ポップ・ミュージックのトリコ -79ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

 

Playlist(Spotify)※最新チャート分

 

1位 "INZM" Number_i

 

2位 "チートデイ" 乃木坂46

 

3位 "KING KONG" TREASURE

 

4位 "ライラック" Mrs.GREEN APPLE

 

5位 "familie" Mrs.GREEN APPLE

 

6位 "Bling-Bang-Bang-Born" Creepy Nuts

 

Number_iが一位に。

 

 

 

今週のピックアップ

 

"Curry on love" Lienel

 

"Don't Tell Nobody" ONE OR EIGHT

 

"EMPIRE" Snow Man

 

"夏恋ジレンマ" わーすた

 

"Lemon" 米津玄師

 

今週はサマソニでのNumber_iの活躍にちなんでボーイズ・グループ&ガールズ・グループ中心にセレクト。

世の中というのは面白いもので、このボーイズ・グループ、ガールズ・グループの大流行を誰が予測しえたでしょう。

自由主義経済では、売れているものは”いいもの”であるという価値観が成り立ちます。

つまりたとえ”いいもの”であってもそこに需要が伴わなければ身勝手に社会に存在することは許されないのです。

そして売れる、ということが前提になったとき大衆芸術は表現の自由を得ます。

number_iの作品を聴いて、”売れ線”と感じる人はいないでしょう。

売れる音楽をつくるために大衆に迎合することがダサいというならnumber_iは真逆の事をしています。

それは出せば売れると数が見込めるからこそできる冒険。

なぜ売れるのか?それはいろいろ理由はありますが一番のポイントはルックスがいいからです。

ネットの時代になって、社会はどんどん漂白されていっています。

結果キレイであることは本人の資質と同じくらい大事な要素になっています。

外見の良さはSNSで拡散され、内面の汚れもSNSで拡散され、場合によっては社会から抹殺されます。

こうしたカワイイ・キレイが最優先される世の中では常に最悪の中の最善を選択するような政治の世界ですら、内面どころか外見までキレイな人にゆだねようとする風潮があります。

世間と音楽はいつも映し鏡。

どちらがいいとかではなくバランスの問題。

当ブログは売れる音楽をポップ・ミュージックとして話題にするので、”売れる音楽”を取り上げます。

number_i、唯一無二の音楽性で”ズーマズーマ!”なんていうフックを歌うなんて新しすぎ。

アクション映画の夜のカーチェイスのシーンとじかに合いそうな感じ。

 

最後に根津玄師の"Lemon"を。

ついに映画『ラストマイル』が公開に。"Lemon"はその世界観を共有する作品のうち『アンナチュラル』の主題歌でした。

この作品の塚原あゆ子監督は『グランメゾン東京』の映画化も予定があり、マリオでいえばスターを取っているときのような状態ですね。

ここでうまく実績を上げれば間違いなく大物監督の称号を得られるでしょう。

リドリー・スコットタイプではなく、トニー・スコットタイプの職業監督っぽいイメージでしょうね。

ただ、監督にはいろいろスタイルがあってもいいのだと思います。

それは会社のボスと同じ。

部下にオレ流を浸透させて細かくチェックして指示だしどころか直接手直しもして自分流を貫くタイプもいれば、大まかなコンセプトを共有すればあとは部下に任せて、自分は進行と全体のバランスを調整するべく手綱を握って奮闘するタイプのどちらも一生懸命ですし、責任ある仕事であると思うからです。

 

 

 

Playlist(Spotify)

 

1位 "A Bar Song (Tipsy)" Shaboozey

produce:S.Cook, N.Sastry

 

2位 "I Had Some Help" Post Malone feat. Morgan Wallen

produce:Hoskins, Charlie Handsome, Louis Bell

 

3位 "Die with a Smile" Lady Gaga & Bruno Mars
produce:Bruno Mars, D'Mile, Lady Gaga, Andrew Watt

 

4位 "Not Like Us" Kendrick Lamar

produce:Mustard
 

5位 "Birds of a Feather" Billie Eilish

produce:Finneas

 

 

Shaboozeyが6週連続で首位に。これで通算7週目のトップ.

