北澤英実莉です。
潜在意識とは自分では
気づいていない感情です。
そして自分の思い、つまり
自分がわかること、それが顕在意識です。
ここに矛盾が生じると
人は怒ってしまいます。
では矛盾が生じるとは
一体どのような状態でしょうか？
例えばこのようなことを
言われた経験はございませんか？
「あなた、本当にそれじゃ駄目！」
「それは間違っている！」
「そのままではダメだよ」
「そんな自分を変えなさい」
「あなたバカね」
「頭が悪いね」
こんなことをはっきり
言われることはあまりないと思いますが
「それじゃダメだよ」と
今のままではダメだと指摘されたことは
私もあります。
私の場合は過去に
１０年以上海外に行っていなかったのですが
「旦那が海外が好きじゃないから
なかなか海外に行けない」といったときに
ある方にこう言われました。
「あなた海外にいけないことを
旦那のせいにしてない？」と。
その時私
「なにこのひと、失礼なこと言うな」って
ちょっと心の中で腹を立てていました。
ですけども
この指摘されて怒るのは
実は図星だからなんです！！
仮に先程の例でいえば
私は海外にずっと行けないことを
旦那のせいにしていたのですね。
そうすることで
自分のせいだって
思わなくて済むからです。
ですがここで、旦那のせいにしていることに
初めから気づいていれば
「そうなんです、私海外にいけないことを
旦那のせいにしてるんですよね」って
素直に思えたはずなんです。
そこに対して怒ることもないと思うんです。
言われて怒るってことは
図星だからなんですね。
そして、その感情に
自分が気づけていなかった
何よりもの証拠。
もし仮に
旦那のせいにしている自分に
気付けていたならば
「そうなんです
自分次第なのに
旦那のせいにしちゃっています」
と怒ることはないと思うんです。
そこに怒っちゃうってことは
顕在意識ではそうは思っていないんですよね。
私は旦那のせいにしていないと
思っている状態
ここで、矛盾が生じます。
旦那のせいだと思っているのに
指摘されて
なぜか怒ってしまう。
その理由は・・・・
まさに、図星！だからなのですね。
のままの状態にしてはいけない理由
先程の例でいえば
自分では旦那のせいだと思っているのに
「あなたのせいよ」と言われて
指摘されると腹が立つ
心の奥底では（潜在意識）
「本当はそうかもしれない・・・」と
思っている状態ですね。
このようにして
自分の心の矛盾に気づくことが
実は成長の第一歩なのです。
もしここで腹が立ったままにしておくと
思考回路的にこうなります。
「失礼なこと言う人だな。あの人
もう関わらないでおこう」です。
ですけどこうゆうことは
日常的にあるので
実はどんどん運気が落ちていきます。
腹が立つことは何度も言いますが
図星でかつ自分自身が
その状態を健在意識で
認められていない状態です。
そうやってどんどん
矛盾を無かったことにしておくと
どうなるのかというと
自分の本当の心の声に気づけない
という現象が起きます。
カラ元気といいましょうか？
例えば先ほどの例にすると
誰から見ても
海外に行けないことを旦那のせいにしている。
だけど当の本人だけが気づいていない
という状態です。
そしてもっと言えば
「人に嫌なこと言われても私は気にしない
ポジティブ、ポジティブ」と自分のことを
思っていたりすると・・・
自分ではポジティブだと思っているんですが
他人から見るとそうでもない、なんてことにも
なりかねません。
この矛盾点は
実は他人から見た方が
一番よくわかります。
自分に嘘をつき続けているし
他人のせいにする人というレッテルが
貼られて人が寄ってこないなんてことにも
なりかねません。
このようにして
どんどん小さなストレスが
溜まっていきます。
そして自分でも
何がなんだかわからないけども
うまくいかないなーとか
ストレスが知らない間に溜まっているなー
っていう状態になります。
こうやって人はだんだんと
自分を見失っていきます。
よくわからないけど
うまくいかない、
思い通りにいかないな
なんて現実に直面することになっちゃいます。
「人付き合いが苦手かもしれない」とか
「人に指摘されやすいな」とか
そんな風に思うこともあるかもしれません。
このようにして
自分の本当の思いに気づけないと
どんどんと運気が落ちていきます。
自分の心の声に気づくために
ぜひやってみていただきたい
トレーニングがあります。
それが
「怒った時」です。
心の中で、でもいいので
ちょっとモヤっとした時
怒った時
なんでそこで怒ったのかな？
と冷静に考えてみることです。
正直その場では
感情的になっているので
少し時間が経ってから考えてみること。
私も実は先程の件も
時間が経過してから
気づけたことなんです。
あの時は正直指摘してくれた人に
嫌な感情を抱いていました。
ですが図星だったことに気づけた時
「ああ、あの人はこれを
わかっていたんだな」って
逆に感謝する気持ちが芽生えました。
だからこそ
感情は長く置いておかずに
少しの時間を空けて
冷静に向き合ってみること。
先程の例でいえば「もしかして私
旦那のせいにしている？」と
少しでも考えてみることです。
感情を少し横に置いて
考えてみる。
すると
図星な出来事は大抵
その通りだ、と思えることが
あることでしょう。
ここに大きな自分の成長の第一歩があります。
常に小さな感情と向き合うことで
運気もどんどんUPしていきます。
私は職業柄
占いということもしますが
霊感がなくても
人のことがわかるようになるのは
実はここなんです。
「自分の心の声に気づいているからこそ
他人の矛盾も見えてくる」んです。
あ、この人
顕在意識ではそうは言っているけど
潜在意識ではどうは思ってないな。
だから今のままでは変われないな
ということがわかってきます。
矛盾って人からは非常によく見えます。
だからこそ
人の心に寄り添った
サポートができるんじゃないでしょうか？
特にコンサル業やコーチ
カウンセラーの方で気をつけたいのがここです。
自分の奥底の感情に気づけないと
相手の心の憶測の感情に
気づくことはできません。
人の憶測の感情に気づいてあげることができると
「あなた、ここが違うよ」と
指摘してあげることも
できますが
おそらくそのまま言えば
当時の私のように感情的に
なるだけなので
それとなく示唆して差し上げること
特に自分に関わる人は
気づいていただきたいですよね。
どのように伝えるかについては
またの機会に書きたいと思います。
自分の心の声に気づくことで
相手の心に寄り添えることができるようになる。
自分の心の声に気づくには
人から指摘されて怒った感情に
まずは向き合ってみること。
そうすることで
潜在意識と顕在意識の違いが
はっきりとわかる。
無意識で感じている感情を
見逃さないようにしよう
ということで何かの参考になれば幸いです。
運気アップ個人セッション