13日に行われた米MTV主催のVideo Music Awardsでカントリー歌手のテイラー・スウィフトに行った行為がきっかけで、カニエ・ウェストの活動自粛や活動休止の噂が流れています。
私はここで何度か書いている通り、00年代(いわゆるノーティーズ)の音楽にとって、アリシア・キーズ、エイコン、Tペインが果たした役割は格別だったと思っています。そして、そこに同様に名前が挙がるのが、カニエ・ウェストだと思っています。そして、カニエは、この00年代(諸説あると思いますが、私は2010年までをそう呼びたいと思っています。)にもう一枚リリースが期待でき、そのアルバムこそが本当の大きな変化を世にもたらすアルバムになるであろうという確信に近い期待をしていました。
もしこの騒ぎでこの流れが変わるとすれば非常に残念です。
他の面々とて、自らは革新的なクリエイターとしての活動をTペインに任せて一線を引いているエイコン、ジェイZによるオートチューン流行への警鐘で今後の活動に水を差された感のあるTペイン、スウィズビーツとの私生活でのパートナーシップが作品に及ぶことによって、彼女らしさがきちんと維持できるかが心配なアリシアと、それぞれ不安要素が残ります。
00年代のサウンドの立役者たちは、今それぞれが、抱えるものの種類とレベルに違いはあれど岐路に立っています。
アリシアは今年中にアルバムをリリース予定とのこと。まずは彼女の作品に注目したいと思います。