東京世田谷にて

カサンドラの自助会を開催している

看護職ボランティア団体

@ and me ~ nursing代表です

 

少し間があいてしまいました

 

私たちの団体は

基本的に、病院、クリニック、教育機関等で

フルタイムで働いている現役看護職が所属しています

 

そのため、仕事の多忙な時期は少々ブログやインスタ等

アップする頻度が遅くなってしまうことがあるかもしれません

 

さて。いまカサンドラさんの「育児」シリーズを書き留めています。

 

本日のタイトルは

「コロコロ変わる育児」です

 

「時として態度や言動が変わる」というのは

発達障がいの特徴的な特性なのかわかりませんが

「気分によって」態度が変わることによる困りごとを訴えるカサンドラさんは一定数います。

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あるカサンドラさんの話です

 

夫が発達障害だと思います。

結婚する前から変な人だと思っていましたが

「個性」の範疇だと思っていました

 

でも、結婚してから

その「変」な度合いが「個性」の範疇を超えていることに気づきました。

 

態度や言動が「コロコロ」変わります

 

 

 

しかも、その態度や行動、言動を

本人は「すっかり忘れて」しまいます

翌日にはあったことすら忘れてしまうし

数時間後には忘れていたこともあります

でも、やられた方はたまったもんじゃありません

 

どれだけコロコロ変わるかというと

 

 

そのときの自分の気分に合わせて行動します

 

ある時は「激甘な父親」

ある時は「厳格すぎる父親」

ある時は「空気のような父親」

ある時は「無責任な父親」

ある時は「過干渉な父親」

ある時は「放任な父親」

ある時は「過保護な父親」

ある時は「無関心な父親」

 

 

たくさんの例をあげましたが

たぶんまだ色々とあると思います

 

びっくりするほど

いろんな面があります

 

人って色んな面があるものだし

私だって気分によって多少変わるから

【極端だな】と思いつつも

それほど強く非難することもありませんでした

 

 

でも

子どもって日々学習しますし

「しつけ」として習慣づけたいことについては

時によってブレてはいけないこともあると思います

それも日によって

コロコロかわるのでそれはすごく困ります

 

それも、

「激怒」の時もあれば

「放任」の時もあるし

「無関心」まで一貫してないし

 

 

子どもの性別や相性によって

怒られ方も注意され方も全く違います

 

 

夫と相性の悪い子は

何をやっても

「ずっと激怒」されます

 

 

その態度の変え方が極端で驚くほど

 

でも、本人の中では「極端ではない」という認識のため

私が注意したところで

全く直すことはありません

 

 

早い時期に子どもが夫の「極端さ」に気づき

「当たり障りのない」対応を学びました

 

 

子どもが夫に対する態度と

私に対する態度と

他の大人に対する態度とは全く違います

 

 

子どもたちが「人の顔色をみて行動する」ことっていいことなのか

すごく悩んだ時期もありますが

子どもが無意味なことで叱られないための「防衛機制」なんだと納得して、

私は何も言わないことにしました。

 

 

私自身も

ずっと夫から意味のない説教や叱責や激怒をされ続け

カサンドラになりましたし、

 

 

夫の意味のないコロコロ変わる態度から

子どもを守ることに必死になってきましたから

ほとほと疲れてしまったというのが正直なところです

 

今はもう子どもが大きくなり

親を必要とする機会がぐっと減ってきたので

夫からの攻撃を受ける機会が減って

それで私の気持ちはずいぶん楽になってきました

 

 

でも、子どもが複数いるので

この安定した心境に至るまで20年近くかかりました

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あるカサンドラさんの話でした

悩んだ時期が長すぎて

色んなことがありすぎて

どこから話していいのか

何を話していいのかと

 

自分のことを話すことができるまで

すごく時間がかかったというカサンドラさんでした

 

 

みなさんの中にも

相手の行動に翻弄されて

悩んでいるかたはいませんか

 

カサンドラ状態がひどくなると

部屋から一歩もでられなくなったり

起き上がれなくなったり

ごはんが食べられなくなったり

感情がコントロールできなくなったり

泣いたり、怒ったりがひどくなったり

話せなくなったり

言葉がでなくなったり

 

いろんな症状がでてきます

病院では「診断」「薬」で症状を楽にすることはできますが

長く患ってきた「家族の中の問題」に踏み込むことは難しいし

カサンドラさんの悩みの本体に踏み込んでくれる人人もいません

 

