今日現在市場で販売されている中で、
最新であり最高性能のエアコンサービスステーションを導入しました。
実は、昨年の内から色々と調べていましたが、
ある一定以上の性能が無いものに関しては排除。
予選を突破し(笑)、候補に残ったのは残り4台。
その4台の内、性能も価格もほぼ拮抗しているのが3台。
そして、著しく性能が高いのが、今回購入したPS1000DUO。
その代わりお値段は、
他の3台が100万円ちょっとか、高くても130万円なのに対して、
今回購入したPS1000DUOは、それらが2台買えるという驚きのお値段。
でもまぁ、
何処にでもある様な普通のエアコンサービスステーションで、
フリークのお客様が喜んでくれるとは思えない(笑)
もちろん自分も納得が行きません。
という事で、
最高峰ダントツ1番のエアコンサービスステーションを購入しました!
導入に際して初期設定に数時間かかる為、MK精工の方が来てくれて設定&コーチング。
車に繋げ、車種別に設定をしてスタートすると、
最初に、現在車の中に入っているエアコンガスを全て回収してきます。
この作業により、
今、いったいどの位のガスが入っているのかがグラム単位できっちり分かります。
エアコンガスは、年間少しずつ減ると言われています。
それはタイヤの空気が少しずつ減るのと同じ事で、毎年ごく微量ずつ減っていきます。
私のつたない知識をもとに書くより、ここではきちんとした情報を。
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エアコンシステム内では「ガス」と「オイル」が同時循環しており、93%以上がコンプレッサー内の循環として使用され、あとの7%以下が配管等の密閉・防錆等の働きをしています。
エアコンシステム内では、ガスとオイルが高圧の状態で循環しています。その為、小さな隙間からでもガスとオイルは漏れ出してしまいます。特に、コンプレッサー周辺から多く漏れ出しています。
エアコンオイルはエンジンオイル等と同じく、使わなくても自己消費します。しかし、エンジンオイル等と違い交換する事が出来ません。その為、カーエアコンのメンテナンスには、エアコンオイルを定期的に補充(注入)することが基本となります。
R134aエアコンオイルはグリコール系の化学合成油で、ブレーキフルードと同じ性質のオイルの為、吸水性が非常に高いという特性を持っています。
そして、同じようにR134aエアコンガス自体も吸水性が非常に高いという性質を持っていて、その両者がエアコン配管内を循環する事により、エアコンシステムにとって様々なトラブルを引き起こす原因となっている水分を排除してくれています。
エアコンシステム内に水分が混入すると、オイルが乳化劣化しコンプレッサーの潤滑不足や圧縮不足を引き起こします。
更には、錆・腐食が発生しエバポレータ等を腐食破損させエアコンガス漏れを引き起こしたり、エキスパンションバルブで氷結問題を引き起こし、ガスが入っているのにエアコンの効きが悪いなどの症状を引き起こします。
錆や腐食の発生や、水分によるトラブルが発生してからでは手遅れなのです。
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まさに、目から鱗のお話しだと思います。
水分除去に非常に効果のあるエアコンガスやエアコンオイルが年間10%ずつ減るという事は、新車で納車されたお車が第一回目の車検を迎えた時には、既に30%のガス&オイルが抜けているという事になります。
エアコンガスやオイルの補充は、最低でも2年に1回の補充がお勧めとなっています。
「最低でも」!です。
このサービスステーションの凄い所は、回収した古いガスを、なんと99.99%という高レベルでガス再生をして車に戻してくれますので、実際必要なガスは抜けて減っていた分だけでよいという点です。
少し前までは、ガスは全て真空引きをして廃棄。
保管ボンベに溜めて置いた所で、それは古いままのガスですから、その中には既に水分を吸収し尽くしたガスと古いオイルが混ざった状態なので、これを再利用するという事は「ガス代」という点では出費は少なくて済みますが、
これって、
使い古したエンジンオイルを抜いて、それをまた車に入れて、減っていた分だけ足すという事と何ら変わらない事ですよね。
このエアコンサービスステーションは、古いエアコンガスは全て吸引して再生、古いオイルはガスと綺麗に分離させてオイル部分だけを廃棄。
回収後は車のエアコンシステム内部を非常に高いレベルで真空にしてくれます。
真空というのは水分が存在しませんので、配管内はカラカラに乾燥させる事が出来ますので、エアコンの大敵である水分を完全除去できるのです。
そして、徹底して再生されたエアコンガスを充填。
足りない分のエアコンガスを新品ガスにて補充充填。
エアコンオイルは新品を充填。
全て、非常に精度の高い計測器にて1グラム単位できちんと合わせてくれます。
全ての結果はお客様に提示できる形で印字されますので、オーナー様も安心です!
さて、気になる施工費用ですが、R134aガスのメンテナンスでは、
・軽自動車 8,500円
・普通車(国産・輸入車区別なし) 11,000円
・ツインエアコン搭載車 13,000円
という基本料金で、
あとは、不足していたガスの補充と、そして新しく補充するエアコンオイルの費用がプラスとなります。
ご希望される方にはWAKO'Sのパワーエアコンの充填ももちろん可能です。
最新ガスの1234yfにも対応していますので、
最新ガスのメンテナンス希望の方もお問い合わせ下さい。
※1234yfガスは、まだガス缶が1本10,000円近くしますので、価格設定自体を行っておりません。ご希望の方は事前にお問い合わせ下さい。
実は、更に更に凄い機能がこのPS1000DUOにはあるのです。
エアコンコンプレッサーが故障して、エアコンシステム内に大量に放出されてしまった鉄粉異物も除去する特殊機能です。
ただ、その辺りまで書き込んでいくととんでもなく長くなってしまいますので、今回のブログではここまでにします。
エアコン故障・コンプレッサー不良の方は別途お問い合わせ下さい。
凄い機能を使ってエアコンシステム内部をクリーニングする事が出来ます!!!
主催するグループ内で、ZOOMを使ったエアコン関係の勉強会も行いました。
平日の21時スタートではありましたが、30名近くの方が参加して頂け、エアコンについての知識を深めました。
独立したばっかりの、
約20年前に購入したエアコンガス真空ポンプ。
当時、ヤフオクで5万円でした。
この5万円の機械を買うのに、
本当に必要か??
5万円か・・・高いなぁ・・・
ちょっとしんどいなぁ・・・
なんて悩みに悩んで、思い切って購入した事を思い出しました。
気が付けば、ほぼ20年間、フリークでのエアコン修理に大活躍してくれました。
定期的にオイル交換していたので真空ポンプの能力は然程おちていませんが、とは言え20年前の機械。
今回、最新の機械が達成した真空レベルの凄さ・数値の高さに愕然・・・
もはやレベルが違い過ぎます。
捨てるには惜しいし勿体ないけど、
このエアポンプとゲージマニホールドを使用したエアコンガスメンテナンスでは、ガスの抜き差しの際に、ごく微量とは言え混入してしまう空気はどうしても排除し切れません。
今回の様に、不要要因を完全排除出来るものを知って、しかも導入してしまうと、今までの施工方法を取る事がお客様に対して出来ません。
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