ノルマンディー21募集 この馬が気になる1 ~ プリンセスフローラの20 | キャロヤージの”馬視耽々”一口馬主日記

キャロヤージの”馬視耽々”一口馬主日記

所帯持ちかつ住宅ローン持ち、
可処分所得少かつ小遣い制のキャロヤージが、
それでも一口馬主(キャロット&ノルマンディー)で、
悪あがきする日記です。
目指すはポジーの回収率1727%!(笑)

ノルマンディーのパンフ来ないなぁ…と思っていたら、去年の2次募集以降、「カタログ送付不要」にチェックが入りっぱなしでした^^; 先行募集締切が 10/19(火)13:00 に迫る中、急いで検討します(笑)。

 

私がノルマンディーで狙う馬は、まずは勝ち上がれる馬。そして、条件戦で長く楽しめる馬です。

 

第1弾は「プリンセスフローラの20」です。

3/5生まれ。体高159、胸囲185、管囲21.0、馬体重456kg。

 

父:モーリス

2歳時は新馬戦、万両賞を勝つも、3歳時は背腰の痛みがとれず4戦して長期休養。堀厩舎に転厩後、4歳からは背腰のケアがうまくいき、破竹の連勝。香港G1・3勝を含む、G1・6勝を挙げ、社台スタリオンステーションにて種牡馬入りした。

 

初年度から良質な繁殖牝馬が集まる。種付料400万円で、種付頭数はなんと265頭。2020年までは種付料据え置きだったが、2021年から800万円に値上げされている。また、同年、産駒のピクシーナイトがスプリンターズSを制し、ついに産駒初G1優勝となった。これからも社台SSの柱となりそうな1頭である。

 

母:プリンセスフローラ

シルクHCにて1600万円で募集されるも、未勝利戦3着(中京芝2000m)が最高着順。5戦で引退した。

 

半兄はG1朝日杯FSを制したアルフレード。半妹にG3フェアリーSを制したフィリアプーラ。いずれもキャロットクラブの募集馬である。

 

自身の繁殖成績としては、3番仔まで未勝利とぱっとせず。4番仔ジャスミンフローラ(父サトノアラジン)はシルクHCにて1200万円募集。10月にデビューするも、10番人気8着に敗れている。

 

元々ノーザンファームにいた繁殖牝馬だが、ノーブルマーズを輩出したタガミファームに売却されている。これまでの仔を見ても、繁殖牝馬の活力としては疑問符だろう。

 

配合:

3代母のラトラヴィアータが好きでよく買っていた。高橋裕厩舎で吉田豊騎手騎乗のイメージ。サクラバクシンオーの全妹でもある。もう3代母か…年をとるわな^^;

 

2代母プリンセスカメリアが重賞馬を複数出しているのは前述したとおり。プリンセスフローラからはまだ活躍馬が出ていないながら、牧場がモーリスを種付けしてきたところに勝負を感じ好感度が高い。ちなみに2021年産はキズナ…タガミファームの期待がひしひしと伝わってくる。

 

前述したジャスミンフローラがサンデーサイレンス3×3持ちだった。当馬はサンデーサイレンス4×3持ち。なんとかプラスの作用が出てこないだろうか。

 

モーリス×キングカメハメハの相性は、まだサンプル数が少ないながら、勝ち上がり率は悪くない。

 

厩舎:美浦 奥村武 厩舎

国枝厩舎の番頭格としてマイネルキッツやアパパネの活躍に関わり、のち独立。数年前にキャロットクラブ会報で国枝先生と対談をしている企画があり、面白く読ませてもらった。国枝厩舎に入るきっかけは英会話スクールでの国枝厩舎助手との出会いだったそうだ。

 

ノーザン系だけに限らず、様々なクラブから預託がある。リーディングは36位→142位→68位と乱高下。一流馬との出会いがあれば、国枝厩舎での経験を活かしてくれると考えている。

 

募集価格:1520万円(3.8万円×400口)

6000万円、4000万円、3200万円、3000万円…キャロットクラブで募集されたモーリス牡馬の募集価格である。それに比べれば、割安感は半端ない。

 

しかしながら、2021サマーセールでの落札価格は825万円。これが市場の評価である。確かに母の活力を考えると、とても悩ましい1頭だ。

 

牧場の気概、サクラ+メジロの血をひく1頭、トレーニングをすればいい筋肉がつきそうな馬体…変わるならこことも感じるが…まぁ、人気だわな。第1回の中間発表ですでに名前が挙がっている。

 

ダメ元で当たればラッキーで出資するのは、私のポリシーではない。字面人気に飛びつくのもポリシーではない。だったら、28頭中26番人気のセイタードに行くような性分だ(笑)。これは判断に困る1頭。締切直前まで悩みたい^^; 

 

(ノルマンディーOCに許可を得て転載しています)