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本郷通り妙義坂

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          本郷通りの銭湯




走る人本郷通りを駒込の方へもどることに

しました。







 霜降橋のところがむかし谷田川だった

から、いちばん低いわけです。ここから

駒込方面へ行く道は上り坂になっていて

妙義坂という名前が付いています。







 妙義坂の途中、右側にお地蔵さんと

いくつか石仏が立っている小さなお堂が

あります。

 






 ぼくは歩いている途中出会った神社、

お寺、お堂、祠にはかならずお参りする

習慣があります。







 だまって通り過ぎることはありません。







 今回もお賽銭を上げて手をあわせ

ました。






 本郷通りをはさんで向かい側に

銭湯があるのに気が付きました。






 「亀の湯」というらしい。

 時間が早いからか、まだ開いてない

ようです。

 次回はかならず入ってみようと思い

ました。







 正面の唐破風といい、その上のお城の

ような千鳥破風といい、堂々としてまことに

気持ちがいい。

 






 銭湯は見るものではなく入るもの。ぜひ

入ってお湯につかってみたいものです。







 よおく見ると、「亀の湯」の前だけ

アーケードが残っています。

 これを見ても、隣りが新しくビルに

建て替えられたものとわかります。

建て替えるときアーケードは取り外され

るので、「亀の湯」だけがひとりがんばって

いることがわかるのです。







 こういうひとりでがんばっている銭湯を

見ると、どうしても応援したくなります。




霜降橋商店街

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      意外なちゃんこ料理屋が・・・





走る人さて、霜降銀座からもう一度

霜降橋の交差点にもどります。







 


 この霜降橋は、やはり、むかしは

谷田川という川にかかっていたらしい

です。






 谷田川は染井のあたりを水源にして

田端、千駄木、谷中、根津をながれて

不忍池へそそいでいたらしいです。







 根津のあたりでは藍染川と呼ばれて

いたそうです。いい名前です。







 せっかくですから、本郷通りを

古河庭園の方向へちょっとだけ

歩いてみました。







 駒込駅と反対の方向です。







 じつはこの通りが

霜降橋商店街なのですが、

大通りに面しているし、商業ビルや

マンションビルなどが立ち並ぶなかに

ポツンポツンと個人商店がある

わけですから、

商店街とは名ばかりで、

味気ないことおびただしい。








 そんな中でひときわ目立つのが

赤ちょうちんです。






 鳴門部屋稀勢の里。





 驚きました。






 ちゃんこ料理屋としては

めずらしいんじゃないですか。









ふつう、両国とか浅草とか

ふさわしい場所があるじゃあ

ないですか。






 霜降橋にねえ。






 稀勢の里が・・・






 やはり歩いてみるもんです。

 <犬も歩けば棒に当たる>








 

霜降銀座商店街⑥

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      紅茶とハーブの店の看板









走る人 ちょっとのぞいてみたのですが、

入りませんでした。







 メニューが外に出ていました。

 紅茶とハーブティーがサンドイッチや

肉料理とセットになったランチメニュー

がありました。






 次回、試してみようと思いました。

「豚なんとか」というランチセットを。







 そのまま染井銀座商店街にはいり、

どんどん歩いて行きました。






 





 これといって話題に取り上げるもの

はみあたりませんでした。









「オレンジペコ」の変わったメニューが

頭に焼き付いていた

せいかも知れません。








 

「豚なんとか」のランチセット・・・・

もうちょっと名前の付け方が

あるんじゃないか。

そう思ったほど、メニューには

ふさわしくない料理名がついて

いて。

気になって。

そのことがずっと尾を引いて

いたのですね。(つづく)


霜降銀座商店街⑤

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      はずれにある紅茶専門店




走る人 商店街を歩いて行くと、

突然道幅が広くなります。







 商店街はさらに続いていますが、

よおく見ると霜降銀座商店街から

染井銀座商店街にいつのまにか

かわるのです。






 その変わり目あたりに、

小説に出てくる「紅茶とハーブのお店」

があります。







 姉妹だと思われる女性が二人いて

英国国旗のユニオンジャックをデザイン

したエプロンをかけて迎えてくれる

ということになっているらしい。







 小説の中では、主人公が

「この商店街は落ち着きますね」と言うと、

店の女性が、この商店街は昭和30年代の

初めに作られたこと、また、

東京都の商店街グランプリで準グラン

プリを受賞したこと、

ユニークで暖かな街造りがみんなの誇り

なのだ、

と言うくだりが出てきます。







 昭和30年代にできた商店街か、なるほどね

と感心しながらせまい道幅の商店街を

振り返ります。

 商店街グランプリというのがあるというのも

知らなかった。






 そこで調べてみると、

平成17年度に第1回東京商店街グランプリ

のイベント部門で霜降銀座が受賞している

らしいのです。






 内田康夫の小説の主人公浅見光彦が

近くの西ヶ原に住んでいることから、

「名探偵浅見光彦の住む街・ミステリー・ウオ

ーク」

というイベントを商店街が企画して、

それが準グランプリを獲得したらしい。

 






