側

がかならず通りますから、人馬の

通行を妨げるためにわざわざ大きな

岩で道をふさいだというのです。






 いままで3列で人馬が歩いて

いたのが、1列でないと歩けなく

なります。





 兵力の移動の速度をすこしでも

遅らさせようという狙いがあったの

です。そういう目で見直すと、なにげ

ない岩がみるみる舞台劇のセット

みたいに生き生きと存在感を発揮

しはじめるから不思議です。

逗子ぶらり散歩④~名越の切通し~

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        名越の切通し








走る人  名越の切通しは、中世の

ころ、鎌倉に入るための七つの

入り口の一つでした。





 他に巨福呂坂、亀が谷切通し、

化粧坂、大仏坂、極楽寺坂、

朝比奈切通しなどがあります。





 名越の切通しは、いまでも

昼なお暗いうっそうたる木立

の中にあります。





 道幅は狭く、粘土と岩が

まじった歩きにくい道です。






 こんな悪路を馬に乗った

騎馬軍団が通って行った

ことを思い浮かべます。





 馬といっても、むかしの

馬は背の低い小柄の馬

だったようで、いまの競馬

場で見られるサラブレッド

やアラブの颯爽たる姿から

は程遠いものでした。






 小さくても頑丈な馬だった

からこそ、義経の鵯越の

坂落とし戦法などができた

のだろうと想像します。





 名越の切通しは、深い森

の中を行く数少ない山道で

いつ通っても人に出会うことが

ありません。鎌倉時代を

しのぶには絶好の場所だと

思います。