いよいよ秋競馬開幕、ということで中山競馬場に行ってきました。まだまだ30度を超えていて暑かったです。
夏の新潟や小倉では熱中症にかかる馬もいたという話を聞きましたが、中山のパドックの日なたにいたら、その気持ちが分かりました^^; 暑い中、騎手が乗っていない時のパドック周回時間が長いと思います。本来サラブレッドは暑さに強くない品種なので、JRAが最も大切にしている(はずの)「公正競馬」の面からも、気温が○度以上なら、パドック周回時間を○分以下にする、というのがあってもよいのではないでしょうか。
さて、中山・阪神ではラストチャンスとなる「スーパー未勝利」が始まりました。11戦目となる「最強の未勝利馬」はどうなったでしょうか。
馬名:ロードマドリード
出走:阪神4R 芝1600m (和田)
結果:1人気1着
由来:冠名+スペインの都市名
馬主:ロードHC 厩舎:栗東 角居厩舎 募集価格:6,912万円(13.824万×500口)
新馬・未勝利戦だけで0-7-2-1、1800万円を稼ぎ出す「最強の未勝利馬」が「スーパー未勝利」に登場。この日の阪神は雨模様で、芝のコンディションは重。この馬が2着をはずす時が、稍重であったことから、これだけの戦績でありながら、単勝オッズは2倍もつきました。
レースは先行から、馬なりで4コーナー先頭、上がり最速の脚で直線突き放す横綱相撲。11戦目にして未勝利を脱出しました。強かったです。
姉のメイズオブオナーは10戦目で未勝利を脱出し、その後5戦3勝でオープン入りしています。この馬も上のクラスに行っても十分通用しそうです。さすがに少し休ませるかもしれませんが、楽しみですね。出資者のみなさま、おめでとうございました。
2歳から11戦できる体質の強さ、そして、未勝利で常に掲示板をキープできる実力…各場に2鞍しかない芝のスーパー未勝利を勝ち上がるには必須ですね。勉強になりました。