自分が変わらないといけないのかもしれないですが

自分を変えるだけのエネルギーが残っていない人もいるかもしれない

 

そんなカサンドラさんの助けになればと考えています

次回の自助会は、8月31日(土曜)

午前:お話会だけ(参加費1000円)

午後:お話会+アートワーク(公認心理士担当:参加費+材料費込み2000円)

 

ご予約は

 

 

 

 

 

皆さまの支援ができたらと思っています

 

場所は三軒茶屋。

神奈川、埼玉、千葉からでも、

すごく遠くでなければ

1時間ちょっとでお越しになれる場所だと思います。

東京世田谷にてカサンドラの自助会を開催している

@ and me ~nursingという看護職ボランティア団体です。

看護師・助産師をしている代表がこの活動を担当しています

 

次回の自助会は8/31(土曜日)です

8月は2部制になっています

 

①午前はお話会(ピアトーク)、

②午後はお話会+アートワーク

 

午後は、公認心理師さんをお迎えして、

アートワークとピアトークのコラボです。

アートを介して自分を見つめて

自分と周囲との関係等を見つめて

癒される時間を過ごしていただきます。

 

午前だけ、午後だけの参加も可能です

午前午後両方のご参加も可能です。

 

ご予約は下記サイトからお願いします

 

 

 

 

 

さて

育児シリーズを色々と書いてきました

 

まだもうもう少しお付き合いください

 

お盆休みの方も多いということもあり

カサンドラさんの切なる希望

「一家団欒」のない育児のお話です

 

ちびまる子ちゃん

サザエさん

あたしンち

ドラえもん

 

昭和からある懐かしいマンガ

どれも

一家そろって食卓を囲む

「団らん」の光景がでてきます

 

カサンドラ家ではどうやらこれは

夢のまた夢のようです

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あるカサンドラさんのお話です

 

「一家団欒ってうらやましいです」

「うちにはそれらしきものはあっても和やかな雰囲気ではありません」

 

食卓についても

ADHD傾向のある人は

さっさと自分の食べたい分だけ食べてどこかへ行ってしまう

食事を食べるのがとにかく早い

 

いわゆるアスペルガーの傾向のある人は

自分の話したいことだけ勝手に話したら

どこかに行ってしまう

さっさと自分の分だけ食べて自室にこもってしまう

話したいことといっても

連絡事項だけだったりして

楽しくわいわい話をするわけではありません

 

私があれこれ食事の支度をしていて

ようやく席についた時には

のんびり食べている人を残して

誰もいなくなっていることも珍しくありません

 

また一人でご飯か・・・

家族が多くても

結局独りぼっちです

 

食事の時に

子どもの交友関係とか

今、何に興味をもっているかとか

学校でどんな勉強をしているかとか

悩みごととか

色々と聞きたいと思っていても

そんな時間はありません

 

夫は子どもが生きていればそれでいいというレベル

ほとんど興味がありません

病気でも「病気かあ」「今、ちまたで流行っているからね」

と心配する様子もなく

ただ通り過ぎる情報の一つにすぎないといった状況

 

子どものことを心配する私のことを

「心配したところで何もできないのに」と

呆れ顔でながめています

 

「子どもの交友関係を知ったところで別に」だし

 

進学についても

「そんな学校は知らないから、決まったら教えて」程度

 

自分のテリトリー以外の学校に進学する子については

進学先も、受験で頑張っていることも

頑張っていても成績が伸びなくて悩んでいる子のことも

全然勉強しなくて困っている子どもがいても

 

「俺が知ったところで何か?」と

「心配したら成績が伸びるのか?」

相談すればするほど悲しい返答が返ってきます

 

 

夫も発達障害特性がありますが

子どもにも同じように特性があって

色んな特性に配慮しながら生活してきました

 

一家団欒なんてマンガの世界の中のことと嘲笑する夫を横目に

 

私は「家族で話をすることは大切」だということを

子どもの言い聞かせました

 

自分にとって不必要と思わずに

家族の話に耳を傾けること

家族を理解しあうことは大切だと

そのために

団らんすることは大事なんだと

ことあることに話して聞かせていました

成長とともに団らんできるんじゃないかと

環境を整え、私一人で

子どもたちが興味をもつ話題をもってきたり

最近のトピックスなどを話してきかせたりして

話を盛り上げてきました

 

