キャロヤージの”馬視耽々” 一口馬主という仮説検証

キャロヤージの”馬視耽々” 一口馬主という仮説検証

一口馬主界の"底辺観測者"キャロヤージが、昔見逃したポジー(回収率1727%)の幻影を追いかけて、今日も懲りずに仮説と検証を繰り返す研究ノートです。

左前橈骨遠位端の骨折が判明し療養中のルーラーシップ産駒・4歳トライゴーニック

私はひそかに函館競馬場へ入厩してからの

8/23(日)札幌7R 1勝クラス(ダ2400m)

というレア条件を狙っているのではないかと読んでいます。

という仮説を1か月前に立てました。そして、ついに裏函(札幌開催裏の函館競馬場)に入厩し、札幌競馬で復帰ということが濃厚になりました。

 

しかし、この決定に至るまでに池上師は「正直なところ判断にはかなり悩みました」と、かなり苦悩した様子。

トライゴーニック 札幌開催目指す

 

まず、NF空港担当者が移動を示唆するもなかなか実現しなかった理由について、「思うように仕上がりが進まず、さらに時間を要することになりました」とのこと。故障明けですからね。ルーラーシップ産駒らしく4歳ではまだ成長中ということもあるのかもしれません。

 

本州移動を示唆しながらも、函館競馬場入厩となった点について、「長期休養明けでいきなり態勢が整うとは考えにくく、また、小回りコースがベストなタイプとも思えない」とのこと。

 

「本来であれば調教施設のバリエーションが豊富なトレセンで乗り込みを進めたい」というコメントもあるので、本来はNF天栄とトレセンで仕上げ、勝ち上がった東京ダ2100mで末脚勝負に持ち込みたいのだと推測されます。

 

では、なぜ函館競馬場入厩→札幌競馬復帰という考えになったのか。

 

「厳しい暑さが続くなか、長く北海道で調整してきたこの馬にとっては、移動による体調面への負担も大きいと考えました。そのため、競馬場での仕上げは決して容易ではないものの、何よりも体調を優先し、函館で調整を進める方針としました」だそうです。

 

確かに本州は猛暑ですからね。私はこの池上師の決定を支持しますよ。

 

思考過程をここまで具体的にコメントしてくれる調教師は、決して多くありません。近況コメントは結果だけを見るものではなく、「なぜその判断に至ったのか」を知る貴重な材料でもあります。出資者としても、"底辺観測者"としても(笑)、非常に興味深いコメントでした。

 

なんとか先生の思惑通り進んで、札幌で復帰・好走し、秋の東京開催につなげて欲しいものです。

 

26/7/30  函館競馬場
30日に函館競馬場へ帰厩しました。「当初は夏の初め頃にトレセンへ戻せる見込みと牧場から聞いていましたが、その後は思うように仕上がりが進まず、さらに時間を要することになりました。そのなかで、このタイミングであれば移動し、競馬を視野に入れられそうなので検討してもらえないかと相談を受けていました。ただ、長期休養明けでいきなり態勢が整うとは考えにくく、また、小回りコースがベストなタイプとも思えないことから、正直なところ判断にはかなり悩みました。本来であれば調教施設のバリエーションが豊富なトレセンで乗り込みを進めたいところですが、厳しい暑さが続くなか、長く北海道で調整してきたこの馬にとっては、移動による体調面への負担も大きいと考えました。そのため、競馬場での仕上げは決して容易ではないものの、何よりも体調を優先し、函館で調整を進める方針としました。今回はまず無事に復帰戦を迎えることを第一に考え、そのうえで秋へ向けた良いステップとなるよう進めていきたいと思います」(池上師)

 

(キャロットクラブに許可を得て転載しています)