ポップ・ミュージックのトリコ -122ページ目

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。




1位 "Girls Like You" Maroon 5 feat. Cardi B
produce:J.Evigan, Cirkut

2位 "Sicko Mode" Travis Scott
produce:Hit-Boy, OZ, Tay Keith, Cubeatz, R.Chahayaed
初登場今週2位に浮上してきたのは、Drakeをフィーチュアしたトラヴィス・スコットの"Sick Mode"。
彼のアルバム『Astroworld』はコンセプチュアルなつくりなのに、猥雑なサウンドの集合体という不思議なアルバム。
ヒップホップもついにこういうアルバム作品をつくるようになってきましたね。
たとえに出すのは悪いとは思いながら、あえて言うとローリング・ストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』("She's a Rainbow")やプリンスの『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』("Paisley Park ")
(両作品とも評価は賛否両論あるのですが、個人的にはメチャクチャ好きな作品)並みに面白い。

3位 "Lucid Dreams" Juice WRLD
produce:N.Mira

5位 "Happier" Marshmello & Bastille
produce:Marshmello
BastilleのDan Smithをフィーチュア。
色々書きたいことはありますが、まずはPVをご覧あれ。
ペットを飼ったことがある人なら泣かずにはいられない内容。


Maroon 5のGirl Like Youが6週連続の1位に。



今週のピックアップ

"Sunflower (Spider-Man: Into The Spider-Verse) " Post Malone & Swae Lee
米国では年末公開、日本では来年公開のアニメ映画『スパイダーマン: スパイダーバース』の主題歌。
Rae SremmurdのSwae LeeとPost Maloneといえばもう米国のティーンにとっては今最もホットな二人のコラボ。
二人は今回ばかりは毒気をおさえてドリーミーな雰囲気のポップ・バラードを歌います。

"Fine China" Future & juice WRLD
Futureとjuice WRLDのコラボによるミックステープ『Wrld on Drugs』がリリース。
年末に向けチャートが一段と賑やかになってきました。
この二人のコラボというのも贅沢な企画です。
ストリーミングの時代に入って、ヒップホップがまさに黄金期の90年代を超えての最盛期を迎えている今の状況ならではの充実した作品のリリースがとどまることなくあふれ出しています。

"Money" Cardi B
Cardi Bがついに新曲をリリース。
これまでコラボ作品やフィーチュア作品も多く、ずっとチャート上で見ていたので”待望の新曲”という感覚こそないものの、逆にもう何だか大物感さえ漂っていて、次のアルバムに向けては注目をせざるを得ません。

"Astronauts" Future & Juice WRLD
二人のコラボ作からもう一曲。Juice WRLDってもはやシンガー、って思ってしまっていましたが、この曲を聴いたらやっぱりラッパーです。

"Get Dripped" Lil Yachty feat. Playboi Carti
ファミコンのBGMみたいなトラック。
これでちゃんとまじめに曲を完成させて流行らせてしまうんだから凄い。



1位 "Girls Like You" Maroon 5 feat. Cardi B
produce:J.Evigan, Cirkut

2位 "ZEZE" Kodak Black feat. Travis Scott & Offset
produce:d.a. doman
初登場2位で飛び込んできたのはこの豪華コラボ。
そりゃ当然みなチェックするわけです。
ヘッドホンを変えたのでやたらと音の広がりが大きくなってそれが気になるのですが(汗)、それを差し置いてもスティールドラムの音がいいアクセントになってます。

3位 "Lucid Dreams" Juice WRLD
produce:N.Mira

4位 "Better Now" Post Malone
produce:Frank Dukes, L.Bell

5位 "MIA" Bad Bunny feat. Drake
produce:DJ Luian, Mambo Kingz
Bad Bunnyが初登場5位でチャート・イン。
ラティーノの躍進が全米チャートを揺らしています。
まあ、Drakeのフィーチュアも勿論大きく作用しているんでしょうけどね。
それにしてもDrakeさん、がっつりスパニッシュ気取りで歌ってますねぇ。


