ポップ・ミュージックのトリコ -69ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

 

監督 ポール・キング

ジャンル コメディ アドベンチャー ファミリー

出演 ティモシー・シャラメ ヒュー・グラント キャラー・レイン キーガン=マイケル・キー パターソン・ジョセフ マット・ルーカス マシュー・ベイントン サリー・ホーキンス ローワン・アトキンソン ジム・カーター

鑑賞方法 鑑賞方法 自宅にて動画配信を視聴

 

ジョニー・デップにしか体現できないような現実離れしたキャラクターの役にティモシー・シャラメが挑むとなれば見ないわけにはいきません。

さすがに若手有望株ナンバーワンのティモシー・シャラメといえどこれは多少荷が重いのでは、と心配していましたが、シャラメの王子様的な魅力100%全開放でウィリー・ウォンカを演じきり、あれよあれよと夢の国に連れ去られてしまいます。

想像以上にハートフルなコメディ作品になっていて、『チャーリーとチョコレート工場』にあった毒っ気はかなり浄化されており、オトナが観る作品としての味わいは薄目ですが、そんなことはお構いなしに何の迷いもなく王道の”夢の国”の物語を貫き通してくれます。

この見応えは、そうまさに・・・ディズニー!!!

いや、でもこういうの最近ディズニー作品に無いんですよね。何やら小難しいメッセージが入っていてダサい。たとえて言うと日本の電化製品のリモコンみたいな、説明やら仕掛けが多すぎてしかもそれがあまりひねりもなく作中で映像化されるので美しくないんですよね。

そんな中、目一杯世界観から登場人物までチャーミングな魅力で本作は染め上げられていて、こんな世界に行ってみたい、と思わせてくれます。

チョコレートで体中コーティングされるように、甘い世界にどっぷり浸れる極上の映画体験でした。

これ観たら『ディズニーランド』より、『ワーナーランド』に行きたい!ってなりますよ。

いやこれ続編が観たい。

この世界観とキャラクターで伝えるべきものはまだかなりあるように思います。

小難しい賛否両論ある思想や思想の前に、普遍的な童話や寓話があまりにも少ない現代に、こどもが憧れ、夢中になり、オトナが忘れた大事なことを思い出せる作品を映画界はちゃんと継続して作らなきゃいけないと思います。

本作はそんなことに真正面から取り組んだ作品でした。

 

監督 ウェス・ボール

ジャンル アクション SF

出演 オーウェン・ティーグ フレイヤ・アーラン ケヴィン・デュランド ピーター・メイコン

鑑賞方法 鑑賞方法 映画館(ドルビーシネマ)

 『ゼルダ』の実写映画の監督を務めるとのことで俄然注目が集まるウェス・ボール監督の最新作ということで、テンションも上がり気味の中映画館へ。

冒頭の静かな始まりから一気に動きのあるアクションシーンにアクセル全開になっていくところで早くも完全に映画の世界に引き込まれました。それに加えてかなり現代的な人間の文明が廃れてそこがジャングル化している雄大で美しいのに不穏な雰囲気のディストピア演出が見事。

本作はそうした独特の美麗な背景に目が奪われ、何気ないシーンでも「もっと見たい」とおもわせる絵作りが連続するのでもうそりゃ大変。

そのうえ、猿のCG描写は何の違和感もなく、本当にそこにしゃべる猿がいるかのようなリアリティ。

かなり満足な映像体験をすることができました。

 

登場する人間は最小限に絞ってあり、ほとんど猿たちだけで話が進むので、作品で語られるテーマ自体は、そこまでひねりが効いているものではなかったのですが、予定では今回も3部作で制作予定らしく、それを考慮すれば、世界観や登場人物の細かな設定を急がず丁寧に描いているのは正解。本作で主人公ノアのことをみんな好きになるだろうし、そんな彼が何やら開けてはならないパンドラの箱を開く片棒を担いでしまったような妙な胸騒ぎも観客に伝わっているはず。むしろ人間たちが絡んでくることが確実な2作目以降にきちんと見せ場を残していることは明らか。それにきちんと繋げる発射台としての役割を十分に果たしているので本作は上手に作れていると思います。

20世紀FOXの買収劇の混乱を潜り抜けてディズニーがGOサインを出した企画だけあって、これは次回作が楽しみ。この内容とお客さんの入り方ならちゃんと続編も作れるでしょう。

子供が観ても十分楽しめるのに大人が観てもキチンと何らかのメッセージがある作品。ポップシネマとしては文句ない仕上がりだと思います。

Playlist(Spotify)※最新チャート分

 

 

1位 "Bling-Bang-Bang-Born" Creepy Nuts

 

2位 "五月雨 (Samidare)" &TEAM

 

3位 "君はハニーデュー" 日向坂46

 

4位 "ライラック" Mrs.GREEN APPLE

 

5位 "幾億光年" Omoinotake

 


Creepy Nutsが今週も首位を維持。

 

 

今週のピックアップ

 

"ビリミ" ICEx

 

"鬼ノ宴" 友成空

 

"青と夏" Mrs.GREEN APPLE

 

"風に戦ぐブルーズ" 東京スカパラダイスオーケストラ feat.TAKUMA(10-FEET)

 

"初恋キラー" 乃紫

 

いやまあホント邦楽は今メチャクチャ面白いですね。

チャートにランクインしている曲の紹介という枠の中で、どこまでディープなものを扱うか迷いながら、選曲するわけですが、毎週たくさんの曲を落としているのは邦楽の方。