トラブル修理-フィアット デュカト(キャンピングカー)TPMSセンサー不良 | フリークのブログ
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「それって幾らになるの??」にも、明確にお答えします(^^)

高知県の同業者さんからのご依頼です。

 

業者オークションで現行デュカトを結構いいお値段で購入したのに、

メーター内にTPMSセンサー系統のエラーが幾つも点灯しているので、

中古車としても売るに売れない・・・という事です。

 

 

愛媛にはフィアットのディーラーがありますので、もちろんそちらには既に相談したそうですが、デュカトは診断範囲外車両との事でスッパリお断りされたそうです。

しかもこちらのデュカトは並行輸入車なので、流石にディーラーさんでの修理は厳しいでしょう。

 

 

 

 

フリークは工場の敷地以外に、現在約50台の駐車スペースがありますが、その中でも一番広いスペースを占有(笑)

このキャンピングカーは大きい!!

 

 

 

 

現在の走行距離は、まだ2,700km。

日本国内で登録(新車並行)されたのは令和1年10月という、まだまだ新しくてとっても綺麗なデュカト。

 

となると今回のエラー、ビルダーの仕業の可能性もありかな?

なんて考えていると、これまた泥沼にはまりそうな予感・・・

 

 

 

 

マキシス、BOSCH、i-Scan3はことごとくダメ。

思いっ切りセキュリティゲートウェイが効いてる感じ。

 

ここはやっぱりイタリアの診断機でしょう!

という事で、TEXAさん大活躍!!

 

 

 

診断結果は、

・U173287 タイヤ空気圧モジュール/メッセージ欠如

 

どうやらTPMSとの交信が全く出来ていない様子。

でもまさかこの新しい年式で、途中後付けTPMSという訳でもなかろうに・・・

 

タイヤを外してTPMS本体が装着されている事は確認済み。

TPMSだけ取り付けて設定してないなんて、そんな訳は絶対ない。

 

 

 

LAUNCHのTPMSツールでIDを読み出します。

 

 

 

おっ!!ちゃんと読み出せたぞ!

信号しっかり出てる!!

 

 

 

あとはTEXAで書き込みを、と。

 

 

 

全てのIDを書き込みするも・・・

やはり直らず、メーターパネルは賑やかなまま・・・

 

 

その後色々調べて行くと、どうやらTPMのコントロールモジュールが怪しい。

車両側がTPMコントロールモジュールと通信が全く出来ていない。

 

問題のモジュールが取り付けられているのは車両下なので、続いてはそのモジュールの状態を確認。

CANラインも電源も入力されているのに、このモジュール自体の存在を車両側が認識していない。

 

それにしても、こんなに早いタイミングでTPMコントロールモジュールが壊れる??

 

懐疑的な思いを抱きつつ部品発注。

 

すると・・・

 

「国内在庫なし」

 

ま、そりゃ当然でしょう。

 

「本国在庫もありません」

 

えっ!?

なんで本国在庫も無いの??

 

もしかして、まだ新しい車両だから、世界的に見てもこのモジュールはまだ必要とされていなって事???

 

てゆーか、どーするのよ、それ。

 

 

ま、でも。

バックオーダーだろうが何だろうが、頼んでみないと先に進めない。

 

 

と、ここまでが去年11月の話。

 

 

 

コロナの影響もあってか、一体いつになったら手に入るのかが全く分からない状態で、待つ事約3ヶ月。

 

先日突然、フィアットロゴだらけの箱に入った何かの部品が届きました!!

発送しました!とか、もうすぐ国内に届きます!!とか、

なーーんも無いんかーーい!!!(笑)

 

ま、いいや。

とにかく届いてよかった。

これで先に進める。

 

TPMコントロールモジュールを交換し、再び数ヶ月前と同じ事を繰り返す。

 

 

 

おお!!

あれ程、消しても消しても消えなかった故障コードが消えてなくなった!!

 

ところが、一難去ってまた一難・・・てのは、輸入車整備ではあるある。

コントロールモジュールがタイヤ空気圧を読み始めたはいいけど、今度は何をしても空気圧エラーを発砲。

 

ここからはTEXAも入れなかったので、

たまたま同じ様なタイミングで届いたばっかりの真新しい診断機で試してみる事に。

 

 

 

LAUNCH PAD-Vです。

セキュリティゲートウェイをくぐれるオプションツールの到着は週明け予定だけど、何処まで出来るのか診てみよう!って事で色々やってたら、

 

どうやら新しいTPMコントロールモジュールは基準エア圧学習をしてあげないといけないみたい。

そして、このPAD-Vではそれが出来るという、なんと素晴らしいタイミングで届いたの、この診断機!

 

 

結局、TPMコントロールモジュール交換→TPMSのID読み出し→ID書き込み→モジュール学習→車両のタイヤ空気圧を調整→走行学習。

 

この一連の流れで、現行デュカトちゃん、無事復活です!!!

 

写真を撮り忘れていたのが残念ですが、

新しい診断機 LAUNCH PAD-V 、色々と出来る事が多そうなので、使いこなせる様頑張ります!

 

 

 

フリークには色んな診断機があり、様々な方向から色んな診断が出来ます。

とはいえ、診断機はあくまでも診断するだけの機械。

ピンポイントで原因を教えてくれる訳も無ければ、時には全く見当違いの場所を「悪いですよ!」と言い始める事もあります。

診断結果を鵜呑みにするのではなく、それを一つの情報として、そこから次のステップへと移って行く。

つまり、メカニックのスキルも必要なのが自動車整備。

 

日々勉強が必須なお仕事です。

 

 

 

こちらも突然届きました。

注文していたのは去年の10月。

何でこんなに時間がかかったのか分からないけど、とにかく今はそういう時代だという事。

 

 

 

エアフロセンサー専用のクリーナーです。

予備で仕入れていた物なので急いで無かったからモーマンタイ!

 

 

 

今回の修理では、

 ・TPMコントロールモジュール交換

 ・TPMS設定

以上の作業を行っております。

今回の修理ご請求額は、 ¥ 58,300- となっております。



本日もたくさん学ばせて頂きました!

ご用命、ありがとうございました<(_ _)>

 
 <参考データ:車両走行距離  2,700km>





※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はお控え下さい。


 

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