 

いつか実を結ぶんじゃないかと希望を抱いて

 

 

子どもは成長とともに変わってきました

私と子どもたちは話しながらわいわいと

食事がとれるようになってきました

 

 

夫は無理でした

 

あいかわらず

1人でさっさと食べてしまいます

最近は子どもとわたしが話している場に少し残りますが

会話に入ってこれないので

貧乏ゆすりをしながらつまらなさそうに座っています

あたかも自分を仲間外れにしているかのような発言をするので

 

ひとしきり場の雰囲気を壊して

その場を去っていきます

 

食事の時に難しい話もしたくありませんし

雑談が苦手なので仕方ありません

 

子どもが大きくなったので

夫を話に加えてあげようと努力していて

私たちがナイスパスを渡しても

それに応えることができないので仕方ありません。

 

 

会話に入ってこれないし、

聞く姿勢もないので仕方ありません

 

 

一家団欒のようなムダな時間を過ごしていてはダメという

子どもにしているのを聞いたことがあり

本当に残念な人だなと思いました

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あるカサンドラさんのお話でした

 

 

「雑談」が苦手な発達障がい特性の方がいるというのは有名な話です。

 

 

職場で「雑談」というと

休憩時間でのリラックスした時間にでてくる

「無駄話」的なイメージがあるかもしれません。

 

 

家族で一家団欒の時に語られるのも同じく「雑談」というカテゴリーにしてほしくはありませんが、発達障害の人からすると同じに思えるのかもしれません。

 

一家団欒で話をすることは、子どもの成長を知る場でもあり、悩みがわかる場でもあり、年齢の違う子ども同志で年齢差や性差を学ぶ場でもあり、親と子の立場や考え等もしる場でもあります。仕事や学業のことを知ったり、政治やいまの流行のこと、倫理観や思想、しつけなど、話は多岐にわたります。自由に発言できるのも家の中だからこそだと思います。

 

それを大人の発達障害の方に伝えるのが難しいようです

 

おそらく成育過程で学んできていないこともありますし

障害の特性によるものかもしれません

他者に興味がないから、

子どもにも興味をもつことは苦痛なのかもしれません

 

このカサンドラさんの夫は

「仲間外れ」になりたくないと思っているなら

話ができるように努力すればいいのになと思いましたが

努力してもできないところが発達特性なので仕方ないことなのかもしれません。

 

1人で悩んでいるカサンドラさんはいませんか

同じ境遇にいる人は

少ない言葉で理解しあえる貴重な仲間です

 

 

心や体が病んでしまうカサンドラさん非常に多いです

自助会をご活用ください

 

 

 

 

 

 

 

 

東京世田谷にて

月一回カサンドラの自助会を開催している

看護職ボランティア団体

@ and  me  nursing 代表の

看護師&助産師です



いま、育児シリーズをやっていますが

おそらく子どものいない方でも

同じようなことがあるかもしれません


本日は

【丁寧にやらない育児】です

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あるカサンドラさんの話です


夫が発達障がいだと思います

これまで夫との関係に

ものすごく悩んできました



結婚当初から変だと思っていましたが

私が第一子を妊娠した頃から顕著になってきました



周囲の人は

【うちも同じよ】

【男なんてそんなもの】

【子どもが生まれたら変わるわよ】

【子どもの顔を見たら変わる】

【うちもそうよ】



妊婦の妻が体調悪いというと

大概はムッとする夫


夫が話しかけても

体調が悪くて聞いてられない

妊娠初期にはそんなこともありますよね

疲れやすいし


いたわってもくれない夫

寂しくてツラくて



誰に相談しても同じ回答なので、

もう誰かに話すのもやめました




妊婦健診で医師や看護師さんに

保健所でちょっと愚痴ってしまったら

長々と事情聴取をされ



カウンセリングをすすめられ

カウンセリングを受けたけど

【あなたが変わらないと相手は変わらない】



体調がすぐれないなか

何をしたらいいのか




一筋の期待をこめて出産しました



珍しい生き物である【赤ちゃん】に興味を抱きましたが、日々そんなに変化があるわけでもなく、すぐに関心がなくなってしまいました。



夫が仕事から帰ると

今日の子どもの様子を話しますが

1か月もしないうちに話しも聞かなくなり



夫が家に帰ると

私があれやって

これ手伝ってと言われる

(オムツとってとか、ごはん作る間の世話)



