2011年の作品なので”いまさら”感は拭えませんが、『サウダーヂ』という映画に出演する田我流のラップがフィーチュアされた予告編の曲が素晴らしすぎてハマッてます。
『サウダーヂ』予告
映画はいまだDVD化されておらず、2014年の今もロングラン上映中という異色の作品。
かつてフォークの思想を取り込んで、”ロックンロール”から”ロック”へと変貌した音楽が忘れている物がここにあります。
それは近年のHIP HOPにも通じるところがあります。
田我流の作品には、90年代の日本のヒップホップが持っていたギラついた喪失感が漲っています。
king guiddra-真実の弾丸
新しい音楽の潮流は人種の坩堝と化した所で起こるのは歴史が証明していますが、
20年前のTOKYOのような首都ではなく、今は移民問題を抱える甲府のような地方都市こそが、新しい音楽の潮流を育みつつあるのかもしれません。
かつて貿易で繁栄していたリヴァプールが没落したとき、その貧困に沈み行く街で育った4人が世界を席巻するビートルズとなったように、日本も、次の流行は沈み行く地方都市が舞台となるような気がします。