ポップ・ミュージックのトリコ -132ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。



1位 "Sad! " XXXTENTACION
produce:J.Cunningham
6/18、突如彼が射殺されたというニュースが流れました。
享年20歳。
20年前、90年代の喧騒の最中に起きた、2PAC、ノトーリアスB.I.G.の射殺事件を思い出させる衝撃的な事件です。
しかし、同時に猟銃自殺したカート・コベインのことも頭を過ぎりました。

XXXTENTACIONは若者中心に圧倒的な人気を集め、日本ではグランジ・ラップなんて紹介のされ方もしています。

2位 "I Like It" Cardi B, Bad Bunny & J Balvin
produce:Tainy, Craig & J. White Did It

3位 "Nice for What" Drake
produce:Murda Beatz, Blaq N Mild

4位 "Lucid Dreams" Juice WRLD
produce:N.Mira
何と4位に浮上。こんなスティングの曲("Shape of My Heart")を下敷きに使った作品が10年代に流行するなんて。というか、映画『レオン』を観たくなりますね・・・。

5位 "Girls Like You" Maroon 5 feat. Cardi B
produce:J.Evigan, Cirkut


XXXTENTACIONのSad!が1位に。
アーティストの死後に1位になった作品をピックアップ。

"(Sittin' On) The Dock of the Bay" Otis Redding 1967
飛行機事故で死去。

"Me and Bobby McGee" Janis Joplin 1970 
ヘロインの過剰摂取で死去。

"Time in a Bottle" Jim Croce 1973
飛行機事故で死去。

"(Just Like) Starting Over" John Lennon 1980
銃撃により死去。

"Hypnotize" The Notorious B.I.G.  1997
"Mo Money Mo Problems" The Notorious B.I.G. featuring Puff Daddy & Mase
銃撃により死去。

アーティストの不慮の事故死といえば飛行機事故や薬物の過剰摂取という印象でしたが、昨今は射殺されている印象の方が強くなってきています。


今週のピックアップ

"Apeshit" The Carters
Jay-ZとBeyoncéのカーター夫妻のユニットということで”ザ・カーターズ”。
なんか70年代の兄弟ユニットみたいな名前の付け方です。
ただもう、お金は湯水のように使っておりまして、PVはルーブル美術館貸し切りで撮影。
曲はファレルのプロデュースに、MigosのOffsetとQuavoが参加。
こんな馬鹿みたいに豪華な作品でも、ネットで簡単に誰でも鑑賞できてしまうんですから、何だか戸惑いを覚えます。

"Everybody Dies in Their Nightmares" XXXTENTACION
XXXTENTACIONの作品中一番好きな曲として当ブログで一度取り上げています。
彼に心から哀悼の意を表し、再度取り上げます。

"Bigger > You" 2 Chainz, Drake & Quavo
カーター夫妻の登場でちょっと霞んでしまいましたが、今週はこんな豪華なコラボ曲も登場。
両方に参加しているQuavoの存在感!

"Born to Be Yours" Kygo & Imagine Dragons
何だかこういうEDM作品を聴くのは久しぶりな気がします。
ちょっと前までチャートジャック状態だったのに。
こうして聞くとやっぱり高揚感が得られる気持ちいいサウンドですよね。

"Friends" The Carters
Boi-1daが関わっているだけあって、Drake周辺の作品の雰囲気なんですが、そこはJay-ZとBeyoncé。
自分たちの作品にしてしまっています。
毎年恒例のIFPI(国際レコード産業連盟)が発表した世界レコード産業の売上実績を取り上げます。
2017年の世界レコード産業の売上は、パッケージ売上で前年比5.4%減となる52億ドル、配信による売上は前年比19.1%増となる94億ドル、それに権利収入24億ドルと”シンクロ収入3億ドルを加えて、合計173億ドルで前年比8.1%増で過去20年で最も顕著な成長を記録した昨年をさらに上回る好況な年となりました。

昨年飛躍的に成長した米国でのストリーミングサービスががさらに売り上げを伸ばし、音楽配信が米国レコード市場の75.0%を構成するまでになりました。
一方世界第2位の市場である日本は2016年は、パッケージ売上が前年比6.1%減となり、ストリーミング売上が前年比27.8%増と貢献したものの、依然としてパッケージ売上が72.3%を占めている状況下で日本の音楽市場は3.0%減となりました。



