タイトプラグ交換 | TE27と過ごした時間

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TE27に乗る、クルマ趣味人のブログです。


クーラントの流れの弱い部分なんでしょうか、Egの最後部に錆やヘドロが溜まって腐食を招く。。
自分保障EgをOH時する際にしっかり清掃して、タイトプラグも交換しておけば良かったんですが、、しっかり省いておりました(^^;)。

ここの漏れの早期発見は、難易度が高いかも知れません。
リザーバタンクにあるクーラントは少しずつ減ります。
これに異常を感じました。
ただ、「走れば必ず減る」と言うわけでもありません。
例えば、伊勢志摩スカイランへツーリングに行った時はEgも回したので、後日リザーバータンクを確認すると1センチほど減ってました。
クラブミーティングで名古屋へ行った時は、距離は上記より走ってますが、豪雨の中でゆっくり高速道路を走行したせいか、リザーバータンクを確認しても減っていませんでした。
しかし、他の用事でジャッキアップすると、毎回水がEgメンバー辺りから少しだけ落ちてきます。何故か透明な水でした。。
そのまま原因がわからず半年くらい「???」のまま乗っていて。。。

気付いたのは、写真のようにはっきりと漏れ跡を確認できたからです。
漏れたクーラントは錆(ヘドロ?)を含んでいるので、派手に跡がつくようです。
この跡が無ければ、まだしばらく原因に気付かなかったかも知れません。
4番シリンダーのタイトプラグって、セルモーターの裏で直接目視は出来ず、注意深く見える部分(周辺)を見ないと発見できないんですよ。
 

放置して漏れが盛大になっても困りますので修理にかかります。
エキマニ外して、セルモーター外して、タイトプラグ周辺に空間を確保します。


タイトプラグを打ち抜くのは写真のセットを使いました。
大きいハンマーとマイナスのビット。
このクラスのハンマーなら、軽く数発叩けばタイトプラグを外すことができます。

一般的なハンマーだとEgルーム内では打力が出せず、難しいかも知れません。
マイナスドライバーを用いると、柄が長くてハンマーのテイクバックが取れません。
タイトプラグは肉厚があり、見た目より頑丈に入っています。

私は4番の腐食したタイトプラグ以外は、シリンダー内に打ち込んでしまいました。
(予定では、クルリンと回るはずだったんですが・・)
結果論ですが、2TGはタイトプラグがシリンダー内に抜けてしまっても、落ち込んだりすることは無く、その場に留まります。
私はシリンダー内に打ち込んだ後(外した後)、ラジオペンチでタイトプラグを孔に対して立ててある程度抜き出し、最後はプライヤーに持ち変えてズルッ!と抜き出しました。
思いの外、すんなり抜け出てきます。

4番だけ腐食が激しく弱っていたからでしょうか?クルリと回ってシリンダー内部に落ち込むことなく外すことができました。


外したタイトプラグ、左側から1・2・3・4番です。
4番は明らかに腐食で薄くなっています(黒いヤツ)。
ハンマーで叩いた際、4番だけタイトプラグが破れました。
私的な所見ですが、この様子から判断すると4番以外の交換は不要な気がします。
少なくとも上部に位置している2番・3番は、、全然大丈夫。
4番と同じ低い位置にある1番は用心で交換しても。。かも知れませんが、不要だと思います。
もし、同じような症状になった場合、4番のみの交換で良いのではないでしょうか。



外したら、シリンダー内の清掃をして、逆の手順で組み付けていくだけ。
孔の外周を紙やすりで均して、、200→400→800で綺麗にしておきました。
あとは、液体パッキンを塗布して、新品のタイトプラグを打ち込みます。
注意点は真直ぐ打込むこと。
斜めになると漏れる可能性があるそうです。


先日、試走がてら「道の駅 紀の川万葉の里」まで久しぶりにドライブしてきました。


この時期の夕方は本当に気持ち良いですね。


途中に寄った山麓線沿いにあるカフェ「カントリーロード」。
駐車場は砂利ですが、進入の段差も無く広いので、趣味車でも安心して行けると思います。
http://country-road.info/




余談ですが、黄色いヤツも念願かなってシフトノブを交換することができました。
黒いタイプより、握った感触が一回り小さいような気がします(^^)。


追伸:順調に修理できたように書きましたが、実際は色々と相談やアドバイスをクラブTE27のメンバーから頂きました。
   今のところ、修理は上手くいったようです。
   どうもありがとうございましたm(_ _)m。