
今回は日本の音楽を語る上でもはや絶対に避けることはできない存在であるアーティストです。
あまりに多くの代表的な作品があるので、2回に分けての紹介です。
桑田佳祐(1956年2月26日生)血液型A型
当時としては珍しくまだまだ高価だったLPでビートルズが全部家に揃っていたという環境もあって、かなり洋楽寄りのサウンド。歌唱法もメロディを崩さないように多少でたらめでも歌詞を加工して楽曲の持つフィーリングを損なわないようにする徹底ぶり。「何を言いたいのかわからない」というフレーズもときにはありますが、ロックになじみにくい日本語の語感を楽曲にぴったりはめ込み、一時代前にあった、「ロックを日本語で歌うことはありかなしか」という論争にひとつの解決策を見出した功績は非常に大きいと思います。
①”いとしのエリー”サザンオールスターズ
1979年3月25日発売
週間最高順位2位
コミックバンドと思われていた彼らが、実はとんでもない実力派であることを印象付けた代表的なナンバー。
当時レーベルの反対を押し切ってこのバラードを切ったらしいのですが、その勇気がなければ、そしてそれを呑む度量がなければこのヒットはありませんでした。
レイ・チャールズによるカバーも発表当時は驚きました。
②”C調言葉に御用心”サザンオールスターズ
1979年10月25日発売
週間最高順位2位
サザンらしい軽快なサウンドが心地よいです。
③”チャコの海岸物語”サザンオールスターズ
1982年1月21日発売
週間最高順位2位
当時大人気だった田原俊彦を真似たヴォーカルが面白い大ヒット曲。ちょうど桑田と原由子の結婚が話題になったころで、ワイドショー的な露出も重なって、久々の大ヒットとなりました。
④”メロディ (Melody) ”サザンオールスターズ
1985年8月21日発売
週間最高順位2位
80年代らしいエレクトロなサウンドに挑戦した意欲作。名曲。
⑤”スキップ・ビート (SKIPPED BEAT) ”KUWATA BAND
1986年7月5日発売
週間最高順位1位
デタラメなロックをやって日本のロックシーンに一石を投じたいという衝動のもと組まれたバンドでしたが、これによって初めて桑田氏は自身にとって初のチャートの1位を獲得しました。
ある意味桑田氏がサザンで実現してきた洋楽に負けないロックの”ドライヴ感”をサザン以上に追及するもので、歌詞も英語詩が多いのが特徴(アルバム収録曲は全英語詞)。
この曲も歌謡っぽさが皆無のカラッとした音が印象的です。
⑥”ONE DAY”KUWATA BAND
1986年11月5日発売
週間最高順位1位
期間限定活動だったKUWATA BANDのラスト・シングル。非常に荘厳な雰囲気のバラード。サザンとは一味違う作風ですがこれがまた素晴らしい完成度。
⑦”フリフリ'65”サザンオールスターズ
1989年11月21日発売
週間最高順位2位
骨太なロックサウンドがメチャかっこいいナンバー。
⑧”ネオ・ブラボー!! ”サザンオールスターズ
1991年7月10日発売
週間最高順位1位
この曲もシンプルなアレンジが爽やかなロックナンバー。サビはつい聴くたび口ずさんでしまいます。
⑨”エロティカ・セブン”サザンオールスターズ
1993年7月21日発売
週間最高順位1位
このころのサザンには独特の味があります。ロックの重鎮たるポジションになろうかとする彼らがこのテーマで歌うということだけでも大きな事件なのに曲自体も良く出来ているのですから敵いません。
⑩”江ノ島 ~Southern All Stars Golden Hits Medley”Z団
1993年9月8日発売
週間最高順位2位
サザンの曲をなぞの集団、Z団がメドレーのリミックスで発表したものです。
スタンド、アリーナ、カモーンのフレーズが印象に残る作品でした。
⑪”あなただけを ~Summer Heartbreak~ ”サザンオールスターズ
1995年7月17日発売
週間最高順位1位
いわゆる”サザンのサウンド”というイメージのど真ん中にある曲です。もはや神業。
⑫”愛の言霊 ~Spiritual Message”サザンオールスターズ
1996年5月20日発売
週間最高順位1位
サザンのイメージに新しい一面をもちこんだ、楽曲、歌詞ともに少し難解で複雑な曲。
ラップも曲中に導入。サザンは数々の新しいバンドが登場してきた90年代にありながら、まだまだ革新的な音楽を作り続けるアーティストであることを世に知らしめました。