それに

当たり前のように赤ちゃんは泣きます



夫には【うるさい母子】がいる安らげない家という認識になり、なんやかんや理由をつけて家に帰ってこなくなりました



最初は丁寧にやっていた赤ちゃんの世話も

めんどくさそうにやってるか

テレビを見ながら

携帯片手にやっています



面倒をみるといっても

週に2時間あるかないかです



休みは、遊びにいってしまい帰ってきません


次第に夫が家にいたとしても

子どもの面倒を頼むことはなくなり


ずっとおんぶして家事をしていました

常に子ども分の重量がかかる状態ですし

夜中の授乳もある

疲れきっていました




子どもが昼寝したタイミングで

私も短時間のお昼寝をします



その様子をみて夫は

【だらしない格好】

【主婦は楽でいいよな】と

憎々しげにいい放ちます



たまに機嫌がいい時だけ

オムツをかえてくれます



でも

ちゃんとオムツをとめてくれないから

ゆるゆるで脱げてしまったり

位置が下すぎたり

キツすぎて赤くなったり



カサンドラ【こうやるといいよ】と伝えると



夫【うるさい奴だ】と

どこかへ行ってしまいます



たまにご機嫌な時は

子どもの様子をみて



子どもの成長を雄弁に語ります



でも

そんなことは

何日も前から私は知ってます




何か私が言うと怒りだして

何もやらなくなったり

投げ出したり

丁寧にやらなくなるので



何を話していいのかわかりません



彼の発見をきいてあげて

ほめていればご機嫌です

まるで子どものよう



丁寧にやらない理由が全くわからないので

いつも夫の行動の理由探しをしてました


本当に疲れます


ーーーーーーーーーーーーーー

夫が育児を丁寧にやってくれないと

妻が愚痴ったら

【少しでもやってくれたら感謝すべき】という時代もありましたが




他者から意見されるのを嫌う特性の方に

こういう傾向があるかも



たまにではなく

これが毎日、いつもなんですよね


他の人に説明しても

全く理解してもらえないけど


カサンドラ同志なら多くの説明なしに

【大変ですね】の一言がもらえるし

わかってもらえる


自分を見失いそうになる前に

自助会をご活用ください


東京世田谷にて

カサンドラの自助会を開催する

看護職ボランティア団体

@ and .me .nursing の代表です


今日のタイトルは

【先が見えない育児】です



発達障がい特性をもつ方には

色んな特性があります



今日お話する

【未来を予想できない】特性も

一定数いらっしゃるようで

カサンドラさんの困りごとになるようです



大人なら

生きてきた経験値を元に


また、ある程度の推察力を活用して



【近い未来】【遠い未来】をある程度予想し

その予測軸に応じて【最悪の結果】に

ならないように行動すると思います



ですが

【未来予想】ができないと

本当に行き当たりばったり


その日の気分で行動する


先のことを考えずに発言する



いわゆる

【場の空気が読めない】とも

いわれる所以です

 

まぁ、

生まれつきできないと

【できること】がどういうことなのか

それすら理解するのが難しいようです

ーーーーーーーーーーーーーー

あるカサンドラさんの話です


夫が発達障がいだと思います

これまで数多くの困りごとがあり

私はそれをカバーしてきました



家族の中に大人が自分1人しかいないような

そんな気持ちで生活してきました



ものすごく大変ですが

なんとかワンオペでやってこられました



でも考えや方針は

家族である程度の統一性が必要



周りの方にも【ご家族で相談】と言われるので

一応、夫にもそれを伝えます




でも夫には全くそれが伝わりません

なぜその話をしているのか

話の意図

話の内容

話の方向性

自分の役割



その全てが伝わりません


子どものことに関する話し合いは

特に伝わりません



興味がないようです



【親はなくとも子は育つ】という信念を

絶対に曲げません



唯一、親が必要なのは【お金】だけだそう




でも

親ならば 


それ以外にもやることありますよね

それは全くやりません



着替え、オムツ替え、なだめる、

しつけ、家庭内教育、情操教育、学習準備

必要物品の購入、衣食住の環境整備など


大人の仕事ではありますが

【俺の仕事】ではないらしいです

手伝ってというと渋々手伝うか

理由をつけて逃げてしまいます




親って意外とやることありますよね




子どもの未来を考えて

この子の将来を見据えて



色んなことを考えませんか?



