5位 "Too Good at Goodbyes" Sam Smith produce:Jimmy Napes, S.Fitzmaurice, StarGate 世界が待っていた彼の新曲がいよいよ解禁。 風貌は幾分かシャープになったようですが、相変わらずの美声。 アカデミー賞で『ムーンライト』が作品賞を受賞したことが象徴的ですが、今年の米国エンタメ界はLGBTのテーマを扱う作品が多いわけですが、ここへきてサム・スミスが沈黙を破って登場したことにより、音楽界の2017年のトピックとしても、後世に残る大きな特徴として語られることになると思います。 この変化がずっと語られることが素晴らしいわけではなく、このテーマが取り上げられることが無くなるくらいあたり前の世の中になったほうがいいわけで、あえて私は「一過性のブームで終わらないでほしい」という表現はこのテーマに限っては避けておきます。
Taylorの"Look What You Made Me Do"が3週目の1位に。
今週のピックアップ
"I Get the Bag" Gucci Mane feat. Migos グッチ・メインが何だか元気ですね。 どうしてもキャリアに一度区切りが付いてしまったために、どこか「過去の人」という印象があるのですが、ラップを聴くとやっぱりいいんですよね。 スヌープとかもそうなんですが、ホンモノはやっぱりキチンと残っていきます。
"Dusk Till Dawn" Zayn feat. Sia もうワン・ダイレクションのなんていう書き方は必要がないゼインの新曲はシーアをフィーチュアして、歌世界もサビの部分は完全にあの彼女の世界。 それはともかくゼインの発表する作品に触れるごとに、何だかジャスティン・ティンバーレイクがかつて辿ったいったコースを思い出します。 セクシーさが体中から溢れ出していて危険です。
"Love So Soft" Kelly Clarkson 今第一線で活躍するアーティストから、「憧れていました」といわれるくらいもうベテランの域に達したケリー・クラークソン。 マネージメント側と音楽性で喧嘩するほどひたむきな姿勢も評価を受けているんでしょうね。 それにしてもやっぱり歌のパンチ力は20代のころの勢いのまんま。 本作はそれにちょっと嗄れ声が混ざっていて、今の「リアルさ」「剥き出し」といった時代の雰囲気に合っています。
"Found You" Kane Brown 23歳というカントリー界では超若い年齢の彼。 しかしながらその若さを感じさせない歌声で注目を集めています。 Facebookへの投稿で人気を集めてのキャリアスタートというのがまた面白いところ。 カントリーの世界までこういう現象がスタンダード化してきました。
"Pills and Automobiles" Chris Brown feat. Yo Gotti, A Boogie Wit da Hoodie & Kodak Black ヒップホップととても良い相性でポップさとヒップさの間を上手く衝いてきた彼ですが、ここ最近のヒップホップの新しい潮流にはここまで絡みきれていませんでした。 しかし今R&B/HIP HOPが再興しつつある中、黙っている訳にはいきません。 歌って踊れるエンターテイナーである彼らしい、ダンサブルかつヒップなナンバーで仕掛けてきました。 2017年も最後の四半期に入って、いよいよ大物たちがゲームの駒を進めてきました。 毎週ワクワクしますね。
4位 " ...Ready For It? " Taylor Swift produce:Max Martin, Shellback, A.Payami 元はといえばカントリー畑出身のテイラーも多くのEDMアーティスト同様ヒップホップ調のナンバーをドロップしてきました。 ”時代遅れ”扱いされることがないよう、かなり大きく舵を切ってきています。 こういう路線を続けておいて、これまでの路線の良作を出せば、「これぞテイラー節」という評価となるはずで、切り札を残しておいたうえで、絶好のタイミングで切ってくる作戦は、ベタではあっても効果的な戦略です。
"Havana" Camila Cabello feat. Young Thug 元フィフス・ハーモニーのカミーラ、デスチャのビヨンセのように上手くいくのか? 新曲はヤング・サグをゲストに迎えているものの、ヒップホップ・ナンバーというよりは、ラテンな雰囲気の作品。 日本人はこういうラテン風の旋律に弱いので、この曲も個人的には思わずグッと来てしまいます。
"These Heaux" Bhad Bhabie ちょっとホンキモードなネタ続きなので箸休め(笑い) ネット上で "Cash Me Ousside How Bout Dah"で時の人になったのがきっかけでYouTuberとして活躍する彼女。本名はDanielle Bregoli。 日本でもそうですが、この手の有名人が大きな影響力を持ってきています。 あれ、何だかやっぱりマジメなコメントになってしまった・・・。