ここからは屋内ブース。
屋外ブースは誰でも入れますが、屋内ブースへ入る為には事前に自分の身元を証明する書類や、自動車関連に勤めているという証明などを多数提出し、そしてSEMA側から許可が下りた人だけに入場プレートが送られて来ます。
かなり厳しいです。
許可証を持っていても、入口には屈強なスタッフが大きな犬を連れてチェックしています。
持ち物はラブがクンクン・・・
ドラッグなどの持ち込みが無いか確認していると思われます。
しかも、16歳未満は入場できません。
今回の旅でシッターを手配する事になった理由はそれなんです。
ちなみに、昨日の夜と、そしてこの日10時半頃から夜までシッターを依頼して、2日間の費用は約15万円です。
さすが!何をやっても高い!!
いや、日本が安すぎるのか!
でも、息子も色んな所に連れて行って貰えて大満足していました。







金ぴか!





金が大好きなエンドン?は前のめり(笑)













ディスクローターの研磨機。

SEMAグッズも売っています。
US$15って書いてある服をカウンターに持って行ったらUS$50に化けるという、なかなかのボッタくり(笑)
買わなくてよかった。



















テスタロッサは電気自動車に。
ホント、トンデモナイ事、やっちゃう!!(笑)

ホットロッドだって電気自動車に。







おお!!
ロイヤルパープルではないか!!


おお!!
OS技研ではないか!!




そして、ようやく見つけたMagic Motor Sportのブース。
実は少し前に、ちょっと色々あったJessica。
”ちょっとあった”と言っても色恋沙汰とかじゃございません(笑)
お互いの行き違いもあり、結果対応が遅かった事からかなり頻繁にやり取りを行い、どうにか無事解決したという事がありました。
私のPCには、その時に上手く行かなかった事の後々振り返りと改善策を見つけられる様に「Jessicaとの戦い」と命名したファイルがある位。
そして、一番最初に声をかけて来たのはJessica(笑)
顔と名前を憶えていてくれていて、「おお!!ユウジ~!!!」って。
一瞬にして打ち解け、そして意外とジョークばっかり言うJessica。

そして、そもそも私がMagic Motor Sportの代理店となる事のきっかけになったDaniele。
今回、どうしても会いたかった人で、このSEMAショー前からも、何度も何度も連絡をくれていて「絶対会おう!」ってお互い言ってた事がついに叶いました。
その後ろは、商品関連で色々と提案や情報を送ってくれるErina。
お世話になってます。
今回も、DanieleとErinaが一生懸命新商品の説明をしてくれました。

海外では何処に行ってもエアサスが人気。

何もかものボリュームが凄い。

外には出たけど、ここは会場内からのみアクセス出来るエリア。
沢山のカスタムカーが並ぶTOYOのブースです。






そして、海外で人気の出ている”日本の軽トラック”

日本では”あげトラ”とかに振るけど、海外ではやっぱりこっちの方向性。






そして、ブースから出た所の、更にテント裏側に、展示しているというよりも、ただポツンと置いているだけの356。
周りにスタッフは誰もいないし、ただ置いているだけ。

でも内装は凄い事に!!
All Hermès~!!(に見える、多分Hermès仕様。本物だったらごめん!)

ちょっと触らせて貰ったけど、革の質感、ヤバい!!

テント外だからなのか、みんな結構自由に乗り降りしてる。
そして乗るのは全員女性!
美しいものには流石に敏感です。

そして、Sexy女性に敏感なのは宮〇さん(笑)
「どうやらポスターにサインしてくれて、一緒に写真を撮ってくれるらしいよ!」と。
複雑難解な故障探求を熟し、我々整備士に高度な診断内容を易しく享受して下さる某ブログのライターも、実はこんなお茶目な方なのです。

順番回って来て、この旅行イチ!!清々しいお顔の〇下さん。

「ちょっと、触らないでよ!」って言われているみたいな写真も撮れました(笑)

