ヴァーンフリートは2ヶ月ぶりに
6/15(土)京都10R 保津峡S(芝2200m)
出走するも、前目につけられず13着惨敗。
仕上がりは中山で4着に来た時並みではあったようです。しかし、「まわりを気にしたり、自分からやめてしまっているようなところがあり、精神面の課題が露呈してしまいました」と矢嶋師。「何か工夫を」というコメントに対し、その答えが障害練習でした。
「人との関係性をよりしっかりとしたものにして最後まで頑張れるようにするために障害練習を採り入れてみるのもいいのではないか、先々、障害転向という選択肢も増えるので」とのこと。
障害練習と言えば、腰の甘い馬を鍛えるのに用いられることもあるのは知っていましたが、精神的な訓練にもなるんですかね。知りませんでした。さすが新規厩舎。ここまで考えてもらって、ありがたいことです。
即障害転向という訳ではなさそうです。ここでしっかり鍛えてもらって、札幌芝2600mに格上挑戦しても面白いのではないかと思います。鞍上は手塚厩舎所属の嶋田純次騎手で。追い切り時ではありますが、手塚師が「嶋田を乗せると動く」とおっしゃっていたのを覚えています(笑)。
24/6/19 NF天栄
19日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週は中山のときに引けを取らないくらいに持っていけたかな…と思っていたのですが、いい結果にならず申し訳なく思っています。いろいろなことが重なったとは言え、まわりを気にしたり、自分からやめてしまっているようなところがあり、精神面の課題が露呈してしまいましたね…。元よりすごく前向きというタイプではないのですが、3勝クラスでこのあたりがこのままだとちょっときついということもありますから、牧場とも相談して、人との関係性をよりしっかりとしたものにして最後まで頑張れるようにするために障害練習を採り入れてみるのもいいのではないか、先々、障害転向という選択肢も増えるので、という結論になりました。遠征競馬のあとということでひとまず放牧に出して切り替える機会をつくりますが、体調等の問題がなければ短期で戻して、障害ジョッキーにも手伝ってもらいながらこちらで障害練習し、場合によっては試験まで行ってから今後に活かしていくことを考えています」(矢嶋師)
(キャロットクラブの許可を得て転載しています)