レディ・ガガとブルーノ・マーズの10年代席巻コンビが新曲を3位に食い込ませています。

映画『ジョーカー』続編の公開を控え、出演するガガ様に注目が集まりますね。

 

 

今週のピックアップ

 

"Wrong Ones" Post Malone feat. Tim McGraw

 

"What Don't Belong to Me" Post Malone

 

"Goes without Saying" Post Malone feat. Brad Paisley

 

"Never Love You Again" Post Malone feat. Sierra Ferrell

 

"Sailor Song" Gigi Perez

 

今週は彼を取り上げないことには語れません。

ポスト・マローンがカントリー路線のアルバムをリリースしてチャート1位にランクイン。

 

映画『ツイスターズ』の予想を超える大ヒットに加えて、このポスト・マローンのド直球のカントリー・アルバム

『F-1 Trillion』が出たという展開だとなんだかこれが本当に2020年代の米国なのか?と頬を叩きたくなりますが、夢ではなく現実にアメリカは過去の栄光を取り戻し、自信にあふれているかのようです。

そしてやっぱり今年が米国の大統領選挙の年、ということは大きいでしょう。

音楽は世の中の映し鏡です。

 

ただ、こうした熱狂の中にこそ、ここ数年のオルタナな流れ、女性や黒人やクィアの問題を忘れてはなりません。

どちらが正しいとかいう話ではなくてバランスが問題なのです。

そうした視点からGigi Perezの彼女の告白とも言える身を削って作っている音楽も取り上げておきます。

 

監督
デビッド・リーチ

ジャンル
アクション

出演
ライアン・ゴズリング as コルト
エミリー・ブラント as ジョディ
アーロン・テイラー=ジョンソン as トム・ライダー
ウィンストン・デューク as ダン
ハンナ・ワディンガム
テリーサ・パーマー
ステファニー・スー

鑑賞方法
映画館(ドルビーシネマ)

 

いつもいくドルビーシネマの映画館では配給会社の兼ね合いでかかってなくて、IMAXかドルビーか迷いましたが郊外のドルビーシネマで鑑賞。

こうやってあちこち映画を観るついでに普段行かない町にもお出かけできるので、それはそれで楽しいのです。

 

初日の1回目に行ったので、さすがになかなかの賑わい。

『バービー』のライアン・ゴズリングに『クワイエット・プレイス』のエミリー・ブラント、さらに監督は『ジョン・ウィックシリーズ製作のデヴィッド・リーチというここ数年の映画界のメインどころが集まった作品。

今が旬の映画人は何を語るのかな?と思ったら、これまた映画についての映画でした。

主役の二人がスタントマンと撮影監督という設定で、映画を撮影するシーンが冒頭からふんだんに出てくるのですが、まあとにかく楽しそう。

今の映画ってこうして撮ってるんだ、っていうのがよくわかる一面もあって新しい映画の撮り方ですね。

監督のデヴィッド・リーチがスタントマン出身ということもあって特にスタントマンの仕事へのリスペクトもすごくて、映画のなかで映画を撮ってるものですから、そのあたりのリアルさも物凄いものがあります。

主役二人のラブロマンスもコメディタッチで描かれていて、コロナ期以降すっかり下火になっているラブコメものを久々にちゃんと観た気もしました。

 

トム・クルーズの『ミッション・インポッシブル』のように、とにかく撮りたいシーンを撮ってからそれをつなぎ合わせてシナリオを考えて作ったことは明白で、トム・クルーズがひとり過激なスタントをこなすのに対して、本作はスタントマンが全員で一丸となって怒涛のようにスタントシーンが繰り出される映画をつくった作品。

そしてそのシナリオでは、過去の映画作品についての言及がこれまたたくさん出てきて、映画を好きな人ほど楽しめる内容になっています。

 

こうした映画を好きな人、つまり「映画ファン」を楽しませる演出は、最近増える傾向にありますね。

映画を観るひとの「入門編」みたいな作品が減って、何度も映画館に足を運ぶ人に向けた映画が多くなっているともいえるでしょう。

 

これは確かに未来を見据えると先細りを予感させるものですが、「ファン」こそ現在時点においては最も映画館にとって大切な顧客で、その顧客の満足度を上げることは売上を上げることにつながるので間違った方策ではないでしょう。

 

映画館は若い新しい映画世代を取り込むことを諦めたわけではなく、ホラージャンルなんかでは逆に若い世代向けに振り切った作品を作っているし、テイラー・スウィフトのライブ上映など、まったく違うファンを映画館に呼び込む努力もしています。

 

こうしてライトユーザーとヘビーユーザーの両方に映画館を楽しんでもらう手立てが打ててるうちは、まだまだ映画館も頑張れているということだと思います。