エアコンのメンテナンスはこの時期に行っておきましょう!! | フリークのブログ

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エアコンシステムのクリーニング機械、

導入から連日大活躍してくれています!

 

どんな機械なの??って方は、「こちらのブログをご覧下さい。

 

※導入したエアコンサービスステーションは「こちら」の、

フラッグシップモデルです。

 

 

 

現在走っている車両の殆どはR134aガスです。

 

このR134aガスというのは吸水性があります。

そして、同時に充填されているエアコンオイルにも非常に高い吸水性があります。

 

 

今回、2つの質問にお答えします。

 

■質問1  「水分って、どこから入るの??」

 

はい。

 

もちろん、水がじゃばじゃば入っていく訳はありません。

 

これは、「空気」が入る事から、それと同時にその中に含まれる微量の水分(湿気)がエアコンシステムの中に混入して行くのです。

 

年間でエアコンガスは約10%の量が減ります。

 

減るという事は、その分何かが入るという事。

それが「空気」なのです。

 

そう考えると、どの季節が一番エアコンにとって恐ろしいのかが分かります。

そうです。

梅雨時期です。

 

冬は、天気予報などでもよく報じられている様に、「乾燥」しています。

外気温が低いので水分蒸発が殆ど無い為です。

地域にもよりますが、水分が「雪」になってひらひら地面に落ちても行きますので、いよいよ空気中は乾燥しています。

 

逆に夏、これは非常に湿度が高いですよね。

理由は、冬とは逆で外気温が高いから水分が蒸発しやすいせいです。

日本は四方を海に囲まれていますから、世界中で見ても湿気が多い国で有名です。

「日本は湿度が高いから天井の内張りが剥がれるんだよ!」とか、

「日本は湿度が高いからエアコンが壊れやすいんだよ!」なんて事、自動車修理の業界では良く言われる事です。

 

そして、一番湿度の高い時期である「梅雨時期」。

もうそこら中水だらけ(笑)

しかも、湿度が高過ぎて窓が結構曇るものだから、エアコンをつけて曇りを取ります。

 

エアコンを作動させるとシステム内で「高圧」側と「低圧」側に分かれます。

「高圧」側は圧力が高いので漏れを起こしやすく、「低圧」側は圧力が低いので周辺から空気を吸い込みます。

この、空気を吸い込む際に、同時に湿気も混入します。

これが「水分」です。

年間で10%という超微量の空気ですが、少しずつ少しずつエアコンシステム内に混入して行くという訳です。

 

 

 

ありゃ、気が付けば文章だらけになって来たので、

質問2は、もう少し後に。

 

ちょっと休憩。

 

 

 

 

高知県から車検でご来店頂いたお客様。

 

 

 

車検の流れでエアコンのチェックです。

 

 

 

エアコンの配管内にあるエアコンガス、エアコンオイルは当然の事ですが、真空にする力が強いので、内部に残留する水分、そして、リキットタンク内のドライヤーフィルター内部に吸着した水分までも引いて来て、内部をカラッカラの乾燥状態にしてくれます。

 

 

 

 

同時に、配管内に漏れがないかのリークチェックも行います。

 

 

 

エアコンガスを規定量まで充填して行き、

最後に新品のエアコンオイルを充填します。

 

 

 

基準ガス量に対し、実際に入っていたガスの量は615グラム。

記載の基準ガス量からは、エアコンオイル缶内に含まれ同時充填されるガスの分は差し引いていますので、割合を計算すると11%。

 

去年夏にエアコンガスメンテナンスを行っていますので、約1年間で10%の数値にほぼ当てはまってきます。

※年間のガス減少量は配管各所の経年劣化やエアコン使用頻度などでも変わってきます。

 

 

 

印字をしてお客様にお渡しできます。

 

 

 

作業をした日は外気温度も結構高く、機械のモニターにも表示されていた通り、21℃ありました。

 

エアコン吹き出し口温度は・・・

なんと、3.6℃!!

 

いやいや、これはちょっと冷え過ぎ(笑)

 

 

 

さて、それでは

 

■質問2  「水分が入るとなぜダメなの?」

 

はい。

 

エアコントラブルに遭遇した方は、

「エバポレーターから漏れている様なので、ダッシュボードを全部取り外しての交換になります。費用は20~30万円位ですね!」なんて言われた事ないでしょうか?