SEMAショーもボチボチ終わり。
最終日なので、15時過ぎには皆などんどん店終いしていきます。
見れるのはこれで最後かな?って事で軽食を。
美味しいものは全て売り切れていて、残っているのは独特のお味なこの黄色い不思議な食べ物ばかり。
その中で、一番怪しげな奴を宮下さんと島田さんが買って来た!
マンゴーや甘いシロップがたっぷり入っている上から、チリソースとバルサミコ酢を混ぜたような不思議な酸っぱい赤い液体が掛かっています。
こんな不思議食べ物を味わえるのもSEMAだけ(ホントか?)
結局、半分位しかSEMAを堪能できず、若干消化不良でSEMAは終わり。
こりゃ、次来る時は、3日間はSEMA用に時間空けておかないと無理だ。
来年も来れるなら来たいなぁ。

一先ずホテルに帰って、今日のディナーを何にしようか話し合いますが、、、
野郎4人、ホテル一階の殆どを占めるカジノエリアが気になります。
結局、みんな各々で自由時間になりました。
カジノエリアに居たら、無料でビールが回って来ます。
フードエリアで食事をする人、ブラックジャックをする人、スロットマシーンをする人、カジノエリアで女性を撮影してPOLICEに手錠をはめられる人・・・(笑)
※カジノエリアでの撮影は厳禁です。
ちなみに私はギャンブルのやり方をほぼ分からないので、この写真のスロット?みたいなやつ、やってみました。
お金を入れると勝手にスロットが回って、そして勝手に止まります。
$100程使った所で龍が出て来て、そんな事が何度か続いて瞬く間に$800程になりました。
でも、そのまま続けていたらものの10分程でその$800がすっからかんに。
カジノ、こわっっ!!!
ギャンブル、こわっっっ!!!
ってなって、早々に退散(笑)
部屋に戻って仕事してました。

息子はといえば、日中は近所にあるレッドロックキャニオン公園に連れて行って貰い。

ディナーに間に合うくらいの時間にホテルに連れて来てくれるって事でしたが、うちの息子が「しゃぶしゃぶが食べたい」と言い出したそうで、シッターさんから「しゃぶしゃぶのお店がラスベガスにありますが、息子さんをディナーにも連れて行ってから戻しましょうか?」と提案(追加でUS$250/38,000円程。もう、金の事は言うなって!?)。
また明日からは数日間オジサン4人に囲まれての生活なんだから、せめて少しでも違う世界をと思いお願いする事に。

「トトが作るしゃぶしゃぶが美味しい」とか、
「トトの作るローストビーフが美味しい」とか、
なんか色々とシッターさんに言ってたらしく。
そんなの聞くと結構嬉しい!
帰ったらまたすぐに作ってあげるよ~!!
レタスくぐらせて、めんつゆで食べるやつ!
(ちなみにローストビーフは、帰って来てから3日後に作りました)
そしてしばらくすると、シッターさんからヘルプが。

寝ちゃってて起きません!!(笑)
ちょうど私も部屋に帰ったタイミングだったので、シッターさんとホテル下で落ち合う事に。
色んな所に遊びに連れて行って貰って、本当に楽しかったんだな!と、これまた嬉しくなって。
起きない息子を背負って部屋に。
あと何年、こんな事やらせてくれるんだろう。
そのうち、ひとりで大きくなった様な偉そうな面下げて、「親ガチャ」がどうとか言い出したら、本気で怒るか、悲し過ぎて何も言えなくなるかも・・・
まぁいいや。
今はこうやって、「トト!トト!!」って言ってくれているから。
さぁ、明日は朝から、しかも、ちょっと早めに起きてサンフランシスコだ!!
ラスベガスからの直行日本行きは無いから、帰りはサンフランシスコから日本へ。
サンフランシスコには1泊2日滞在予定。
しっかり寝て、翌朝はカジノ横のフードコートにて朝食。

ハンバーガーセットを息子とシェア。
私はコーヒー、息子はオレンジジュース。

結構なボリューム!!