◯◯が苦手だと

大人になってから大変だと


小さな頃から計画的に

学習させたりしますよね



箸をもてるように

オムツがとれるように

歯磨き習慣

1人で学校に行けるように


色んなことを少しずつ

計画的に、段階的に教えていきます



要領よく一気に覚えてくれればいいですが

歩けない子どもに【歩け】というのは無理

話せない子どもに【ちゃんと説明しろ】とは

決していわないと思います



それに、発育のスピードは

子どもによってまちまち



なかなか親の思惑通りにはいかない 

だから計画的に少しずつやっていきます




ですが、夫ときたら

ある日、天使が降りてくるかのごとく

◯歳になったらできるからいいよと

何もしようとしません



ある時、気づきましたが

先がよめてないんです



【そんなの◯歳になるまでわからない】

【できるかもしれないのにバカみたい】

【今やる必要はない】



私は何度もバカにされてきました


そう言って聞きません



だって

自分だってそうやって

周りの支援を受けて大きくなったと思います



先のことを全く考えないで

育児するって

本当に困ります


本当に先のことは考えてないかというと

そうでもないんです



自分のことは

あれやこれやと考えているんです



いつも自分だけが使う日用品



【◯◯が売り切れになったら困る】

【◯◯が廃盤になると困る】

【◯◯が手元にないと不安】




色んなものをためこんでいます

尋常じゃない数をためこんでます



ためこみすぎて、使わないものが多数

いざ使おうと思っても



使えないものや

新商品が発売されて

そっちに目移りして

結局多量に在庫を抱えることになります




家族のことになると

【適当】です



【その時になったらなんとかなる】節が炸裂


なんとかならない時は


キレたり

責任転嫁したり

怒ったり

無視

逃げる

など


対応は様々



私が【あの時いったよね】と言うと



【そんなの聞いてない】

【言い方が悪い】などなと




興味のないことについては

火の粉が降りかかるまで

全く考えないで生きているようです


色んなことに困ってきましたが


この特性については

普通に生きている人には理解できないみたい


だって先のことを

これほどまで考えずに生きている親がいるなんて誰しも想像できないから


私も想像だにしませんでした



何か言うとキレたり

怒鳴ったり

そういう表面的なことしか

見えていませんでしたが



子育てについては本当に夫とのやりとりで

困ることばかりでした



子どもが成人したいま

振り返ってみると



【あーそうだったんだ】と

夫との関係が見えてきました


ーーーーーーーーーーーーーー

このカサンドラさん

長い結婚生活において

ひどいカサンドラ状態を繰り返してきたと語ります。今もその時のことが思い出されてうなされることもあるそう。



発達障がい特性は

目につく特性への対処だけでも大変なのに

その奥にひそむ本質を見抜き対処するのは非常に難しい



本人も気付いていないわけですから


1人で奮闘しているカサンドラさんはいませんか。孤軍奮闘は非常に疲弊しやすいです



自助会では、【共感】という

非常に有難い仲間の援護が受けられます


疲弊して

倒れてしまう前に

自助会をご活用くださいね


次回は

7月28日【日】です





東京世田谷にてカサンドラの自助会を開催する看護職ボランティア団体

@ and me nursing のチームカサンドラです


先日、私どもの団体のチームマタニティによる【妊・フェス@世田谷(三軒茶屋)】が開催されました。

都知事選に重なった暑い日でしたが

多くの妊婦さんカップルに

お越しいただけました。


妊フェスでは、

自治体や病院の両親学級では

とりあげないこと


だけど


いまを生きる妊婦さんやご家族の

心とカラダの健康に大切なこと

ギュット詰めた、体験ベースのイベントです。今回が第5弾でした。


ご興味ある方はInstagram

@maternity.and.me.nursingをご覧ください


さて私たちは

チームカサンドラです

マタニティとは別の形で活動をしています。

毎月東京世田谷の三軒茶屋にて

自助会を開催しています。


何で三軒茶屋を選んだかというと、

世田谷って東京23区の中でも最も大きい。

電車の路線も沢山。

田園都市線、京王線、小田急線、大井町線、世田谷線。

一番行きやすい場所は

下北沢か三軒茶屋かなと。


公共のスペースを借りやすいところ、

という選択肢で

三軒茶屋の今の場所になりました。


ブログとInstagramのみで

お知らせしている小さな小さな自助会です。



さて。育児シリーズは続きます

今日は【仲間に入らなくていいい育児】です。


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あるカサンドラさんの話です。


夫が発達障がいだと思います。診断は受けていませんが、コミュニケーションが大変難しく、私は何度も頭が混乱して、ひどいメンタル不調に悩みました。私の通院している先生が【おそらくあなたの夫は発達障がいだろう】と言われました。



