新しい世代に響くうた(改訂版)4-⑮ | ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。



Green Flash”AKB48

このコーナーで2014年に取り上げたAKB関連作品は

AKB48⇒2(”前しか向かねぇ””心のプラカード”)
SKE48⇒2(”未来とは?””不器用太陽”)
NMB48⇒2(”高嶺の林檎””らしくない”)
HKT48⇒2(”桜、みんなで食べた””控え目I love You!”)

ということで2013年に比べるとHKTが1曲増やしてついにグループ各2曲と一列に並んだ状況ですが、

乃木坂46⇒3(”気付いたら片想い””夏のFree&Easy””何度目の青空か?”)

を入れると少し状況が変わり、乃木坂の躍進が顕著です。

2015年の一つの争点はここの動静になりそうですが、まずはAKB48がポイントを取りました。

今回の新曲では、乃木坂が受けている”ちょっと大人”というポイントをこじはるとゆきりんというグラビアでもしっかり功績を残す二人にセンターを任せて迎え撃ち、楽曲の”ちょっと本格的”という点をたかみなとさやねぇの実力派の二人にかなり本気度の高いラップを担当させて今までになくアイドル路線から距離を置いた楽曲を持ってきてがっちり迎え撃っています。

AKBは妹グループとお姉さんグループに挟まれて大変ですが、それはSKEやNMBとて同じこと。
またHKTもNGT48がスタートを切る前に結果を出しておかないと厳しくなります。

今後各グループは個々の個性の集合体としてどういう側面をフィーチュアしてゆくことがいいのか、”お姉さん”や”妹”といったもの以外にメンバーの人格的な特徴を活かして伸ばしてゆくことが求められそう。
こればかりはグループのメンバーやそれを支えるスタッフの努力の結果でてくる汗や涙の滴として絞り出されるものなので、恣意的にどうしようと思ったところで思い通りにはならないでしょう。大阪だったら”お笑い”とかいう簡単なものではないでしょう。そのときその瞬間のグループで出せる最高の結果を追及するほかないと思います。

グループによっては卒業などもあって、開店休業中になってしまっている個性もあるかもしれません。それを誰かに背負わす努力をするのではなく、いまこのメンバーだからこそできる、いや、このメンバーでしかできないことに集中して2015年も大いにポップ・ミュージック界を盛り上げてほしいものです。

特にAKBはかつてモー娘。が経験したような世代交代の苦しみを背負い、もがきながら頑張っています。確かに”ガチ”はAKBグループの大切な個性ですが、いつも必死の形相をしたメンバーを見たいわけでもありません。たとえばメンバー持ち込み企画でユニットを組んで楽曲をリリースするくらいの気楽さがあってもいいと思います(かつての部活みたいなやつですね)。自然と今までの伝統を受け継ぐ役割や逆に打ち破る役割が、新旧のメンバーの垣根を越えて生まれてくるのではないでしょうか?そのどちらも受け入れる自由さがAKBグループの最もAKBらしい部分のひとつだと思います。