 みんなが誇りに思えるような町。

 そんな町に住みたいものですね。

 また、そんな町を訪ねたいもの

ですね。(つづく)










 


 

霜降銀座商店街④

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     幅3.5メートルの狭い道がいい








走る人村上龍は「幅三メートルほどの路地で、

車は入れない」と書いています。










 たしかにこの商店街は、

道幅がせまいのです。そこで、









自分の足ではかってみました。









5歩分ありました。





1歩が70センチとして、70×5=350

3メートル50センチくらいの道路だと

いうことになります。

村上龍はかなり正確に書いています。







 商店街の入り口付近には、

「持ち帰り寿司の店と焼き団子や

鯛焼きを売る甘味屋がある」と

村上龍の小説には書いてあります

が、









 ぼくの目に最初にとびこんできた

のは、








 提灯でした。








 その提灯に「中華そば」と

書いてあったのです。







 中華そばの前を、

つばの広い黒い帽子をかぶった女性

が、グレーのロング・スカートを

なびかせて、

すーっと横切って行きました。








 その先に、

お寿司やさんの看板が

見えます。








 村上龍は、よく観察しています。

 本屋もありました。

 古本屋ではないけれど、

マンガと雑誌が中心の本屋だと

彼は書いています。







 村上龍は、本屋の次に中華そば屋を

持ってきています。








 実際は逆で、中華そば屋が先で、

寿司や、本屋の順です。








 その・・・・・・

焼き団子と鯛焼きやというのが

ぼくの記憶の中では、

はっきりしないので、







次回、たしかめたいと思っています。

鯛焼きは見逃すはずがないのですが。









このあとがすごい。

洋品店の年代物のラジカセから

中島みゆきの

「わかれうた」が

流れてくるのです。

             (つづく)

追記:ユーチューブで霜降銀座商店街を

動画再生してみましたら、右側に

焼き団子と鯛焼き屋がちゃんとありました。

そして、左側に小さい本屋があり、その

向かい側に中華そばやの提灯がありました。

こうしてみると、村上龍は正確に霜降銀座

を記録していることがわかりました。

ぼく自身が見逃していただけでした。

謹んでお詫びします。









霜降銀座商店街③

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      霜降銀座商店街の入り口






走る人さつき通りを抜けて大通りに出たら

左へ曲がる。どんどん歩く。すると・・・

やがて本郷通りにぶつかります。

そこが霜降橋の交差点です。







 交差点を左へ妙義坂をのぼれば駒込駅、

右へ行けば古河庭園です。







 この交差点は谷間のように低くなって

います。むかしはここに川が流れて

いて、橋があったのだといいます。

だから、霜降橋という名前が残った

でしょう。













 霜降橋。

 なんとなく出来すぎた名前です。







 交差点に立つと、正面の少し左に

アーチ型の看板が見えます。

「しもふり」 

と書いてあります。







 信号を渡って、霜降銀座商店街に

入ります。

 本郷通りと交差する大通りから

ひとつ左にはいった小路が商店街に

なっています。むかしは大通りが川で

この小路が川沿いの繁華街だった

のでしょう。







 まず右側の中華そば屋が目に入り

ます。素材にこだわったそばやであること

を細かく書いたメニューが店の外に

貼り出されています。








 やはり右側に荒物屋がありました。

荒物屋とか金物屋というのは貴重です。

<ほうき>とか

<ざる>が

店先に

ぶら下がっているのを見つけると、

むしょうに嬉しくなってしまいます。








 そういえば、先日,

千鳥町の

「金川商店」*の店先で見た

「東京ほーき」

はよかった。買いたかった。

和ぼうきの美しさを存分に発揮した逸品

でした。 (つづく)


       *池上線の千鳥町駅前にある。


                    








霜降銀座商店街②

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        さつき通りの古本屋




走る人 さつき通りの商店街には、よくある

下町の商店街の風景がみられますが、

古本屋がちゃんとあるのに感心しました。







 商店街の好き嫌いを見分けるぼくだけの

基準に、古本屋の有る無しがあります。

古本屋があるということは、本を買って読む

人が近くに住んでるか、または、よく通ると

いうことです。

 周辺に住宅地があったり、大学があったり

します。

 古本屋がある町はなんとなく親しめる感じ

がします。







 歴史と伝統のある商店街で、古本屋

がないところはいくらでもあります。

近くに住宅地も大学もないところなら当然

そうなります。

それはそれでいいのです。






 古本屋を見つけると、敬意を表して、

かならず店に入ります。そうして、たいてい

1、2冊古本を買います。






 この本屋さんでも1冊買いました。

 