合計でUS$39.23
日本円換算で、約6,000円。
お値段の方も、ボリューム高めです!!!
さ、これから今一度あのUNITEDに乗って・・・
って考えていて、客を客とも思わない対応するからなぁ・・・なんてゴリゴリの日本人思考(笑)で思いながら、ふっと考えました。
Daveが言ってなぁ。
「”日本人”ってだけでこっちではブランドなんだよ」って。
そういやその話、焼鳥屋で飲みながら少し掘り下げました。
なぜ日本人が好まれるか!?
やっぱりね、「きちんとしてくれる」、「丁寧にしてくれる」などの点が大きくウェイトを占めている様です。
じゃぁ、アメリカの整備業界って、店側と客側ってどんな関係?って聞きましたら、
・対等(何なら店側の方が偉い!?)
・嫌なら他に行ったらいい
・うちを選んだのはあなた
・代車なんて思考は無い
・洗車なんて思考は無い
・長期間かかっても何とも思わない
(長く掛かってしまって申し訳ないなって感覚は無い)
・結果直せなくても平気で返却(直らないから早く取りに来い的な感じの所も多いそうです)
(直せなくて申し訳ないなって感覚は無い)
※先に言っておきますが、必ずしも全てのベンダーがこうではありません(と・・・思います)。
だいたい予想付いたいた方居られると思いますが、つまり”対等”はけして”Win”などではなく、ここでは普通で当たり前なんです。
これを”日本人視点”で見るから”Win”に見えるだけ。
しかし実際の現場では当然その”対等”に対して不満が生じている様です。
ここでは、顧客の気持ちを慮る(おもんばかる)感情なんてさらさら無いのです(そうでない所もあると思いますが)。
(書いてて思ったけど、”慮る”って、英語にはあるのだろうか)
でも、これがもし日本人ベンダーだったら(上の箇条書きに照らすと)、
・お客様をたててくれる
・どうにか顧客満足を上げようと考える
・うちを選んでくれてありがとうと考える
・出来るだけ代車を用意します(出来なかったらごめん)
・作業内容によっては洗車もきちんと
・長時間かかったら本当に申し訳ない
・直せなかったら申し訳なくて顔向けできない
という事なんです。
これって、日本人にとったら当然の思考なのに、海外ではあまりにも真逆に近い感じだったので最初はカルチャーショックでした。
でも、この様に”お客様を思いやる”考えが根底にあるからこそ、日本人が”ブランド”になるのでしょう。
Daveも言っていました。
長期間直せなかったら申し訳なくて自分の車を代車で出したりするし、何度か利用してくれたりしたらお礼の気持ちからも洗車をしたりもする、と。
しかし、それがここでは”特異”な事なのです。
なので、例えば作業する際にシートにカバーをかけるとか、例えば事前に金額を提示するとか、例えば納車引き取りをしてくれるとか、これら全ては特異な事であり、でも実は、こちらのアメリカ人もそれを求めていて、だからこそ、色々と気の利く配慮をしてくれる日本人に自分の車の整備をして貰いたい、という流れになっている様です。
確かに日本人の文化には”おもてなし”があり、気が付き気が回り、お客様の求めている事を先回りして考えて、喜ぶことをしてあげようと思う気持ちと、そして選んでくれてありがとうの”感謝の気持ち”もあります。
そういった事は世界的にも凄く評価されていて、カスタマー側としても、「また利用したい」、「次も日本人がいい」、「信頼がおける」などに繋がって行き、結果それら評価は仕事量、ひいては収入として返ってくるのでしょう。
またここでも、日本の良さを改めて実感です。
チップ文化なんて無くても、きちんと礼を尽くしおもてなしをする日本は素晴らしい!!
あ、ちょっと余談ですが、
アメリカの整備工場って無資格で始めている人が殆どらしく(そもそもそういった国家資格が無いのかも)、技術の習得なんてゼロ、何となくやちょっと聞きかじっただけとか趣味の延長とかで整備工場を始める人が多いそうです。
だから、直しているのでは無く壊している場合も多々あり、直らなかったから他に行け!的な考えも横行していて、それ故に”整備難民”が多いそうです。
整備工場に日本人が居て、しかも日本国内で取得した資格を持っているとなれば、それが例え3級だろうが2級だろうが、とっても凄い事らしいです。
ちなみに、現在Daveの所では日本人整備士募集中との事ですので、「我こそは!!」と思われている方居られたら連絡下さい。紹介できます。
何年か居たら、英語は完璧、スペイン語も少し話せるようになると思いますよ!
次のブログはサンフランシスコ編!!
日本の治安の良さを本気で素晴らしいと思う事が色々ありました。
おいおい、どんなとこだよ!サンフランシスコって!!
って思った方は、次のブログをお楽しみに。
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