生活全般に会話が成立しません

何回も話し合いをもちました

テーマを決めてみたり

話し合いの意図や目的を明確にしたり

端的に話しても

簡潔に話しても

紙に書いたり

メールしてみたり



いつも夫が自説を雄弁と語り

それはまるで政治家のよう


政治家のように語る、その語りを止めると

【お前の方こそ人の話を聞かない】と激怒



話し合いにならないことを指摘したら大変!


【お前の話し方が悪い】とか

【お前がバカだから】とか

【どうせ話してもお前は理解できない】

などとバカにされて終わり。


話し合いがズレたことを指摘すると激怒



それかというと、終始無言。



相談もできません。



一番困るのは【子どもに関すること】

親が家庭内で行う教育やしつけのこと。

それは一番困ります


日によって子どもに注意することが変わるし、注意の仕方の温度差がすごい。



【なんでこんなことで怒られるのか】と

こども感じる機会が沢山あります



日によって怒られることが違うとか

理不尽な扱いをされている



同じことをしても


ニコニコ注意する時もあれば

人格を否定するレベルまで激怒して

殴るんじゃないかレベルまで怒る時も



子どもの性別によって扱いが違ったり

お兄ちゃん、お姉ちゃんと扱いが全く違ったり



自分の機嫌一つで

ペコペコしている時もあれば

どなりちらしたり

軍隊のような命令口調だったり

妙にべたべたしてきたり



全く一貫性がありません


お気に入りの子どもに対する

【ひいき】があからさますぎて



どの子も中高生になる頃には

近づかなくなってきました。



子どもが受験の時には

そのコロコロ変わる気分モードがひどくて



デリケートな受験生に向かって

言ってはいけないワードの連発



かと思うと

優しい父親をアピールしてきて



多重人格を疑うことも


子どもへの影響が大きいので

近寄らせないように



私が夫の話し相手をしてあげてると

子どものことをすっかり忘れるみたいで

饒舌に話をして気分よくしてました



自分のことが中心で

遊びたいことや出かけたいことを

制限しないで自由にさせていると


子ともが受験生であることも

忘れられるみたい



時々子どものことを聞かれるけど

知りたい情報をあげるだけで満足するみたいで

それ以上は聞いてもきません



たまに、

子どもの進学先の学費のこと等で

耳に入れておいた方がいいかなと思うことを

相談のような形で話しかけると



とたんに

【嫌味】モードにかわり

子どもを呼びつけて詰問し始める



あーー言わなきゃよかった

という風になり


いつものように好きなことだけ

知りたいことだけ教えてあげるスタイルに変えていきます。




こんなやり取りを

一度でも経験すると


なんでこんな風になるのか



誰しも疑問に思いますよね



理解しようとしたし

改善しようとしたけど



無理だった



それを学ぶまで時間がかかりましたし

カサンドラになってしまいました


時間はかかったけど、

夫は変われないことを学びました



そして

うちの夫【父親】は

そういう人ということにした


あえて何も触れない

相談しない


自由にしておけば

機嫌がいい



もうそれでいいことにした




子どもも

カサンドラさんも

十分傷ついたから



でもね、

家族の輪って憧れますよね

家族が仲良くしている姿にも

憧れってありますね



カサンドラさんと子どもたち

みんなで努力してみたそうです



【お父さんも仲間に入れてあげよう】

と、カサンドラさんは

かなり長い時間かけて努力したらしい



夫は自分の入りたいタイミング以外は

家族に入らなくていいみたい


ということを

まず子どもがわかった



【母さん無駄だよ】

【父さんは変わらない】

【興味ないらしい】



子どもから言われたそう

そしてカサンドラさんは努力をやめた



ーーーーーーーーーーーーーー

カサンドラに関係ない方からすると

なんとも不思議な感じがするかもしれませんが



カサンドラ家では

普通にある話です



1人悩んでいるカサンドラさん

いませんか


自助会をご活用くださいね