ライフスタイルの違い | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

ライフスタイルの違い


どうでもいいひとりごとです。



最近、

ロサンゼルスの経営者、猫丸氏と話をした。


同じ業界にも関わらず、

まるっきりライフスタイルが異なる。


猫丸氏は、ビバリーヒルズに住み、

車で15分の職場まで通勤している。


猫丸氏の顧客回りはスーパーチャージした

メルセデス。


出勤前にゴルフ。

営業途中で、ゴルフの練習。 

帰宅前にジム通いやゴルフ。

休日は、海、山、空のスポーツを楽しむ。 




On the other hand,

マンハッタンで仕事をする生活が20年を超える

私はニューヨーク郊外で生活をして、


毎日、通勤時間もラッシュアワーだと、

自宅を出てから会社まで1時間半から2時間半かかる。



郊外といっても私のいる郊外は自然に囲まれている分、

通勤距離も長い山の中。 




その日のトラフィック次第で何時に着くかわからない。


電車に乗って通勤すると、

最寄りの駅迄、車で25分。

駅から電車で40分。 



帰りは何時になるかわからないから、

車の方が便利だから、車通勤している。


一日の通勤にかける時間が、

3-4時間だ。


一日の6分の1を通勤に費やしている。


1ヶ月20日マンハッタンまで通勤したとしたら、

少なく3時間と見積もっても、

一ヶ月に60時間運転していることになる。 

その間お気に入りのビジネス教育CDを聞き続けている。

頭の中に叩き込んでいる。




それ以外、車通勤だとなんも出来ない。


1時間半から2時間かかって会社に着くと、

午前中に一度眠り、

午後、昼食後に1-2時間意識が朦朧として居眠りする。


夕方、30分ぐらい机上でまた居眠りするから、


よく考えるとオフィスに行っても何もしていないのに気がつく。


夕方に社員と会話を少々する。


仕事をした気持ちになり、

夜の渋滞が終わった8時以降に帰宅する。  

家に到着すると夜10時以降、




私のニューヨークでの生活は、

日本のサラリーマンの生活と変わらないかも知れない。 



ロサンゼルスの経営者のライフスタイルとあまりにも異なっていて、

楽しい。 


88年から90年まで生活した

ロサンゼルスが懐かしく思えた。


私は日本以外の国で初めて住んだのがニューヨーク州のロチェスター近郊だった。

最初の外国がアメリカ、ニューヨーク州だった。


ロサンゼルスに仕事で行った時に、ここは違うと思った。


1年後、NYに赴任になった時(リーマン時代)、

嬉しかった。 


カリフォルニアに合う人間とニューヨークに合う人間は種族が異なる。 

特に、カリフォルニアの人間は、NYに住んでも1年以上住める人は少ない。


淡水魚に海水に住めと言ってるみたいなものだ。


ニューヨーク、マンハッタンは、過激な街で、危険で、乱暴で、自分が強くないとつぶされる。

あらゆる交渉が発生する。


契約書にサインしてあっても、嘘の請求書が送りつけられる。


いつも試されているのだ。



そんなめちゃくちゃな街でも、

私の第二の故郷であり、人生の大半を過ごして来た街であるだけに、

私にとって快適な街なのだ。


カリフォルニアライフスタイルはここではありえない。




ほんまに、こんなに自分勝手な人間が集まって、めちゃくちゃな事が起きて、

それでも均衡が保たれている街はあまりないだろう。

だから自分の性格に合ってるのかも知れないが。。(笑)