Maroon 5のGirl Like Youが5週連続の1位に。



今週のピックアップ

"Mo Bamba" Sheck Wes
ニューヨークのハーレムという、今ではすっかり若者に人気の街に生まれ変わった地区から登場したSheck Wes。
今の流行の音は鳴っているのですが、なんだかんだ言ってもヒップホップ発祥地だけに、変な受け狙いは控えめで、地に足が着いた作品がこの地からは出てきます。

"I Like Me Better" Lauv
こちらも新調したヘッドフォンで。
ううむ、まだこの生々しい音の解像度に耳が追いついてません。
音量を上げているわけでもないのにこの情報量。
無音との輪郭がクッキリ。
・・・やっぱりいいヤツはそれなりの音が鳴りますねえ。
はやくこの音に慣れてしまわないとレビューがブレる・・・。

"Pass Out" Quavo feat. Savage 21
班長の1stソロアルバム『Quavo Hancho』。
やっぱり個人的にはSavage 21をフィーチュアした曲が気になって早速チェックしましたが、やっぱり相変わらず良い仕事をする男です。
さすがにQuavoといえど、相方無しでは味が単調気味になるのを、見事に支えきります。
それにしてもこのくらいヘヴィーで変化球的な曲でもスピード感を感じるとは・・・。

"This Feeling" The Chainsmokers feat. Kelsea Ballerini
この音のヌケの良さが活きるのはEDM系かな?ということで、チェンスモ。
どうやろか?
音が鳴りすぎる気もします。
もうちょっと密室的でソリッドな音が好みかも。
色々試して買ったので想定の範囲内ですが、自分の好みと合う部分と合わない部分がありそうです。
音に合わせてヘッドホンを変えるか、音に調整を加えてしまうか?
悩むところ。

"Lose It" Quavo feat. Lil Baby
先週取り上げたLil Babyが客演。
#DjTakeOff バージョンなる動画がQuavoのインスタの投稿から拡散してこの曲が盛り上がったのですが、このリミックス(?)の正式なリリースを望む声が多数(笑)
まあ、このDjTakeOffの目ですよ!


"Lucid Dream" Juice WRLD



シカゴ出身の本名Jarad Higginsは1998年12月2日生まれ。
3歳の時に父親は離婚して家を出たため1歳年上の兄と一緒に母親によって育てられた。
母親は厳しく敬虔な人で、ラップ・ミュージックとは切り離された環境で育ち、音楽は『ギターヒーロー』などのゲームを通じて吸収していったと彼は語る。ビリー・アイドルやブラック・サバス、Blink-182、メガデスなどに親しんだようだ。
そんな彼ではあったが、少年期はドラッグにはまり、母親が遠ざけたはずのラップ・ミュージックの中でよく語られる世界に生きてきたことは皮肉である。

そしてJaradが音楽でのキャリアを積む中で選んだのはラッパーの道。
とはいえそのスタイルはTペインやカニエが切り開いた”歌うラップ”路線。
2000年代にラッパーがどんどん歌うようになった時代に思春期を過ごした彼にとっては、そのスタイルは当たり前のものなのだろう。

今ヒットしている"Lucid Dreams"は日本語では”明晰夢”の意。夢の中で自分で”夢”と自覚できるもののことをいい、内容を自分でコントロールできることもあるものだ。

この歌の歌詞はこのタイトルと薬物の名前以外はとても平易な単語で紡がれていて、かえってこのタイトルと薬の存在が際立つ。
マニアックな薬の名前が躊躇なく出てきてしまうのは彼の人生を物語っているし、思い出から抜け出せないと歌う他愛のない失恋ソングを明晰夢という、日常使わない言葉でまとめあげるセンスは、彼のリリックライターとしての才覚を象徴している。
映画『レオン』のエンディングテーマとして知られるスティングの"Shape of My Heart"を使ったことで、多くの人の注目を集めることができたが、繰り返し聴く羽目になってしまうのは、彼のリリックに痺れさせられるからに他ならない。


"All Girls are the Same"
彼の代表作といえば、今のところ"Lucid Dreams"かこの曲。

"Lean wit Me"

"Black & White"