キャロット2歳一頭入魂ヴァーンフリート。トモ脚の状態は変わりなく、ハロンペースを 15-14 に上げました。しかし、「少し物足りなさがありました。良化が若干スローかなと感じる状況なので、もうしばらく時間を掛けて乗り込んでいく必要がありそうです。」との評価。10月いっぱいは 15-14 でキープしていくようです。
NF天栄の木實谷場長は、天栄組も2歳重賞に積極的に挑戦していく、という趣旨のお話をされていました。ただ、肝心なのは、きちんと馬の状態・成長に合わせて、仕上げていくこと。それはぶれていなさそうで、好感が持てます。
天栄組のローテーションを考える木實谷場長は「私の場合、新馬でいい勝ち方をすると、来年のクラシックに向けて大事にいきたい気持ちが強く働いてしまい、手堅く2勝目を狙ってしまう傾向が…」ともおっしゃっていました。
ヴァーンフリートの状態や、場長の話からしても、次走、東スポ杯の目はないでしょうなぁ。なんとか12月1週の葉牡丹賞に間に合ってくれればと思います。
そういえば、先日の2歳未勝利戦でヴァーンフリート組がまた勝ち上がりました。当時、5番人気8着(ビリ)だったアニージョです。しかも、あの新馬戦以来の2戦目でした。これで、2・3・4・8着が勝ち上がり。5~7着馬はちょっとツラいかもしれませんが、引き続きがんばって欲しいです。
そして、あの新馬戦の2着馬グランシエロはおそらく百日草特別に出てくるでしょう。楽しみです。ここを回避するようなら、葉牡丹賞に出て来るかもしれません。それはご遠慮いただきたいですね(笑)。私はグランシエロがまともに走れれば、かなり強いと思っておりますので。
1着固定がヴァーンフリートとグランシエロ。ちなみに配当は当時4番人気だったグランシエロ1着の方が断然ついた(笑)。
21/9/28 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めの調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「先週に引き続き今朝も坂路に入って15-15ほどでじっくりと動かしています。定期的に検査してトモ脚の状態を確認していますが今のところ安定していますし、動かしていても違和感が出ることはありません。あくまでも慎重にという姿勢は変わりなく、じっくりと慎重に進めていきます」(天栄担当者)
21/10/5 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めの調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「今週から少し上げて15-14で動かしてみたのですが、少し物足りなさがありました。良化が若干スローかなと感じる状況なので、もうしばらく時間を掛けて乗り込んでいく必要がありそうです。馬体重は536キロです」(天栄担当者)
21/10/12 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めの調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「調整の進み具合自体はスローですけれど、これまでの経緯を考えるとオーバーワークになるよりはいいと思えますので、この後も焦らず地道に進めていきたいと考えています。現在は15-14をベースにしていますが、今の計画では今月いっぱいはこのくらいにとどめて、それから徐々に上げていければと考えています」(天栄担当者)
(キャロットクラブの許可を得て転載しています)