 

漏れる事が非常に多い「エバポレーター」。

これは簡単に言うと、車内ダッシュボードの奥の奥に設置された冷蔵庫の様な所です。

ここがキンキンに冷えるので、そこに風を当てると冷たい風となって出て来ます。

これがエアコンです。

 

エアコンのトラブルで一番多いのが、エアコンガス漏れです。

漏れる箇所は、配管の繋ぎ目やガス充填口など色々ありますが、まぁ、そんな所から漏れる事って殆どありません。

修理する側からすると、その辺りから漏れてくれていたらどれ程有難いか・・・と思うのですが。

 

殆どが、エバポレーターからのガス漏れと、コンプレッサー不良です。

 

ではなぜこれらの症状が起こるのかと言いますと、その殆どの原因となっているのが水分なのです。

 

仮に内部に水が入っているとして、エアコンを作動させた場合、その水は何処に溜まるのでしょう??

エアコン配管や継ぎ目なんて所には溜まりません。

だって、結構な勢いでガスが流れていますので、溜まる余裕はありません。

 

行きつく所はエバポレーターです。

 

室内にあり、まるでラジエターの様な形をしたそれは、水のたまり場としては持って来いなのです。

 

 

 

これがエバポレーターです。

ね!

この中に入った水なんて、なかなか出てこれそうにないでしょ!

 

コンデンサーの様に外的要因(飛び石など)で穴が開くという事が無いエバポレーターは、水分による内部からの腐食で穴が開きます。

※外側には埃が付着します。エアコン作動と同時に結露によって多量の水分を生じますので、外側からも腐食します。

 

そう言えば、数年前までスズキのリコールで夏場はバタバタしましたよね。

何台もダッシュボード脱着をしたメカニックの方多いのではないでしょうか?

原因は「エアコンオイルの充填量が不適切」という事でした。

不具合の無いものはオイルの充填。

あるものはコンプレッサーを交換という事でしたが、実際は、エバポレータからのガス漏れ→ガスとオイルの充填量不足→コンプレッサー焼き付きが多く、エバポレーター脱着を何台も行いました。

取り外したエバポレーターからはガス漏れ跡がくっきり残っていたものも多かったです。

車内に取り付けていて、飛び石も何も無い所のエバポレーターからガスやオイルが漏れる理由は、これまた水分なのです。

 

コンプレッサーの焼き付きも、スズキのリコール情報が示している通り、オイル不足=水分なのです。

 

 

つまり、エアコンが壊れない様にする為に必要なのは、

 

1.エアコンシステム内に存在する水分を除去してあげる。

2.それでも水分はどうしても入るので、入った水分を吸着除去してくれるエアコンガスとオイルを定期的にリフレッシュする。

 

この2点です。

 

先にも書きました通り、R134aガスは水分を吸着する性質があります。

一緒に充填されているエアコンオイルも水分を吸着する性質があります。

この2つが頑張って水分を吸着するのですが、自然と抜けて行き量が少なくなる、もしくは、ガスやオイルがもう水分を吸着し尽くして、吸着性能が無くなってしまっている。

 

これらの理由で、エアコンシステム内の水分はそのまま浮遊し続ける事となり、色んな所からエアコンを壊して行きます。

 

他にも、混入した水分がエキスパンションバルブの所で凍ってエアコンが効かなくなるという症状もあります。

 

 

なので、

エアコンをガンガン使い始めるその前に、エアコンシステム内に混入した水分を完全除去!

そして、水分を吸着し尽くしたR134aは、99.99%の精度で新品のガスレベルまでしっかり再生!

抜けて不足したガスは規定量までぴったり補充!

水分を吸着し尽くしたエアコンオイルは「廃オイル」として分離除去し、新しいエアコンオイルを規定量充填!

 

こういった作業が夏前のエアコンメンテナンスで必要だという事です。

 

 

 

 

 

このブログを見て頂いて、ご来店下さいました。

エアコンシステムリフレッシュをピンポイントでご希望です。

 

 

 

古いガスとオイルを回収。

古いオイルは分離して廃棄。

 

 

 

 

 

リークチェックも問題無し。

 

 

 

ガスとオイルを充填。

 

 

 

メーカーの定めるガス規定量に対し、実際に入っていたガスはほぼ半分の量でした。

(モニター表示の数値はオイル缶内の充填ガスを差し引いて表示していますので、実際の規定量はもっと多くなります)

 

 

 

 

吹き出し口温度が8.1℃。

充分冷えています(外気温度は20℃)。

 

 

壊れると高額修理になるだけじゃなく、

夏の暑さは殺人的です!!

 

しかも、今年は「ラニーニャ現象」で、例年よりも更に酷暑である事が予報されています。

 

エアコンシステムのメンテナンスはお早めに!!

 

使い始める前でないと、壊れてしまいますよ!!

 

ムシムシとうだる様な暑さを迎える、その前に!!!

 

 



※同じ内容の故障事例でも、作業内容や手順、個体差や経年劣化、部品価格の変動等により必ずしも同一価格・同一修理とはなりません。上記価格や修理内容を他の整備工場さんに強要する様な行為はお控え下さい。
 

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