寸劇の個人 -93ページ目

価値観とか・・・

先日、今年度最後の面接授業(スクーリング)を受講してきましたが

その先生のファーストインプレッションは、相当マズかったと思います。

それは、ワタクシだけでなく他の受講者全てにとって・・・

この面接授業は、一般的には数週間に分けて行う授業を

3日間に凝縮して行うため、相当キツいんです。

何がキツいか?って言うと、

『次の講義までのタスク』

が、一般では次の講義が1週間後なので、その猶予が1週間あるのに、

この面接授業では、次の講義は翌日なので、場合によっては徹夜をして

次の講義に臨む必要があります。

だから、講義自体も無駄なくスムーズに進行しなければ、

生徒の負担が増すことになります。

ってなことを説明しながらも、初日午前中丸々使って

課題にほとんど関係のない、政権批判や社会・経済の話を

自己紹介もしないまま2時間も3時間もやってくれました。

あまりの脱線の酷さに、とある生徒が挙手し

『その話は、課題に関係あるんでしょうか

と質問したほどである。

そんな質問を投げかけられた先生は

『ハイ、あります  』

って言い切ったけど・・・アレは、明らかに無理があったし、意識もしたと思います。

何故なら、その後話の内容をすかさず変えて、課題説明に移ったから

そんなこんなで午前中を終わってのお昼の休憩時間は、

ありとあらゆる場所から

『なんやアレ。自分で時間がねーとか言っときながら

カンケーねー話、延々と続けやがって・・・


みたいな話が聞こえてきた。

さて、その話なのだが・・・
要約すると、金儲け=悪という話でした。

ただ、ワタクシはこの話に対して同調出来ませんでした。

昔、村上ファンドの村上代表が

『お金儲けって・・・イケないことですか

と会見で発言して叩かれたことがあったけど、ワタクシは

この村上氏の意見に近いのです。
※誤解を与えるとイケないので弁明しておきますが、
『法を逸脱したり、誰かを貶めたりしてのお金儲けはイケないですよ

どういうことか?

と云いますと、お金が儲かれば、納税額が上がります。

多額の納税をすれば、それは社会保障費やインフラ整備など

公共のために使われる原資となります。

コレって、悪いことでしょうか?

また、利益が上がって、その原資を使って、

より良い新しい商品を開発できる・・・

コレって悪いことですか?

金儲け=悪

みたいな偽善的な持論を展開するのに、大学の貴重な講義時間を

2時間も3時間も使って延々と話されたらタマランですわ

仕事の休みをもらって、旅費交通費をかけてはるばる県外から来たのは

大学の講義を受けるためであって、

先生の持論を聞きに来たワケじゃあないですからね

まあ、最終日の最後のアンケートにしっかり書かさせていただきましたが・・・

でも、それを除けば大変意義ある講義でしたよ。

疲れたけど・・・




時の流れ

今日、3月16日(月)に息子が中学校を卒業しました

アッという間の3年間で、私にとっては特に野球部で

子どもや保護者、先生との繋がりがとても意味深く

とても充実した3年間を過ごすことが出来ました。

実は、去年・・・

自分にとって大変なことが起きました。

匿名といえど、とても詳しいことは書けないほどのことです。

しかし、立ち直ったきっかけは息子の存在だったので、

特にこの卒業は私にとっても、なかなかの虚無感を味わってます。

そして、今回初めて分かったことがあったのは、息子の学校でのキャラ。

どうやら、相当な人気者だったようです。

卒業アルバムには、男女問わず、クラス問わずたくさんのメッセージが寄せられ

『あこがれの存在だった』

とか

『いつもみんなの中心だった』

とか・・・

へえ~

ってカンジです。

何はともあれ、4月の新年度に向けて明るいスタートが切れるとイイですね

震災を振り返って思ふ・・・

東日本大震災から、ちょうど4年の月日が経った昨日(3/11)、

当時のことを思い返しながら、今思うことを。

当時、小学5年生だった息子が所属するソフトボールチーム

卒部生送別会を控え、6年生のフォトムービー を制作している最中でした。

送別会が13()だったので、仕事以外の時間の全てを費やして

自宅のPC に向かってたましたけど、自宅PCのスペックが异常に低かったため

ネットカフェを契約して、ネットカフェで作業しようと思い、仕事を早々に切り上げ

ネットカフェに向かう途中に立ち寄ったコンビニで号外を手に取りました。

号外には、 『東京の九段会館で、式典中に天井が落ちて、死者が出た』

というような見出しで、津波のことには触れてませんでした。

ネットカフェでテレビを見ながらPCで作業してた時の

テレビから流れる津波の映像に驚愕し、手が止まったことと

通常の企業CMではなく、公共広告機構ACがひたすら流れてたこと・・・

忘れられません。

それからは、現地で何らかの支援を・・・

と思いながらも、テレビ局や日本赤十字の募金は、現地の方に届くタイムラグや

使途について、些か不安があったので、自分なりの支援を考えていました。

私の職業は、建築設計ですが、最も尊敬する建築家の一人である

『坂 茂(ばん しげる)』

が、かなりのレスポンスで現地支援を始めた情報を掴んだため、

募金はそちらの団体『Voluntary Architects' Network(VAN)』に寄付しました。

因みに、私がやっていた募金は、名づけて

『◯◯したつもり募金

時期的に、呑みの席が多い時期だったので、いろんな宴に呼ばれていたため

実際に呑みは断って、呑みに行ったつもりになって

それに使うであろう金額のお金を、募金する

というやり方でした。

坂 茂氏は自身の設計実績に加え、被災地のボランティア活動は

世界的に有名であったため、

『今回も、おそらく早い段階で現地に入るはずだ』

と私なりに予想して、ネット上で情報を追いかけていたのです。

その速さと、的確さ、そして使途の明確さ・・・

寄付した全ての氏名が、協力者として全世界に公表されており、

自分の氏名も入ってました。

テレビで、坂 茂 氏の活動を見る度に、

『この資材のどれかは、自分が寄付したものなんだろう・・・』

なんて思えたので、何となく実感出来ました。

さて、建築に携わる者として、こういった災害の際に、

『自分には何が出来るのだろう・・・』

と考えると、答えに窮してしまいます。

と、いうのも著名な建築家であっても、私のような末端の設計者であっても

設計することは出来ても、実際に造ることが出来ません。

要は、線は引けるが建てられない、のです。

施工する業者と、お金を出す人や自治体に依存しなければ

実際には何も出来ないのが現状なのです。

設計で力や勇気、知恵などを創造、育む事は出来ても、

それは、誰かに依存してなければ・・・

設計は魅力ある仕事ではあるし、意義もある仕事だけど、

嘗て所属した建築士会の会長に

『息子には、この仕事は勧めない』

と言ったことがあるのは、そういう一面が潜在してるからなのです。

誇りを持って自分の仕事はやりますけど、ジレンマもあるから

だから、実際に実践・行動してる坂茂氏に惹かれてしまうのです。