きのうの朝のニュースで「芸術ハラスメント」
の実際を知りました。
女優業のかたたちが、関係者の男性から性的
ハラスメントなどを受ける話はよく耳にして
いましたが、絵画や写真を手がけるアーティ
ストに対するハラスメントが横行していると
いうのにはびっくり。
卒業展覧会や個展の会場で男性が女性アーティ
ストに声を掛けてくるというかたちでハラ
スメントが発生しているのだそうです。
「あなたの作品、素敵ですね!」
おそらくは、それが第一声でしょうね。褒め
られれば作者は嬉しくなる。とりわけ作家に
とってそうした褒め言葉は極上の喜び。自信
にもなりますし、何か大きなデビューにつな
がるといった期待感も生じますから。
相手を気持ちよくさせておいてその気持ちに
つけ込むのは犯罪の基本手口なのでしょうけ
ど、そうした人間心理を利用することほど嫌
らしくてあくどいものはない気がします。
お若い書家の方々も気をつけましょう! 褒
められてもあまり調子に乗らないことです。
梅は咲いたか桜はまだかいな?