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2020年に東京オリンピックが開催されますが
1964年の東京オリンピックのころに
タイムスリップして
その頃の仕事観を覗いてみたいと思います
1960年 ローマオリンピック閉会式で
次期開催地
TOKYOの文字が電光板に浮かび
日本は1964年のオリンピック開催に向けて
活気づき、黄金の60年代の幕開けとなりました
その頃スタートした
「所得倍増計画」により
「消費は美徳」「大きいことはいいことだ」
という流行語も生まれています
そして、電化三種の神器や
新幹線での新婚旅行が
幸福のシンボルとなっていきました
高度経済成長期には、
都市化・核家族化・サラリーマン化が進み、
サラリーマン達は昇給・昇進を約束され
仕事こそ生き甲斐という働き方、
モーレツ社員という言葉もありました
多くの主婦はピアノやマイカーに夢を馳せて
団地で家事・育児を担っていました
史上初の大量サラリーマン家庭が生まれ、
終身雇用と年功序列賃金による
一億総サラリーマン時代に
多くの専業主婦が生まれました
時代は代わり
今は一億総活躍時代
働き方改革がはじまり
女性活躍が急速に進められ
ダブルワークも推奨されつつあります
その時代に求められているあり方、
価値観は大きく変わるものだなぁと・・・
いずれにしても
何が正しくて、何が間違っているという判断を
することは、時代背景もあり難しいですが
働きたい女性が働けるなど
一人一人の多様な選択、
働くことの幸福感が
守られ、尊重される時代であって欲しいと感じます
『専業主婦の消える日』金森トシエ・北村節子,有斐社