国別で見るとトップ5は今年も相変わらずの5国。 
1位 米国(15年:50億ドル⇒16年:53億ドル⇒17年:59億ドル)世界市場シェア34%
2位 日本(15年:24億ドル⇒16年:27億ドル⇒17年:27億ドル)世界市場シェア16%
3位 独国(15年:13億ドル⇒16年:12億ドル⇒14年:13億ドル)世界市場シェア8%
4位 英国(15年:14億ドル⇒16年:13億ドル⇒17年:13億ドル)世界市場シェア8%
5位 仏国(15年:8億ドル⇒16年:8億ドル⇒14年:9億ドル)世界市場シェア5%

上位5カ国の顔ぶれは変わりませんでしたが、順位はドイツが英国を抜いて3位に上昇しました。しかし実際は英国は3年連続売り上げは上昇しており、逆にドイツは前年よりやや微減しています。
このねじれは、英ポンドの下降によって起こったもので、ブレグジットの騒動の影響が引き続き市場に影響を与えています。ドイツは移民問題の火種を鎮火し、ドイツ経済を持ち直させた結果、音楽産業では英国に競り勝ちました。
日本と米国で世界の音楽産業の50%のシェアを占めている現状はほぼ変わりません。

上位5カ国によるシェアは昨年よりまたさらに1%ダウンして71%になり上位5か国で世界の4分の3以上のシェアを占めてきた時代は3年前に終わりました。音楽産業の新興国の存在感がさらに増していることから今年も、6位以下の状況も見てゆきます。

 6位 韓国(15年:3億ドル⇒16年:3億ドル⇒17年:5億ドル)世界市場シェア3%
 7位 加国(15年:3億ドル⇒16年:4億ドル⇒14年:4億ドル)世界市場シェア2%
 8位 豪国(15年:3億ドル⇒16年:4億ドル⇒14年:4億ドル)世界市場シェア2%
 9位 伯国(15年:2億ドル⇒16年:2億ドル⇒17年:3億ドル)世界市場シェア2%
10位 中国(15年:2億ドル⇒16年:2億ドル⇒17年:3億ドル)世界市場シェア2%

韓国が2年連続で好調を維持。音楽売上の前年比46%増で昨年8位から6位に上昇。韓国はストリーミング売上の好調と同時にパッケージ売上も伸びており、2013年と比べて音楽の市場規模は2倍以上となっています。
ブラジルが前年比71%とストリーミング売上を伸ばし、加えて演奏権売り上げも好調だったことから、音楽売上を底上げし、昨年のトップ10からの転落から反転、9位に上昇しました。オランダが返り咲いてきました。
また、いよいよ10位に中国がランクイン。中国もすべてのカテゴリーで伸びがみられるものの、やはりストリーミングの浸透が大きな原動力となっています。14位⇒12位と毎年大きくランクを上げてきており、今後益々の伸びが予想されます。
各国ストリーミングの売上が伸びる一方、アナログレコードの普及も進んでおり、パッケージ売上の12%、全音楽の4%を占める存在に浮上してきています。

人口では世界を圧倒しているアジアがいよいよ音楽産業で大きな影響力を持ちつつあります。北朝鮮を睨んで、大国米国が動いています。事実上、北朝鮮は米国に届く核兵器の開発は断念しているにもかかわらず、敏感に反応しているのは、この国を取り囲むように位置する日本・韓国・中国が、どんどん大きな存在になってきている現在、避けて通れない外交案件になっているという側面も否定できません。

NMBの”欲望者”を聴いたら久しぶりにクール系のダンス曲が聴きたくなりました。

何だかこういう曲って最近は欅坂っぽいと思ってしまいがちですが、乃木坂や48グループでもちょくちょくあるんですよね。

同じクール系でもファンクよりのやロックよりのはここでは省きました。



UZA ”AKB48 2012.10

制服のマネキン ”乃木坂46 2012.12

カモネギックス ”NMB48 2013.10

命は美しい ”乃木坂46 2015.03 

Must be now ”NMB48 2015.10

サイレントマジョリティー ”欅坂46 2016.04

不協和音 ”欅坂46 2017.04

逃げ水 ”乃木坂46 2017.08

欲望者 ”NMB48 2018.04


完全に自己満足の世界です。