カッサフォルテ犬猫コラム -11ページ目

甲状腺機能低下症2

前回からの続きです

 

前回書いたような症状の全部が出るわけではありませんし、
はっきりわかるほど強く出ることもあまり多くはありません。
この症状があれば甲状腺機能低下症!というほどの決定的なものがありませんし、
歳をとってから出ることが多い病気なので
何となく元気がなかったり寝てばかりいるのも年のせいかな?と思われたりでなかなか気づきにくい病気です。
実際、病気でなくても若い頃と同じように元気という子は少ないですし
寝ている時間が増えるのもよくありますしね。

この他に体温が低くなったり心拍数が落ちたりすることもあります。
別の用事で病院に行った時にそれがわかって病気に気付くなんてこともあります。

比較的特徴的な症状としては「悲劇的顔貌」と言われる変化があります。
粘液水腫という状態になって顔の皮膚がむくんだようになるせいで
悲しそうな顔に見えるというものです。
口では説明しにくいのですが実際に目にすると確かに!と納得できる表情です。

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甲状腺機能低下症1

いしだあゆみさんが甲状腺機能低下症で亡くなったとニュースで見ました。
実はこの病気、ワンちゃんにもあるんです。
理屈の上ではネコちゃんでもあっておかしくないと思うんですが
ネコちゃんでは見たことがありません。
ネコちゃんの場合は逆の甲状腺機能亢進症が見られます。

甲状腺機能低下症は甲状腺から出るホルモンが不足する病気です。
人間では女性の方が多いようですが、ワンちゃんでは差がありません。
中年(5~6歳)以降で発症することが多いです。

甲状腺から出るホルモンは代謝を活発にする働きをします。
いろいろな作用を持つホルモンなので不足することによって出る症状も様々です。

 ○何となく元気がない
 ○寝てばかりいる
 ○そんなに食べないのに太っている
 ○寒がる
 ○皮膚にシミのようなものができた
 ○フケが出る
 ○皮膚が脂っぽい
 ○皮膚病を繰り返す
 ○歩き方がおかしい、上手に歩けない
 ○寒くないのにずっと震えている

などが比較的よくある症状です。

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そろそろ予防シーズンの始まりですね。
この辺りでは狂犬病の集合注射が廃止されてしまい、
病院で受けなければならなくなりました。
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