 さつき通りをぬけて大通りに出ますと、

いきなり目に付いたのは「煎餅屋」でした。

しかも2軒ありました。






 煎餅屋がある町というのもぼくは好きです。

 亀戸とか根津とか谷中とか、いい煎餅屋が

ありますものね。(つづく)



霜降銀座商店街

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           駒込さつき通り







走る人  月刊「文芸春秋」に連載中の

村上龍の小説に出て来る駒込の

「霜降橋商店街」というのが

気になってしかたがないので

行ってきました。







 山手線を駒込で下車します。

 小説では「駒込駅の北口に出て、

本郷通りをしばらく歩くと・・・」と

書いてあります。ところが、








 しろうとの悲しさですね。

 ホームのいちばん先、

つまり田端寄りの出口から北口へ

出てしまったのです。








 正しくは、ホームの後ろの出口。

つまり巣鴨寄りの出口からでないと

本郷通りに出られないのです。







 そのことに気がついたのは、

出口を出た瞬間でした。

 しまった!

 だが、あとの祭り。

 







 周辺地図をじっくり眺めて、

<目の前の商店街を突きぬけて

大通りに出て、それを左に曲がり、

どんどん行けば目的の霜降橋へ

行ける>ことを

確認して、

悠然と歩きだしました。







 



 その商店街を「駒込さつき通り」

商店街といいます。(つづく)

 

梅雨明け十日

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   石を伝って少しづつ清流を遡る




走る人梅雨明け十日とはよく言った

もので、





 猛暑がつづきます。





 家にいると冷房をかけないと

死にそうになるので、

やむを得ず出かけます。





 冷房の利いた喫茶店で

とにかくからだを冷やすことに

専念します。




 

 ある程度冷やしてから 

でないと、脳みそが動きません。





 こどものころ、お祖父さんに

連れられて釣りに行きました。




 

 お祖父さんはアユ釣りで、

ぼくはハゼ釣りです。

 ハゼをドンコと呼んでいました。




 アユ釣りは、友釣りまたは友掛け

という釣り方をします。

おとりのアユを針につけて流すと、

アユは自分の縄張りを荒らす奴を

追い払おうと、おとりのアユのしっぽ

に食いつこうと寄ってきます。





 おとりのしっぽには別の針がかくして

あるので、その針が寄ってきたアユの

どこかにひっかかるわけです。

口とか、えらとか、ときにはお腹とか…





 アユの縄張り意識を利用した釣り方

で、むかしからよく見かける釣りです。






 釣り師は笠をかぶります。足には

地下足袋のような川の石の上を

つたって歩くのに滑らないような

装備をします。むかしはわらじだった

と思います。





 石の上を飛びながら上流へと

向かっていきますが、石がなくなると

川の中を歩いていきます。ときには

かなり水につかることもあります。




 

 アユは川上へさかのぼる習性が

ありますので、釣り師もそれを追い

ながら、川上へとさかのぼって

いきます。このさかのぼる執念が

釣り師の真骨頂といえます。






 ぼくはアユは釣りません。

 ドンコばかり釣っていました。

 釣ったドンコは川原の石の上に

並べました。






 真夏の太陽がぎらぎら照りつけて

帰ろうかと思った頃には、

石の上のドンコは干物に

なっていました。





 子どものころの

夏の想い出です。

なつかしい想い出です。








 





 





 



ジャガイモがぞろぞろ

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      ジャガイモが出てきた。




走る人 かぼちゃがどんどんツルをのばし、

本線から支線も出して、その支線のツルが

ジャガイモの繁みの方へ向かったので、

ジャガイモの繁みを引き抜いたのです。

ここでは、かぼちゃ優先の考えでした。






 すると、根っこにジャガイモがぶら下がって

ぞろぞろと出てくるではありませんか。







 生ごみを埋めたところから、芽を出した

ジャガイモです。

 こちらとしては、家庭農園的なことは

なにもしていません。

 苗を植えるとか、肥料をやるとか、

そういう世話を一切していないもんですから

こういうジャガイモらしい姿で出てこられると

ちょっと引け目というか、

なんだか

もうしわけない気がして、






 



 精神的にたじたじとなってしまいます。

 






 いま伸びつつあるかぼちゃもビー玉

くらいの実をつけています。

 これも生ごみ出身です。





 


 もうひとつトマトもそうです。

 これも花をつけていますから、

そのうち実がなるかも知れません。





 生ごみ出身はつよいですねぇー。






  


  こんなのを収穫と言っていいんでしょうか?

 










 




  でも、ちょっとうれしい。ガーン